目次
はじめに
「犬がアキレスを食べたあとに吐いたけれど、このまま様子を見ても大丈夫?」
「吐いたものにアキレスが混じっていない場合は、動物病院へ連れて行ったほうがいい?」と不安になっていませんか。
おやつとして与えたアキレスを勢いよく飲み込んだあと、急に吐いたり、何度も吐こうとしたりすると、胃の中に残っているのではないかと心配になりますよね。
この記事では、アキレスを食べて吐く主な原因、自宅で確認するポイント、動物病院へ行く目安まで順を追って説明していきます。
犬がアキレスを食べて吐いたときにまず確認したいことは?

犬がアキレスを食べたあとに吐いた場合は、嘔吐の回数や吐いたもの、食後の体調を確認します。
大きなアキレスを丸飲みしていた場合は消化管に詰まるおそれがあるため、食べた大きさや量も確認することが大切です。
1回だけ吐いたのか?何度も吐いているのか?を確認する
アキレスを食べたあとに吐いた場合は、まず嘔吐した回数を確認します。
1回だけで落ち着いているのか、短時間に2回、3回と繰り返しているのかを見ておきましょう。
何度も吐いている場合は、吐いた時刻と回数を記録しておくと受診時にも役立ちます。
吐いたものにアキレスが残っているか確認する
犬が吐いたあとは、吐いたものにアキレスが含まれているか確認します。
そのままの形で出ているのか、一部だけなのか、まったく見当たらないのかを見ておきましょう。
食べた量より吐き出した量が少ない場合は、一部が胃や腸に残っている可能性もあります。
元気・食欲・水分摂取・便の状態を確認する
嘔吐後は、普段どおり動けているか、ご飯や水を口にできるか、便が出ているかを確認します。
水を飲んだあとに再び吐く、食欲がない、便が出ないなど、普段と違う様子がないか見ておきましょう。
気になる変化があれば、いつから始まったのかも記録します。
大きなアキレスを丸飲みしていないか確認する
犬がアキレスを噛み切らず、大きなまま飲み込んでいなかったかも確認します。
与えたアキレスの大きさや食べた量と、吐いたものに残っていた量を照らし合わせてみましょう。
大きなまま丸飲みしていた場合は、消化管に残ったり詰まったりする可能性があります。
犬がアキレスを食べて吐く主な原因
犬がアキレスを食べたあとに吐く原因には、アキレスの硬さや大きさ、食べる量や速さなどが関係しています。
嘔吐の原因が必ずしもアキレスとは限らないため、食べ方や量だけで原因を決めず、ほかの可能性も含めて確認することが大切です。
硬く消化しにくいアキレスが胃に負担をかけた
犬用のアキレスは硬く、十分に噛まずに飲み込むと、消化に時間がかかることがあります。
大きなアキレスが胃に残ることで刺激となり、吐いてしまう場合もあります。
食べたときの大きさや、どの程度噛んでいたかを確認しておきましょう。
大きな塊を飲み込んだ・早食いした
アキレスを十分に噛まず、大きな塊のまま飲み込むと、胃が刺激されて吐くことがあります。
早食いをしていた場合も、大きなまま飲み込んでいる可能性があるため、食べていたときの様子を振り返ってみましょう。
一度に多く食べたことで胃腸に負担がかかった
アキレスを一度に多く食べると、消化に時間がかかり、胃腸への負担から吐くことがあります。
普段より多く与えていなかったかを振り返り、食べた本数やおおよその量を確認しておきましょう。
アキレス以外の原因で吐いている可能性もある
アキレスを食べたあとに吐いても、必ずしもアキレスが原因とは限りません。
食べる前から元気や食欲に変化がなかったか、下痢などほかの症状が出ていないかも確認しましょう。
アキレスを食べたことだけで原因を決めず、犬の様子を全体的に見ることが大切です。
アキレスを食べて吐いたときの自宅での対処法
犬がアキレスを食べて吐いたあとは、すぐに追加のおやつや食事を与えず、吐き気が続いていないか確認します。
動物病院へ相談する場合に経過を伝えられるよう、吐いた回数や時刻、吐いたものの内容を記録しておくことも大切です。
吐いた直後はアキレスやおやつを与えない
犬がアキレスを食べて吐いた直後は、追加のアキレスやほかのおやつを与えず、様子を見ます。
すぐに食べ物を与えると胃が刺激され、再び吐いてしまうことがあるためです。
その後も吐き気や嘔吐が続いていないか確認しましょう。
水を飲めるか確認する
嘔吐後は、一度にたくさん飲ませるのではなく、少量の水を与えて様子を見ます。
飲んだあとに再び吐かないかを確認し、水を飲むたびに吐いてしまう場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。
その後の体調を見ながら食事を再開する
嘔吐が止まり、元気や食欲が戻ってきたら、体調を見ながら食事を再開します。
最初から普段どおりの量を与えず、少量から食べさせて再び吐かないか確認しましょう。
問題がなければ、様子を見ながら少しずつ普段の食事量へ戻します。
吐いた回数や内容を記録しておく
犬が吐いたら、嘔吐した時刻や回数、吐いたものの内容を記録しておきます。
アキレスが含まれていた場合は、吐き出した量や大きさも確認しておくとよいでしょう。
その後に再び吐いた場合も記録しておくと、動物病院へ相談するときに経過を伝えやすくなります。
アキレスを食べて吐いた犬を病院へ連れて行く目安
犬がアキレスを食べて吐いた場合は、吐いた回数だけでなく、その後の元気や食欲、水を飲めるかなどを確認して受診の必要性を判断します。
大きなアキレスを丸飲みした可能性がある場合や呼吸の異常が見られる場合は、様子を見続けず動物病院へ連絡することが大切です。
1回だけ吐いて元気がある場合
1回だけ吐いたあとに嘔吐を繰り返さず、普段どおり元気があり、水も飲めている場合は様子を見ます。
食欲や便にも変化がなく、その後も吐かなければ経過を見られることがあります。
再び吐いた場合は、時刻や回数を記録して受診を検討しましょう。
何度も吐く・水を飲んでも吐く場合
短時間に何度も吐いたり、水を飲んでもすぐに吐いたりする場合は、動物病院へ連絡します。
水分を保てない状態が続くと脱水につながることもあるため、吐いた回数や時刻を伝えて受診について相談しましょう。
元気がない・食べない・腹部を痛がる場合
吐いたあとに元気がない、食事を口にしない、お腹を触られるのを嫌がる場合は、動物病院へ相談します。
アキレスが胃や腸に残っている可能性もあるため、嘔吐だけでなく普段と違う様子がないか確認しましょう。
大きな塊を丸飲みした可能性がある場合
アキレスを十分に噛まず、大きな塊のまま飲み込んだ可能性がある場合は、動物病院へ連絡します。
消化管に詰まることもあるため、与えたアキレスの大きさや食べた量、吐いたものに含まれていたかを伝えましょう。
呼吸がおかしいなど緊急性が高い場合
呼吸が苦しそう、呼吸音がおかしい、舌や歯ぐきが青紫色になっている場合は、すぐに動物病院を受診します。
アキレスが喉や気道を塞いでいる可能性もあるため、呼吸に異常が見られたときは自宅で様子を見続けないようにしましょう。
アキレスを吐いたあとに再び与えても大丈夫?
犬がアキレスを食べて吐いたあとは、嘔吐が止まり、食欲や元気などが普段の状態に戻るまでは再び与えないようにします。
アキレスを丸飲みしたり早食いしたりする犬では、飼い主が見守れる状況で与えるなど、食べ方に合わせた工夫が必要です。
体調が戻るまではアキレスを与えない
アキレスを食べて吐いたあとは、嘔吐が止まり、食欲や元気が普段の状態に戻るまで与えないようにします。
吐かなくなっても食欲が十分に戻っていない場合は再開せず、普段どおり食事ができるようになってから判断しましょう。
再び与える場合はサイズや硬さを見直す
体調が戻ってから再び与える場合は、アキレスのサイズや硬さを見直します。
犬が無理なく噛めるか、大きな塊のまま飲み込む心配がないかを確認し、噛みにくそうなものは避けましょう。
丸飲みや早食いをする犬には与え方を工夫する
丸飲みや早食いをしやすい犬には、飼い主が食べ終わるまで見守れる状況で与えます。
大きな塊を飲み込もうとする様子が見られたら、そのまま食べ続けさせず、安全に食べられるか確認しながら与えましょう。
まとめ
犬がアキレスを食べて吐いた場合は、吐いた回数や内容だけでなく、元気・食欲・水分摂取・便の状態まで確認することが大切です。
1回だけ吐いてその後は普段どおり過ごしている場合は経過を見られることがありますが、何度も吐く、水を飲んでも吐く、元気がない、腹部を痛がる場合は動物病院へ相談しましょう。
大きなアキレスを丸飲みした可能性がある場合や、呼吸が苦しそう、舌や歯ぐきが青紫色になっている場合は、長時間様子を見ず速やかに受診します。
嘔吐後は体調が普段の状態に戻るまでアキレスを与えず、再開する場合もサイズや硬さ、丸飲みしない食べ方を確認してください。