はじめに
「犬がご飯をしっかり食べているのに、なぜか痩せてきた」「食欲はあるのに体重が減っているのは、病気が原因なの?」と心配になっていませんか。
いつもどおりご飯を食べているのに、抱っこしたときに体が軽く感じたり、背骨やあばら骨が目立つようになったりすると、何か異常があるのではないかと不安になりますよね。
この記事では、犬がご飯を食べているのに痩せる原因や、考えられる病気、動物病院を受診する目安について解説します。
犬がご飯を食べているのに痩せる主な原因
犬がご飯を食べているのに痩せる原因は、カロリー不足や病気による栄養の利用・吸収の問題、加齢による筋肉量の減少などに分けられます。
主な原因と確認したい症状を以下の表にまとめました。
| 主な原因 | 体重が減る理由 | 確認したい症状・変化 |
|---|---|---|
| 消費カロリーの増加 | 摂取カロリーより消費カロリーが多い | 運動量の増加 |
| 糖尿病などの病気 | 栄養をエネルギーとして十分に利用できない | 飲水量・尿量の増加 |
| 消化器の病気 | 食べた栄養を十分に消化・吸収できない | 下痢・軟便が続く |
| 寄生虫感染 | 栄養が奪われたり、腸の働きが妨げられたりする | 下痢・お腹の膨らみ |
| 加齢による筋肉量の減少 | 筋肉が減少して体重が落ちる | 背骨や腰回りの骨が目立つ |
食事量が変わっていないのに体重が減り続ける場合は、病気が隠れている可能性があります。
犬が食べているのに痩せるときの受診の目安
犬がご飯を食べていても体重が減少している場合は、体重の減り方や食欲、ほかの症状を確認することが大切です。
動物病院を受診する目安を以下の表にまとめました。
| 症状・状態 | 受診の目安 | 確認するポイント |
|---|---|---|
| 短期間で体重が大きく減った | 数週間で体重が5%以上減少したら早めに受診 | 体重5kgなら250g以上の減少 |
| 食欲があっても体重が減り続ける | 減少が続く場合は早めに受診 | 食事量と体重の変化 |
| ぐったりしている・嘔吐を繰り返す | すぐに受診 | 元気の低下・嘔吐回数・水分摂取の状態 |
特に、ぐったりしている場合や水を飲んでも吐いてしまう場合は、脱水や重い病気の可能性があるため、翌日まで待たずに動物病院を受診してください。
動物病院を受診する前に確認しておくこと
犬がご飯を食べているのに痩せる場合は、体重や食事量、飲水量、排泄の変化を記録しておくことが大切です。
受診前に確認しておきたい項目を以下の表にまとめました。
| 確認項目 | 記録する内容 |
|---|---|
| 体重の変化 | いつから何kg減少したか |
| 食事量 | フードの種類・1日に与えた量・実際に食べた量 |
| 飲水量 | 1日に飲んだ水の量(ml) |
| 排便の状態 | 排便回数・便の硬さ・下痢の有無 |
| 排尿の状態 | 排尿回数・尿量の変化 |
記録した内容を獣医師に伝えることで、体重減少の原因を調べる際の手がかりになります。
まとめ
犬がご飯を食べているのに痩せる原因には、カロリー不足や加齢による筋肉量の減少、糖尿病や消化器の病気、寄生虫感染などがあります。
短期間で体重が大きく減った場合や、痩せ続ける場合は早めに動物病院を受診しましょう。ぐったりしている、嘔吐を繰り返す場合は速やかな受診が必要です。
受診前には体重や食事量、飲水量、排泄の変化を記録し、獣医師に伝えることが大切です。