目次
はじめに
「癌の愛犬にチーズを食べさせても大丈夫?」
「食欲が落ちているから、好きなチーズなら少しでも食べてくれるかも」と迷っていませんか。
いつものフードを残すようになった愛犬が、チーズには興味を示していると、少量なら与えてよいのか、それとも治療中は避けたほうがよいのか判断に困りますよね。
この記事では、癌の犬にチーズを与えてよい場合と控えたほうがよい理由、与えるときに確認したい注意点を順を追って説明していきます。
犬が癌でもチーズは食べられる
癌を患っている犬でも、体調や食事制限に問題がなければ、チーズを少量与えられる場合があります。
まずは、どのような場合なら与えられるのか、控えた方がよいのはどのようなケースなのかを確認していきましょう。
基本的には少量なら与えられる場合がある
癌を患っている犬でも、獣医師から脂肪や塩分などの食事制限を受けておらず、体調が安定していれば、チーズを少量与えられる場合があります。
はじめはひとかけら程度から試し、食べたあとに嘔吐や下痢などの変化がないか様子を見てあげましょう。
問題なく食べられる場合でも、おやつとして少量にとどめ、普段の食事に影響しないようにすることが大切です。
病状や治療内容によっては控えた方がよい
癌の状態や治療内容によって食事制限を受けている場合は、自己判断でチーズを与えず、まずは獣医師に確認しましょう。
特に脂肪や塩分を控えるよう指示されている犬では、チーズが普段の食事管理に合わないことがあります。
抗がん剤などの治療中で食事について指示を受けている場合も、愛犬の状態に合っているか担当の獣医師に相談してから取り入れると安心です。
犬が癌のときにチーズを控えた方がよい理由
癌の犬にチーズを与える場合は、食べられるかどうかだけでなく、脂肪分や塩分、普段の食事への影響も確認する必要があります。
ここでは、癌の犬にチーズを控えた方がよい主な理由を3つに分けて説明します。
脂肪分が多く体への負担になることがある
チーズは種類によって脂肪分が多いため、癌の治療中や体調が落ちている犬には負担になることがあります。
特に獣医師から脂肪を控えるよう指示されている場合は、少量であっても自己判断で与えず、事前に確認しておくと安心です。
食べたあとに下痢や嘔吐などが見られたときは、その後は与えるのを控えて動物病院へ相談しましょう。
塩分や添加物が含まれる商品もある
人用のチーズには塩分が多いものや、犬には必要のない調味料・添加物が含まれている商品もあります。
与える場合は原材料表示や栄養成分表示を確認し、味付けされたものや塩分の多いものは避けるようにしましょう。
食事制限を受けている犬であれば、愛犬の状態に合っているか担当の獣医師に相談してから選ぶことが大切です。
食事バランスが崩れる可能性がある
チーズをたくさん与えると、その分だけ普段のフードを食べる量が減り、必要な栄養を十分に摂れなくなることがあります。
喜んで食べる場合でも主食の代わりにはせず、普段の食事を優先しながら少量にとどめましょう。
チーズばかり欲しがってフードを残すようになったときは、与える量や頻度を見直してみてください。
犬が癌でもチーズを与える場合の注意点
癌の犬にチーズを与える場合は、種類や量、与えるタイミングに注意が必要です。
ここでは、チーズの選び方や与える量・頻度、投薬補助として使う際の注意点を説明します。
低脂肪で味付けのないチーズを選ぶ
癌の犬にチーズを与える場合は、できるだけ脂肪分が少なく、香辛料や調味料で味付けされていないものを選びましょう。
購入するときは原材料表示や栄養成分表示を確認し、脂質や食塩相当量を比べて選ぶことも大切です。
獣医師から脂肪や塩分を控えるよう指示されている場合は、自己判断で選ばず、与えてもよいか事前に相談してください。
与える量と頻度は少量にとどめる
チーズは主食の代わりにするのではなく、普段の食事に影響しない程度の少量にとどめましょう。
はじめて与えるときは小さくちぎったひとかけら程度から試し、食べたあとに嘔吐や下痢などの変化がないか様子を見ます。
毎日の習慣にはせず、獣医師から食事量について指示を受けている場合は、その内容を優先することが大切です。
食欲低下時や投薬補助で使う場合の注意点
食欲が落ちているときにチーズばかり与えると、普段のフードをさらに食べなくなってしまうことがあります。
薬を包むために使う場合は、錠剤が隠れる程度の少量にして、きちんと飲み込めたか確認してあげましょう。
薬によっては食べ物との組み合わせに注意が必要な場合もあるため、チーズを投薬に使ってよいか担当の獣医師に確認しておくと安心です。
犬が癌のときにチーズを与える前に知っておきたいこと
癌の犬にチーズを与える前は、商品の原材料や塩分、味付けの有無を確認することが大切です。
ここでは、チーズを選ぶ際の注意点と、主治医へ相談しながら判断するポイントを説明します。
加工チーズや塩分が多い商品は避ける
加工チーズは商品によって塩分や脂肪分が多いため、癌の犬には適さない場合があります。
選ぶときは栄養成分表示の食塩相当量などを確認し、できるだけ塩分の多い商品は避けるようにしましょう。
獣医師から塩分を控えるよう指示されている場合は、少量であっても自己判断で与えず、事前に相談することが大切です。
香辛料や味付けがされたチーズは与えない
香辛料や調味料で味付けされたチーズは避け、できるだけ原材料がシンプルなものを選びましょう。
購入するときは原材料表示を確認し、犬に与えてよいか分からない原材料が含まれている商品も選ばないほうが安心です。
愛犬に与えるのであれば、余計な味付けがされていないチーズを選ぶことが基本になります。
主治医の治療方針を優先して判断する
癌の治療中は愛犬の状態によって適した食事が異なるため、チーズを与えてよいかも主治医の治療方針に沿って判断しましょう。
食事内容や摂取量について指示を受けている場合は、その内容を優先し、自己判断でチーズを追加しないことが大切です。
投薬の補助や食欲が落ちたときに使いたい場合も、チーズの種類や量を伝えたうえで主治医に相談すると安心です。
まとめ
癌の犬でも、体調が安定していて食事制限を受けていなければ、チーズを少量楽しめる場合があります。
ただし、脂肪分や塩分を含むため、低脂肪で味付けのないものを選び、普段の食事に影響しない量にとどめましょう。
食べたあとは、嘔吐や下痢がないか、いつものフードをきちんと食べられているかも見てあげてください。
抗がん剤治療中や食事制限がある場合、投薬に使いたい場合は、愛犬の状態に合っているか主治医に確認してから取り入れると安心です。
チーズを喜んで食べるからと無理に増やす必要はありません。その日の体調や治療内容を優先しながら、愛犬が無理なく楽しめる範囲で与えてあげましょう。