目次
はじめに
「膵炎の犬には、どんなおやつを与えても大丈夫?」
「低脂肪のおやつなら安心して食べさせられるの?」と気になっていませんか。
愛犬が膵炎と診断され、食事の脂質を控えるように言われると、これまで与えていたおやつを続けてよいのか迷ってしまいますよね。
この記事では、膵炎の犬におすすめのおやつの種類や、低脂肪のおやつを選ぶときのポイント、与える際の注意点について順を追って解説します。
膵炎の犬におすすめの低脂肪おやつ
膵炎の犬におやつを与える場合は、脂質が少なく、消化しやすいものを選ぶことが大切です。
ここでは、膵炎の犬に適した低脂肪おやつについて解説します。
ロイヤルカナン 消化器サポート(低脂肪)トリーツ
ロイヤルカナンの消化器サポート(低脂肪)トリーツは、膵炎を含む消化器疾患の食事管理に配慮した療法食のおやつです。
脂質を100kcalあたり1.9gに制限し、消化しやすい原材料を使用しています。獣医師の指導のもと、主食のカロリーを調整して与えます。
獣医療法食評価センター -VDEC- 療法食/ペットフード+1
帝塚山ハウンドカム 膵ケアプラスクッキー
帝塚山ハウンドカムの膵ケアプラスクッキーは、低脂肪を特徴とする犬用のおやつです。
膵臓への配慮をうたった商品ですが、膵炎の治療に適した療法食とは限りません。
与える前に脂質量と原材料を確認し、獣医師に相談しましょう。
帝塚山ハウンドカム おいもの膵ケアビスケット
帝塚山ハウンドカムのおいもの膵ケアビスケットは、さつまいもを使った犬用のおやつです。
膵臓に配慮した商品として販売されていますが、膵炎の犬に適した脂質量かどうかは個別の確認が必要です。
獣医師に成分表示を見せ、与えてよいか判断してもらいましょう。
茹でたささみや白身魚などの低脂肪食材
膵炎の犬には、皮や脂身を取り除いた鶏ささみや、タラなどの低脂肪食材をおやつとして与えられる場合があります。
| 食材 | 下処理・調理方法 | 与えるときの注意点 |
|---|---|---|
| 鶏ささみ | 筋を取り除き、味付けせずに茹でる | 細かくほぐして少量を与える |
| タラ | 骨と皮を取り除き、味付けせずに茹でる | 骨の取り残しがないか確認する |
| その他の低脂肪の白身魚 | 骨と皮を取り除き、油を使わずに加熱する | 魚の種類と脂質量を確認する |
低脂肪の食材でも、与える量によって脂質の摂取量が増えます。
膵炎の重症度や治療状況によっては適さない場合もあるため、必ず獣医師に食材の種類と量を確認してから与えましょう。
膵炎の犬に適したおやつの選び方
膵炎の犬のおやつを選ぶ際は、成分表示の脂質量と原材料を確認することが大切です。
| 確認項目 | チェックするポイント | 選び方の目安 |
|---|---|---|
| 粗脂肪 | 成分表示に記載された脂質の割合 | 脂質量が少ない製品を選ぶ |
| 100kcalあたりの脂質量 | 脂質量とカロリーを確認する | 同じカロリーあたりの脂質量で比較する |
| 原材料 | 豚脂・牛脂・鶏皮などの有無 | 脂質の多い食材を多く使用した製品は避ける |
| 原材料の表示順 | 脂質の多い食材が上位にないか | 脂質の多い食材が上位にある製品は注意する |
低脂肪と表示されていても、製品によって脂質量は異なります。
膵炎の犬が避けたい脂質の多いおやつ
膵炎の犬には、脂質の多いチーズや脂身の多い肉、バターを使用したクッキーなどのおやつは避けましょう。
脂質を多く摂取すると膵臓への負担が増え、膵炎の症状が悪化するおそれがあります。
また、少量でも脂質の摂取量が増えるため、与える前に成分表示の粗脂肪や原材料を確認し、獣医師から指示された脂質制限を守ることが大切です。
膵炎の犬におやつを与えるときの注意点
膵炎の犬におやつを与える際は、獣医師が指示した量を守り、嘔吐や食欲不振などの症状がないか確認することが大切です。
| 確認項目 | 注意点 | 対応方法 |
|---|---|---|
| おやつの量 | 低脂肪でも与えすぎると脂質の摂取量が増える | 獣医師に1日の適量を確認する |
| フードとの脂質量 | おやつを追加すると1日の脂質摂取量が増える | 普段のフードと合わせて管理する |
| 嘔吐 | 膵炎が悪化している可能性がある | おやつを控えて動物病院に相談する |
| 食欲不振 | 膵炎の症状が続いている可能性がある | おやつを控えて動物病院に相談する |
症状が落ち着いていても、自己判断でおやつを追加することは避けましょう。
まとめ
膵炎の犬には、脂質量が少なく、獣医師が許可したおやつを選ぶことが大切です。
市販の低脂肪おやつや、茹でた鶏ささみ・白身魚などが選択肢になります。
おやつを選ぶ際は、成分表示の脂質量や原材料を確認し、獣医師が指示した量を守りましょう。
また、嘔吐や食欲不振がある場合はおやつを控え、動物病院へ相談してください。
膵炎の犬のおやつは、症状や治療状況に合わせて選ぶことが重要です。