目次
はじめに
「犬が餌皿を何度もひっくり返すのはどうして?」
「せっかく用意した餌を床にこぼしてしまうけれど、食事や体調に問題があるの?」と気になっていませんか。
餌を入れた直後に前足や鼻で皿を動かしたり、食べる前に器ごと倒したりする様子が続くと、叱ったほうがよいのか、そのまま見守ってよいのか迷いますよね。
この記事では、犬が餌皿をひっくり返す主な原因と、餌をこぼしにくくするために今日からできる対処法について、順を追って説明していきます。
犬が餌皿をひっくり返す主な理由は?
犬が餌皿をひっくり返す行動には、遊びや興奮、飼い主への要求など、犬自身の行動が関係している場合があります。
ここでは、犬が餌皿をひっくり返す主な理由と、わざと倒している場合と偶然倒している場合の見分け方について説明します。
遊びや興奮で餌皿をひっくり返している
犬が餌皿を前足で押したり、鼻先で持ち上げたりする場合は、餌皿を遊び道具のように扱っていることがあります。
特に、倒した後も何度も触ったり追いかけたりする様子があれば、遊びや興奮からひっくり返している可能性があります。
飼い主の気を引きたい・要求を伝えたい
餌皿をひっくり返した直後に飼い主を見たり、近づくまで同じ行動を繰り返したりする場合は、反応を求めていることがあります。
倒すたびに声をかけたり餌を入れ直したりすると、「倒せば反応してもらえる」と覚えることもあるため、前後の行動も確認してみましょう。
餌皿が軽い・滑りやすく倒れやすい
軽い餌皿や底が滑りやすいものは、食べているときに鼻や口が当たるだけでも動いてしまいます。
食事中に餌皿が少しずつ移動してから倒れている場合は、犬がわざとひっくり返しているのではなく、餌皿の重さや滑りやすさが原因かもしれません。
わざとひっくり返している場合と偶然倒している場合の見分け方
前足で何度も押す、鼻先を餌皿の下に入れて持ち上げる、倒した後も追いかける場合は、意図的に動かしている可能性があります。
一方、普通に食べている途中で餌皿が滑り、鼻や口が縁に当たったときだけ倒れるのであれば、偶然ひっくり返っている可能性が高いでしょう。
犬が餌皿をひっくり返すときの対処法
犬が餌皿をひっくり返すときは、まず遊びや要求による行動なのか、餌皿の軽さや滑りやすさが原因なのかを確認し、原因に合わせて対応を変えることが大切です。
ここでは、餌皿の見直し方や犬への接し方、遊びや運動時間の調整について説明します。
原因に合わせて対応を変える
餌皿をひっくり返すときは、まず食事中の様子を見て原因を確認しましょう。
遊びや飼い主への要求で動かしている場合と、食べている途中に餌皿が滑って倒れる場合では、適した対応が異なります。
重く滑りにくい・固定できる餌皿へ見直す
食事中に餌皿が動いてしまう場合は、重さがあり、底に滑り止めが付いたものへ交換してみましょう。
台に固定できるタイプも、鼻や口が当たったときの移動や転倒を防ぎやすくなります。
反応しすぎず落ち着いて対応する
犬が餌皿をひっくり返しても、大きな声を出したり、慌てて駆け寄ったりするのは避けましょう。
飼い主が毎回大きく反応すると、「餌皿を倒せば構ってもらえる」と覚えることがあるため、できるだけ落ち着いて対応します。
遊びや運動の時間を見直す
餌皿を前足で押したり鼻で動かしたりして遊んでいる場合は、普段の遊びや運動が足りているか見直してみましょう。
犬の年齢や体力に合わせて散歩や飼い主と遊ぶ時間を作り、食事以外で十分に体を動かせる機会を設けることが大切です。
こんな場合は原因を確認しよう
これまで問題なく餌を食べていた犬が急に餌皿をひっくり返すようになった場合は、行動の変化が起きた時期や食事中の様子を確認することが大切です。
ここでは、急に餌皿をひっくり返すようになった場合と、食欲不振や元気の低下などが同時に見られる場合について説明します。
急に餌皿をひっくり返すようになった
これまで問題なく食べていた犬が急に餌皿をひっくり返すようになった場合は、行動が始まった時期や食事中の様子を確認しましょう。
以前にはなかった行動が何度も続くときは、食欲や食べ方などに変化がないかも一緒に見ておくことが大切です。
食欲不振や元気がないなどほかの症状もある
餌皿をひっくり返すだけでなく、餌を残す、普段より元気がないなどの変化が見られる場合は、体調にも注意が必要です。
食欲不振や元気の低下が続いているときは、ひっくり返す行動だけで判断せず、動物病院へ相談しましょう。
まとめ
犬が餌皿をひっくり返すときは、遊びや要求だけでなく、餌皿の軽さや滑りやすさが原因になることもあります。
まずは食事中の様子を見て、原因に合った方法で対応しましょう。
餌皿を見直したり、落ち着いて対応したりしながら、愛犬が食べやすい環境を整えることが大切です。
ただし、急な行動の変化に加えて食欲や元気がない場合は、動物病院へ相談してください。