目次
はじめに
「鹿のひづめを犬に与えても大丈夫?」
「硬そうだけれど、歯が折れたり小さくなった欠片を飲み込んだりしない?」と気になっていませんか。
ペットショップや通販で鹿のひづめを見かけ、長く噛めるおやつとして試してみたいと思っても、実際に手にすると想像以上に硬く、安全に与えられるのか迷いますよね。
この記事では、鹿のひづめを犬に与える際に知っておきたい歯や誤飲のリスク、注意したい犬の特徴、安全に与えるためのポイントを紹介します。
鹿のひづめは犬に危険?
鹿のひづめは長く噛めるおやつとして使われますが、硬さや割れ方、与える時間によっては犬の体に負担がかかることがあります。
ここでは、鹿のひづめを犬に与える際に注意したい3つの理由を順に説明します。
硬すぎて歯が欠ける
鹿のひづめはとても硬いため、犬が奥歯で強く噛み続けると、歯に大きな負担がかかることがあります。
特に、ひづめを噛み砕こうと何度も力を入れる犬は、歯の先端が欠けたり、歯が割れたりする可能性があるため注意が必要です。
噛んでいる途中で急に口元を気にする、片側だけで噛むようになるなどの変化が見られたら、いったんひづめを取り上げて歯の状態を確認しましょう。
割れた欠片を飲み込む危険がある
鹿のひづめを噛み続けていると、端が割れて小さな欠片ができることがあります。
犬がその欠片をそのまま飲み込んでしまうと、喉や消化管に詰まるおそれがあるため、噛んでいる間は様子を見ておくことが大切です。
ひづめが割れたり、丸飲みできるほど小さくなったりした場合は、そのまま与え続けずに取り上げましょう。
長時間噛むことで食べ過ぎにつながる可能性がある
鹿のひづめを長時間噛ませていると、少しずつ表面を削り、食べる量が増えてしまうことがあります。
夢中になって噛み続ける犬もいるため、自由に与えたままにするのではなく、あらかじめ時間を決めておくと安心です。
長く噛み続けている場合は途中で取り上げ、1回に与える時間を調整しましょう。
鹿のひづめを与える場合に気をつけること
鹿のひづめを犬に与える場合は、渡したまま放置せず、噛み方やひづめの状態を確認しながら与えることが大切です。
ここでは、鹿のひづめを与えるときに飼い主が気をつけたいポイントを説明します。
噛んでいる間は飼い主が見守る
鹿のひづめを与えるときは、犬だけにしておくのではなく、飼い主さんが噛み方を確認できる場所で見守ることが大切です。
奥歯で強く噛み砕こうとしていないか、ひづめに割れや欠けができていないかを確認しながら与えましょう。
いつもより強く噛む、ひづめが割れるなどの変化が見られた場合は、その時点で取り上げてください。
小さくなったら処分する
鹿のひづめは、犬が噛み続けるうちに少しずつ削れて小さくなっていきます。
口の中に丸ごと入るほどの大きさになると、そのまま飲み込んでしまうおそれがあるため、
早めに回収することが大切です。口の中に収まりそうな大きさまで小さくなったら、再び与えずに処分しましょう。
噛む力が強い犬ほど注意する
鹿のひづめを奥歯で強く噛み砕こうとする犬は、歯に大きな負担がかかるだけでなく、ひづめが割れることもあります。
何度も力を入れて噛んだり、ひづめを砕こうとしたりする様子が見られる場合は、特に注意して見守りましょう。
強く噛み続ける場合は無理に与え続けず、途中で取り上げることも大切です。
鹿のひづめを避けた方がよい犬
鹿のひづめは硬さがあるため、犬の歯の状態や食べ方によっては与えない方がよい場合があります。
ここでは、鹿のひづめを避けた方がよい犬の特徴について説明します。
歯が弱い犬や歯を傷めた経験がある犬
歯が弱っている犬や、過去に硬いおやつを噛んで歯が欠けたり割れたりしたことがある犬には、鹿のひづめを与えない方が安心です。
鹿のひづめはとても硬いため、奥歯で強く噛むことで歯に大きな負担がかかることがあります。
一度歯を傷めた経験がある場合は、同じような硬いものは避け、歯に負担の少ないおやつを選んであげましょう。
硬いものを丸飲みする傾向がある犬
硬いものでも十分に噛まず、そのまま飲み込もうとする犬には、鹿のひづめを与えない方が安心です。
噛んでいる途中で割れた欠片や、小さくなったひづめを丸飲みすると、喉や消化管に詰まるおそれがあります。
普段からおやつをあまり噛まずに飲み込む傾向がある場合は、鹿のひづめを避け、その犬に合ったおやつを選びましょう。
鹿のひづめを食べた後に確認したい異変
鹿のひづめを食べた後は、普段どおり過ごしているかだけでなく、口の中や体調に変化が出ていないか確認することが大切です。
ここでは、鹿のひづめを食べた後に確認したい異変について説明します。
歯の欠けや口を気にする様子がある
鹿のひづめを噛んだ後は、歯の先端が欠けていないか、口元にいつもと違う変化がないかを確認しておきましょう。
前足で何度も口を触る、食べ物を片側だけで噛む、口元を触られるのを嫌がるといった様子がある場合は、歯や口の中を傷めている可能性があります。
歯の欠けが見つかった場合や、口を気にする様子が続いている場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。
吐く・元気がない場合は相談する
鹿のひづめを食べた後に吐いたり、元気がなく横になったまま動こうとしなかったりする場合は、そのまま長く様子を見続けないことが大切です。
特に、ひづめの欠片を飲み込んだ可能性がある場合は、そのことも伝えたうえで動物病院へ相談しましょう。
吐いた回数や時間、元気がなくなったタイミングなどを確認しておくと、受診した際に状況を伝えやすくなります。
まとめ
鹿のひづめは長く噛めるおやつですが、とても硬いため、歯が欠けたり割れた欠片を飲み込んだりするおそれがあります。
特に、強く噛み砕く犬や歯を傷めた経験がある犬には、無理に与えない方が安心です。
与える場合はそばで見守り、噛み方やひづめの状態をこまめに確認しましょう。小さくなったら早めに回収し、食べた後も口元や体調に変化がないか見てあげてください。
鹿のひづめが愛犬に合うかどうかは、噛む力や食べ方、歯の状態によって異なります。安全に楽しめるかを考えながら、愛犬に合ったおやつを選んであげましょう。