はじめに
「愛犬がいつも他の犬を鼻でつつくのはなぜ?」
「遊びたいだけなのか、それとも相手の犬を嫌がらせているの?」と気になっていませんか。
散歩中やドッグランで他の犬に近づくと、相手の顔や体へ鼻を何度もつけたり、つついたりする姿を見ると、相手を怒らせないか、やめさせたほうがよいのか迷ってしまいますよね。
この記事では、鼻でつつく理由や、そのときのしっぽ・耳・体の動きから気持ちを見分けるポイント、様子を見てよいケースと注意したいケースについて順を追って説明していきます。
いつも他の犬を鼻でつつく理由は?
いつも他の犬を鼻でつつく行動には、遊びに誘いたい、相手の気を引きたい、あいさつをしたいなど、いくつかの理由が考えられます。
ここでは、他の犬を鼻でつつくときに考えられる主な理由を順番に説明します。
遊びに誘っている
他の犬を鼻でつついたあとに、体を低くしたり前足を伸ばしたりする場合は、「一緒に遊ぼう」と誘っている可能性があります。
相手の犬が近づいたときに追いかけたり、楽しそうにじゃれ合ったりするようなら、遊びたい気持ちから鼻でつついていると考えられるでしょう。
鼻で軽く触れることで相手の反応を確かめながら、遊びを始めるきっかけを作っていることがあります。
相手の気を引きたい
他の犬を鼻でつついたあとに相手の顔を見たり、何度か鼻を近づけたりする場合は、相手の気を引こうとしている可能性があります。
相手が振り向いたり近づいたりすると、うれしそうに同じ行動を繰り返すこともあります。
「こっちを見てほしい」「かまってほしい」という気持ちから、鼻でそっと触れて自分の存在を知らせているのでしょう。
あいさつや様子を確認している
他の犬に近づいて鼻でつついたあと、においを嗅いだり少し距離を取ったりする場合は、あいさつをしながら相手の様子を確認している可能性があります。
鼻で触れたあとの反応を見ながら、そのまま近づいても大丈夫か、少し離れたほうがよいか判断することもあります。
相手のにおいや反応を確かめながら、無理のない距離でコミュニケーションを取ろうとしているのでしょう。
正常な行動か見分けるポイント
他の犬を鼻でつつく行動は、相手が嫌がっておらず、その後も落ち着いている場合は問題にならないことがあります。
ここでは、鼻でつつく行動をそのまま見守ってよい場合と、飼い主が止めたほうがよい場合の見分け方を説明します。
様子を見てもよいケース
鼻でつついたあとも相手の犬がその場を離れず、うなったり歯を見せたりせずに落ち着いている場合は、すぐに止めず様子を見てもよいでしょう。
相手の犬も近づいてきたり、自然ににおいを嗅ぎ合ったりしているなら、お互いにコミュニケーションを取っていると考えられます。
鼻でつつく行動だけを見て止めるのではなく、相手の犬が嫌がっていないかを確認しながら見守ってあげてください。
止めたほうがよいケース
何度も鼻でつつき、相手の犬が逃げようとしたり、体をそらしたり、うなったりしている場合は、飼い主が間に入って止めてあげましょう。
相手が離れようとしているのに追いかけて鼻でつつき続ける場合も、無理に交流を続けさせず、いったん距離を取ることが大切です。
相手の犬が嫌がる様子を見せたら早めに行動を中断し、お互いが落ち着いて過ごせるようにしてあげましょう。
まとめ
犬が鼻でグイグイしてくるときは、甘えたい、遊びたい、何かをお願いしたいなど、さまざまな気持ちが考えられます。
鼻で押す行動だけで判断せず、その前後の様子や表情も一緒に見ると、愛犬が何を伝えようとしているのか分かりやすくなるでしょう。
普段と変わらず元気に過ごしているなら、様子を見ながら優しく接してあげてください。
ただし、急に回数が増え、食欲低下や嘔吐、下痢などの変化も見られる場合は、無理に様子を見続けず動物病院へ相談すると安心です。