目次
はじめに
「成犬になってからもドッグフードをふやかして与えて大丈夫?」
「最近カリカリを食べにくそうにしているけれど、ふやかしたほうがいいの?」と迷っていませんか。
これまでドライフードをそのまま食べていた愛犬が、粒を残したり食べるペースが遅くなったりすると、お湯でやわらかくしても問題ないのか気になりますよね。
この記事では、成犬のドッグフードをふやかすメリットや向いているケース、正しいふやかし方、与える際の注意点を紹介します。
成犬のドッグフードはふやかしたほうがいい?
成犬になると、「ドッグフードはカリカリのままでいいのか、それともふやかしたほうが食べやすいのか」と迷うことがあります。
ここでは、健康な成犬の場合と、ふやかして与えることを検討したい場合に分けて説明します。
健康な成犬は必ずふやかす必要はない
健康な成犬で、ドライフードを問題なく噛んで食べられている場合は、毎回ふやかす必要はありません。
食事中にむせたり、口から何度もこぼしたりすることがなく、普段どおり食べられているのであれば、カリカリのまま与えても問題ないでしょう。
食欲や食べ方に気になる様子がなければ、無理にふやかしたフードへ変える必要はありません。
ふやかすことが役立つ成犬のケース
ドライフードを噛みにくそうにしている場合や、普段あまり水を飲まない成犬には、フードをふやかして与える方法もあります。
ぬるま湯を加えてやわらかくすると、硬い粒が食べにくい犬でも口にしやすくなります。
また、食事と一緒に水分を取れるため、普段の飲水量が少ない犬の水分補給をサポートする方法としても取り入れられます。
成犬のドッグフードをふやかす正しい方法
成犬のドッグフードをふやかすときは、熱湯ではなく30〜40℃程度のぬるま湯を使い、食べやすい柔らかさになるまで時間を置きます。
ここでは、ぬるま湯の温度、ふやかす時間、水分の与え方を順に説明します。
30〜40℃程度のぬるま湯を使う
ドッグフードをふやかすときは、30〜40℃程度のぬるま湯を使いましょう。
熱湯は避け、手で触れたときに熱すぎないと感じるくらいの温度が目安です。
フード全体にぬるま湯が行き渡るように注ぎ、粒がしっかり水分を吸うまでそのまま置いておきます。
10〜15分ほど置いて柔らかくする
ぬるま湯を注いだら、10〜15分ほど置いてフードをやわらかくします。
時間が経ったら粒を指やスプーンで軽く押し、簡単につぶせるくらいのやわらかさになっているか確認しましょう。
中心に硬さが残っている場合は、さらに数分置き、愛犬が食べやすい状態になるまで調整します。
ふやかした水分も一緒に与える
フードをふやかしたあとに器に残った水分は、基本的に捨てずにフードと一緒に与えてかまいません。
水分にもフードの風味などが移っているため、無理に水だけを切る必要はありません。
そのまま一緒に与えることで、食事をしながら自然に水分を取ることもできます。
成犬のドッグフードをふやかすメリット・デメリット
成犬のドッグフードをふやかすと、粒が柔らかくなって食べやすくなり、食事と一緒に水分を取れるメリットがあります。
ここでは、ドッグフードをふやかすメリットとデメリットをそれぞれ説明します。
食べやすさや水分補給につながる
ドッグフードをぬるま湯でふやかすと粒がやわらかくなるため、硬いフードを食べにくそうにしている成犬でも口にしやすくなります。
また、フードと一緒に水分を取れるので、普段あまり水を飲まない犬の水分補給にも役立ちます。
食べやすさと水分補給の両方をサポートできることは、フードをふやかして与えるメリットのひとつです。
衛生管理や手間に注意が必要
一方で、ふやかしたドッグフードは水分を含んでいるため、乾いたフードよりも傷みやすくなります。
できるだけ食事の直前に1食分だけ用意し、食べ残したものは長時間置いたり、次の食事に回したりせず処分しましょう。
また、毎回ぬるま湯を用意してふやかす時間も必要になるため、カリカリのまま与える場合より準備に少し手間がかかります。
成犬のドッグフードをふやかすときの注意点
成犬のドッグフードをふやかすときは、お湯の温度と保存方法に注意が必要です。
ここでは、熱湯を避ける理由と、作り置きや食べ残しの扱いについて説明します。
熱湯を使わない
ドッグフードをふやかすときは、熱湯を避け、30〜40℃程度のぬるま湯を使いましょう。
熱すぎるお湯は、フードに含まれる熱に弱い栄養成分に影響する可能性があります。
沸かしたお湯を使う場合は、手で触れて熱くない程度まで冷ましてからフードに注ぐと安心です。
作り置きせず食べ残しは処分する
ふやかしたドッグフードは水分を含むことで傷みやすくなるため、食事のたびに必要な1食分だけ用意しましょう。
犬が口をつけた食べ残しには唾液が付着しているため、そのまま保存して次の食事に与えるのは避け、残った分は処分します。
食事が終わったら食器もきれいに洗い、次の食事まで清潔な状態を保つことが大切です。
まとめ
成犬のドッグフードは、健康で普段どおり食べられているのであれば、無理にふやかす必要はありません。
ただし、硬い粒を食べにくそうにしている場合や、水分をあまり取らない場合は、ぬるま湯でふやかすことで食べやすくなることがあります。
ふやかす場合は30〜40℃程度のぬるま湯を使い、食べる直前に1食分ずつ用意しましょう。
食べ残したものは保存せず、その都度処分することも大切です。
カリカリのまま食べるか、ふやかして与えるかは、愛犬の食べ方や体調に合わせて選んであげてください。毎日の様子を見ながら、その子が無理なく食事を楽しめる方法を取り入れていきましょう。