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犬が餌を鼻で押す理由とは?心配しなくてよいケースと注意したいサイン

はじめに

「犬が餌を食べずに鼻で押すのはどうして?」
「何度もフードを動かしているけれど、体調が悪いの?」と気になっていませんか。

いつもはすぐに食べる犬が、器に鼻を入れて餌を押したり、床に落としたりする様子を見ると、そのまま見守ってよいのか迷いますよね。犬が餌を鼻で押す行動には、食べ物を隠そうとする習性や、今は食べたくないという意思が関係していることがあります。

この記事では、犬が餌を鼻で押す主な理由から、心配しなくてよいケース、食欲や体調を確認したいサインまで順を追って説明していきます。

犬が餌を鼻で押す理由は?

犬が餌を鼻先で押したり、器の周りを何度も鼻で動かしたりする行動には、いくつかの理由が考えられます。

ここでは、犬が餌を鼻で押す主な理由をそれぞれ説明します。

餌を隠そうとする本能による行動

犬が餌を鼻で押すのは、食べ物をすぐに食べず、隠して残しておこうとする行動の一つです。

鼻先で餌や器の周りを押し、別の場所へ移したり何かをかぶせたりするような仕草を見せることがあります。

餌を食べずに何度も鼻で押している場合は、隠そうとしている可能性があります。

後で食べたい・満腹なときにも見られる

餌を鼻で押すのは、その時点ではあまりお腹が空いておらず、後で食べようとしている場合もあります。

直前に食事やおやつを食べていると、餌に口をつけず、鼻先で動かすだけになることがあります。

時間を置いてから食べ始めるようであれば、すぐに食べたい気分ではなかったと考えられます。

食事環境や気分が影響していることもある

器の置き場所や周囲の音など、食事環境が気になって餌を鼻で押すこともあります。

食事場所を変えた直後や落ち着かない環境では、すぐに食べず、器や餌を鼻先で動かす場合があります。

また、そのときの気分によって同じような行動を見せることもあります。

犬が餌を鼻で押くときに心配しなくてよいケース

犬が餌を鼻で押していても、その後は普段どおり食べており、元気や食欲に変化がなければ、すぐに心配する必要がない場合があります。

ここでは、犬が餌を鼻で押していても心配しなくてよいケースについて説明します。

普段どおり食べて元気がある

餌を鼻で押していても、その後に普段と同じ量を食べ、元気に歩いたり遊んだりしている場合は、それほど心配する必要はありません。

食欲や活動量に変化がなければ、鼻で押す行動だけで体調不良と判断せず、いつもと違う様子がないか見守りましょう。

時間を置いて食べる習慣がある

餌を出してすぐには食べず、鼻で押してから時間を置いて食べる犬もいます。

普段から同じような食べ方をしており、最終的にいつもの量を食べている場合は、その犬なりの食事習慣と考えられます。

食べ始めるまでの時間や残す量に、大きな変化がないか確認しておきましょう。

犬が餌を鼻で押すときに注意したいサイン

犬が餌を鼻で押すだけでなく、ほとんど食べない状態が続いている場合は、食欲の変化に注意が必要です。

ここでは、犬が餌を鼻で押すときに注意したいサインについて説明します。

食べない状態が続く

餌を鼻で押すだけで口をつけず、食べない状態が続いている場合は注意が必要です。

いつもより食べる量が明らかに少ない、複数回の食事をほとんど食べないといった変化が見られる場合は、単なる癖と考えず様子を確認しましょう。

食欲が戻らない場合は、動物病院へ相談してください。

「どのくらい食べなかったら病院へ行くべき?」と迷う場合は、犬がご飯を食べないときの受診目安や、自宅で確認したいポイントもあわせて確認しておきましょう。
▶犬がご飯を食べないのはなぜ?考えられる原因と病院へ行く目安を解説

元気がない・嘔吐などほかの症状がある

餌を鼻で押すだけでなく、普段より元気がない、呼びかけへの反応が弱い、嘔吐するといった症状がある場合も注意が必要です。

食欲の低下とほかの症状が一緒に見られる場合は、食べ方の癖だけとは考えず、症状が続いたり嘔吐を繰り返したりするときは動物病院へ相談しましょう。

餌を食べないだけでなく嘔吐も見られる場合は、様子を見てもよいケースと早めに受診したほうがよい症状を確認しておくと安心です。
▶犬がご飯を食べないで吐くのはなぜ?原因と受診の目安を解説

犬が餌を鼻で押すときの対処法

犬が餌を鼻で押してすぐに食べない場合は、無理に口へ運んだり、何度も食べるよう促したりせず、その後の様子を確認することが大切です。

ここでは、犬が餌を鼻で押すときの対処法について説明します。

無理に食べさせず様子を見る

犬が餌を鼻で押して食べないときは、何度も口元へ運んだり、無理に口へ入れたりせず、自分から食べ始めるか様子を見ましょう。

食べ始めるまでの時間や食べた量を確認し、時間を置けば普段どおり食べるようであれば、そのまま見守ります。

食事環境や食べ残しの管理を見直す

落ち着いて食べられない様子がある場合は、人の出入りや大きな音が少ない場所に器を置き、食事中はなるべく場所を変えないようにします。

食べ残した餌は長時間置いたままにせず、毎回同じ場所や時間帯に用意するなど、落ち着いて食べられる環境を整えましょう。

まとめ

犬が餌を鼻で押すのは、餌を隠そうとする習性や満腹感などが関係していることがあります。

普段どおり食べて元気があるなら、無理に食べさせず、その子のペースを見守ってあげましょう。

ただし、食べない状態が続く、元気がない、嘔吐するといった変化がある場合は注意が必要です。

食欲や体調も一緒に確認し、気になる様子が続くときは動物病院へ相談しましょう。

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