はじめに
「犬の涙やけって、ご飯を変えると本当に変わりやすくなるの?」と気になっていませんか。
毎日目元を拭いてもすぐ赤茶色になったり、写真を撮るたびに目立って見えたりすると、「フードを見直したほうがいいのかな…」と迷いますよね。
ただ、無添加・グレインフリー・涙やけ対策用など種類が多く、「結局どれを選べばいいの?」と悩む方も少なくありません。
実は、涙やけは“人気のフードに変えればすぐ改善する”というより、原材料やたんぱく源、添加物などを整理しながら、その子に合いやすいご飯を選ぶことが大切です。
この記事では、涙やけ対策でご飯を選ぶときに見たいポイントをやさしく整理しながら、比較しやすいドッグフードや選び方の違いを分かりやすく紹介していきます。
涙やけ向けドッグフードの選び方

涙やけ向けのドッグフードを選ぶときは、「涙やけ用」と書かれているかだけで判断するのではなく、原材料の内容や消化しやすさまで整理して見ることが大切です。
ここでは、涙やけ対策としてフードを選ぶときに見ておきたいポイントを順番に整理していきます。
動物性たんぱく質が主原料のフードを選ぶ
涙やけ向けのドッグフードを選ぶときは、まず原材料の最初に「鶏肉」「サーモン」「ラム」など、肉や魚が書かれているかを確認してみましょう。原材料は使用量が多い順に表示されるため、最初に動物性たんぱく質が来ているフードのほうが選びやすくなります。
また、たんぱく質が25〜30%前後あるフードは、肉や魚をしっかり使っているタイプが多い傾向があります。
反対に、小麦やとうもろこしが中心のフードでは、犬によっては消化が合わず、便の量や目元の汚れが気になりやすくなることもあります。
「最近、涙やけや毛のべたつきが気になるかも…」と感じる場合は、まず主原料を見直してみるところから始めると選びやすくなります。
鶏肉・小麦・人工添加物が多いフードは避ける
涙やけが気になる場合は、一度「鶏肉・小麦・人工添加物」が多いフードを避けてみると、原因を整理しやすくなります。
特に、原材料の前半に「小麦粉」「コーングルテン」「チキンミール」などが並んでいるフードは、犬によっては涙量や目元の赤みが気になりやすくなることがあります。
また、着色料・香料・保存料などの添加物が多いタイプより、肉や魚を中心にシンプルな原材料で作られているフードのほうが選びやすいです。
フードを変えるときは、いきなり全部切り替えるのではなく、今のご飯に少しずつ混ぜながら7〜10日ほどかけて進めると、お腹への負担も抑えやすくなります。
消化しやすく乳酸菌やオリゴ糖が入っているか確認する
涙やけ向けのドッグフードを選ぶときは、消化しやすさに加えて、乳酸菌やオリゴ糖が入っているかも確認してみましょう。
原材料欄に「乳酸菌」「ビフィズス菌」「フラクトオリゴ糖」「イヌリン」などが入っているフードは、お腹の調子に配慮されているタイプが多いです。
特に、便がやわらかい・においが強い・お腹を壊しやすい犬では、消化の負担が涙やけにつながっている場合もあります。
フードを切り替えたあとは、すぐに判断せず、2〜4週間ほど便の状態や目元の変化を見ながら続けてみると、合うか確認しやすくなります。
小型犬は粒の大きさと硬さも確認する
小型犬の涙やけ対策では、原材料だけでなく、粒の大きさや硬さも確認しておきたいポイントです。
粒が大きすぎたり硬すぎたりすると、うまく噛めずに丸飲みしやすくなり、お腹への負担につながることがあります。
特に、体重5kg前後までの小型犬なら、8〜10mm前後の小粒タイプのほうが食べやすいです。
また、涙やけがある犬は口周りの毛も汚れやすいため、食べにくいフードだと食べこぼしやべたつきが気になりやすくなります。
フードを選ぶときは、「小型犬用」「スモールブリード用」と書かれているかだけでなく、商品画像で粒サイズまで確認しておくと選びやすくなります。
目的別に厳選|涙やけにおすすめのドッグフード

涙やけ向けのドッグフードは種類が多く、「どれを基準に選べばいいのか分からない」と迷いやすいです。
ここでは、「まず試しやすいタイプ」「鶏肉が気になる犬向け」「食べムラがある犬向け」など、目的別に合いやすいフードを順番に整理していきます。
まず試したい涙やけ向けフード
涙やけ対策では、まず「原材料がシンプル」「添加物が少ない」「消化しやすい」の3つを基準に選ぶと、フードの相性を確認しやすくなります。
特に、初めて涙やけ対策フードを試す場合は、クセが強すぎず続けやすいタイプが選びやすいです。
■モグワンドッグフード
チキンとサーモンを主原料にしたグレインフリー設計で、香料・着色料を使っていないドッグフードです。
小粒寄りで小型犬でも食べやすく、涙やけ対策としてフードを見直したい犬で選ばれやすくなっています。
鶏肉アレルギーが気になる犬向けのフード
涙やけが気になる犬では、鶏肉との相性が原因で涙量や目元汚れが増えるケースもあります。
そのため、チキンを避けたい場合は、サーモンやラム中心のフードを選ぶ方法も考えやすいです。
■アランズナチュラルドッグフード ラム
ラム肉を主原料にしたシンプル設計で、動物性たんぱく源を絞りやすいドッグフードです。
グレインフリー設計で香料・着色料も不使用のため、食物アレルギーに配慮したい犬でも選ばれています。
食いつきが悪い犬でも続けやすいフード
涙やけ対策では続けやすさも大切ですが、食べないフードだと切り替え自体が難しくなります。
偏食気味の犬では、肉や魚の香りが強めで食いつき重視のタイプを選ぶ方法もあります。
■イティ(iti)ドッグフード ビーフ&イール
エアドライ製法で肉の香りが残りやすく、偏食気味の犬でも食べやすいといわれるフードです。
やわらかめのセミモイストタイプなので、小型犬や硬い粒が苦手な犬でも与えやすくなっています。
子犬やフード切り替え直後の犬向けのフード
子犬や切り替え直後は、急に高たんぱくすぎるフードへ変えると、お腹が不安定になる場合があります。
そのため、消化への配慮と食べやすさを両立したタイプから始めると切り替えしやすくなります。
■このこのごはん
小粒設計で小型犬でも食べやすく、鶏ささみや鹿肉などを使った国産ドッグフードです。
乳酸菌や青パパイヤなど消化に配慮した原材料も含まれており、初めての切り替えでも試しやすくなっています。
コスパ重視で続けやすいフード
涙やけ対策は数日で変化するとは限らないため、1〜3か月ほど続けながら様子を見ることもあります。
そのため、品質だけでなく「無理なく続けやすい価格か」も大切なポイントです。
■アカナ アダルトスモールブリード
動物性原材料を多く使いながら、プレミアムフードの中では比較的続けやすい価格帯のドッグフードです。
小粒タイプで小型犬でも食べやすく、高たんぱく設計を続けたい方にも選ばれやすくなっています。
犬のタイプ別で厳選|涙やけにおすすめのご飯

涙やけ向けのご飯を選ぶときは、「人気だから」「無添加だから」だけで決めるのではなく、犬の体質や食べ方に合わせて選ぶことが大切です。
ここでは、犬のタイプ別に「どんな特徴のフードが合いやすいのか」を順番に整理していきます。
小型犬におすすめ
小型犬は涙やけが目立ちやすく、口周りの毛も汚れやすいため、粒サイズや消化のしやすさまで確認しながら選ぶことが大切です。
特に、7〜10mm前後の小粒タイプは食べやすく、毎日続けやすくなります。
■このこのごはん
小型犬向けに作られた国産ドッグフードで、小粒設計のためチワワやトイプードルでも食べやすくなっています。
鶏ささみ・鹿肉・まぐろを使用し、涙やけや毛並みを気にする小型犬で選ばれやすいフードです。
子犬におすすめ
子犬は消化機能がまだ安定しきっていないため、急に刺激が強いフードへ変えると便がゆるくなることがあります。
そのため、栄養バランスと食べやすさを両立したタイプから始めると切り替えしやすくなります。
■アカナ パピースモールブリード
子犬向けの高たんぱく設計で、成長期に必要なたんぱく質や脂質を取りやすいフードです。
小粒タイプなので小型犬の子犬でも食べやすく、グレインフリー設計を選びたい方にも使いやすくなっています。
アレルギー体質におすすめ
涙やけがなかなか改善しない場合は、特定のたんぱく源との相性が関係しているケースもあります。
そのため、原材料がシンプルで、たんぱく源を絞りやすいフードを選ぶ方法もあります。
■アランズナチュラルドッグフード ラム
ラム肉を主原料にしたシンプル設計で、チキンを避けたい犬でも選びやすいドッグフードです。
グレインフリー設計で香料・着色料も使っておらず、アレルギーに配慮したい犬で選ばれています。
食いつきが悪い犬におすすめ
涙やけ対策では続けやすさも重要ですが、食べないフードでは切り替え自体が難しくなります。
偏食気味の犬では、香りが強めでやわらかいタイプのほうが食べやすい場合があります。
■イティ(iti)ドッグフード ラム&ベニソン
エアドライ製法で肉の香りが残りやすく、偏食気味の犬でも食べやすいといわれるフードです。
セミモイストタイプで粒も硬すぎないため、小型犬やシニア犬でも与えやすくなっています。
ご飯を変えるときの注意点

涙やけ対策でご飯を変えるときは、「すぐに全部切り替える」「数日で効果を判断する」と失敗しやすくなります。
特に、急な切り替えは下痢や食べムラにつながることがあり、涙やけも短期間では変化が分かりにくいテーマです。また、食事だけでは改善しないケースや、病院で原因確認が必要な場合もあります。
ここでは、フードを切り替えるときに押さえておきたい注意点を順番に整理していきます。
フードは7〜10日かけて切り替える
フードを変えるときは、今までのご飯に新しいフードを少しずつ混ぜながら、7〜10日ほどかけて切り替えていきます。
最初は新しいフードを2〜3割ほどから始め、便の様子を見ながら少しずつ増やすと、お腹への負担を抑えやすくなります。
特に、涙やけ向けフードは原材料や脂質量が変わることも多いため、急に全部切り替えると下痢や食べ残しにつながる場合があります。切り替え中は、目元だけでなく、便の硬さや食いつきも一緒に確認してあげると安心です。
改善するか判断するには1〜2か月続ける
涙やけは、フードを変えてすぐに大きく変化するわけではないため、1〜2か月ほど続けながら様子を見ていきます。
特に、目元の毛はすぐには生え変わらないため、数日だけでは違いを判断しにくくなります。
また、切り替え直後は便や涙の量が一時的に変わることもあります。途中でおやつやトッピングを増やすと原因が分かりにくくなるため、まずはフードを中心に続けながら、目元や便の様子をゆっくり確認していくと安心です。
改善しない・片目だけ悪い場合は病院へ行く
フードを1〜2か月ほど続けても涙やけが変わらない場合や、片目だけ涙が多い場合は、一度病院で相談してみると安心です。
特に、片側だけ症状が出ているときは、逆さまつげや鼻涙管のつまりなど、食事以外が原因になっていることもあります。
また、黄色い目やにが増える、目を気にしてこする、赤みが強いといった変化がある場合も、フードだけでは改善しにくいことがあります。目を開けづらそうにしているときは、早めに診てもらうと安心です。
まとめ
犬の涙やけ対策では、「人気だから」「涙やけ用と書かれているから」だけで選ぶのではなく、愛犬の体質や食べ方に合っているかを見ながらフードを選ぶことが大切です。
特に、主原料や添加物、粒サイズは食べやすさやお腹の状態にも関わりやすいため、無理なく続けられるかを確認しながら選ぶと失敗しにくくなります。
また、涙やけはすぐに変化が出るものではないため、フードを変えた後は焦らず1〜2か月ほど様子を見ることも大切です。便の状態や食いつきも一緒に見ながら、愛犬に合いやすいかをゆっくり確認していきましょう。
ただし、片目だけ涙が多い場合や、赤み・目やにが強い場合は、食事以外が原因のこともあります。「フードを変えても変化が少ないな」と感じたときは、無理に続けすぎず、病院で相談してみると安心です。