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犬が餌を移動して食べるのはなぜ?考えられる理由や対処法・受診の目安

はじめに

「犬が餌をくわえて、わざわざ別の場所へ移動してから食べるのはなぜ?」
「今まで食器の前で食べていたのに、急に餌を運ぶようになったけれど大丈夫?」と気になっていませんか。

ご飯を用意したあと、愛犬がフードを口にくわえて床や少し離れた場所まで運んで食べていると、食器が嫌なのか、落ち着いて食べられないのか、それとも体調に問題があるのか判断に迷いますよね。

この記事では、犬が餌を移動して食べるときに考えられる理由や家庭でできる対処法、動物病院へ相談したほうがよいケースについて、愛犬の様子を確認しながら判断できるよう順を追って説明していきます。

犬が餌を移動して食べるのはなぜ?

犬が餌をくわえて食器から離れた場所へ運ぶ行動には、安心できる場所で食べたいという本能が関係していることがあります。

ここでは、犬が餌を移動して食べる主な理由を3つに分けて説明します。

安心できる場所で食べたい本能があるため

犬が餌をくわえて移動するのは、落ち着いて食べられる場所へ食べ物を運ぼうとしていることがあります。

食器の前では食べず、少し離れた場所へ運んでから食べる場合は、そちらのほうが安心できると感じているのかもしれません。

毎回ほぼ同じ場所へ運び、その後は落ち着いて食べているなら、愛犬なりに食べやすい場所を選んでいると考えられます。

周囲の環境や食器が気になっているため

食事場所の音や人の出入り、食器の形などが気になり、餌だけをくわえて別の場所へ移動する犬もいます。

食器に顔を近づけると離れたり、餌だけ取って数歩移動してから食べたりする場合は、食事場所や食器が合っているか確認してみましょう。

静かな場所へ食器を移す、食べるときに動きにくい食器へ替えるなど、落ち着いて食べられる環境を整えてあげることも大切です。

遊びや習慣として餌を運んでいるため

餌をくわえて移動することを繰り返すうちに、いつもの食べ方として習慣になる犬もいます。

食器から餌を1粒ずつ取り出し、毎回決まった場所へ運んで食べているなら、その犬なりの食べ方として定着している可能性があります。

餌を運んだあとに転がしたり、一度口から出したりしている場合は、遊びのような感覚で楽しんでいることもあるでしょう。

犬が餌を移動して食べるのは異常?やめさせるべき?

犬が餌を移動して食べていても、元気や食欲があり、普段から同じ食べ方をしている場合は、無理にやめさせる必要はありません。

ここでは、心配しなくてもよいケースと、動物病院を受診したほうがよいケースに分けて説明します。

心配しなくてもよいケース

餌を別の場所へ運んでいても、普段どおりの量を食べており、元気や便の状態にも変化がなければ、無理にやめさせる必要はありません。

毎回ほぼ同じ場所へ運び、その後は落ち着いて食べているようなら、その犬なりの食べ方として見守ってよいでしょう。

運ぶことだけを理由に叱ったり食器の前へ戻したりせず、食事量や体調に変化がないか確認してあげてください。

動物病院を受診したほうがよいケース

これまで食器の前で食べていた犬が急に餌を運ぶようになり、食べる量まで減っている場合は、動物病院への相談を検討しましょう。

餌を口に入れても落とす、噛みにくそうにする、口元を触られるのを嫌がるといった様子がある場合も、口や歯に痛みや違和感がある可能性があります。

嘔吐や下痢、元気がないなど普段と違う様子も見られる場合は、餌を運ぶ行動だけで判断せず、早めに動物病院へ相談すると安心です。

犬が餌を移動して食べるときの対処法

犬が餌を移動して食べる場合は、まず安心して食事ができる環境になっているかを確認しましょう。

ここでは、犬が餌を移動して食べるときに飼い主ができる対処法を説明します。

落ち着いて食べられる環境を整える

犬が餌を別の場所へ運ぶ場合は、人の出入りや大きな音が少なく、ゆっくり食べられる環境を整えてあげましょう。

食事中に何度も人が横を通ったり、ほかの犬が近づいたりすると、落ち着ける場所へ餌を運ぶことがあります。

食べている間はできるだけそっと見守り、安心して食事を続けられるようにしてあげることが大切です。

食器や食事場所を見直す

食器から餌だけを取り出して運んでいる場合は、食器の形や高さ、置いている場所が合っているか確認してみましょう。

食べるたびに食器が動いたり、床に当たって音がしたりするようなら、滑りにくく安定したものへ替えることで食べやすくなる場合があります。

食事場所も人が頻繁に通るところを避け、環境を変えたあとに餌を運ぶ回数が減るか様子を見てみましょう。

無理にやめさせず様子を観察する

餌を別の場所へ運んでいても普段どおり食べられているなら、無理に食器の前へ戻したり、叱ってやめさせたりする必要はありません。

食事のたびに食べた量や運ぶ回数、その後きちんと食べられているかを確認しながら見守りましょう。

急に運ぶ回数が増えた、食べる量が減ったなどの変化があれば、食べ方だけでなく元気や体調にも変化がないか確認してあげてください。

まとめ

犬が餌を移動して食べるのは、安心できる場所を選んでいたり、食器や周囲の環境が気になっていたりすることが理由として考えられます。

普段どおり食べて元気に過ごしているなら、無理にやめさせず、愛犬が落ち着いて食べられる環境を整えながら見守ってあげましょう。

ただし、急に餌を運ぶようになり、食欲が落ちた、噛みにくそうにする、嘔吐や下痢などが見られる場合は注意が必要です。

いつもの食べ方との違いにも目を向け、気になる変化が続くときは動物病院へ相談してください。

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