目次
はじめに
「犬のおやつにひづめを与えても大丈夫?」
「硬いひづめを噛ませると、歯が折れたり飲み込んだりしない?」と気になっていませんか。
ペットショップや通販で犬用のひづめを見かけても、長く噛めそうだから与えてみたいと思う一方で、硬さや大きさを見て安全なのか迷いますよね。
この記事では、犬にひづめを与える前に知っておきたい注意点や、与える際に確認したいこと、安全を考えた与え方について紹介します。
犬のおやつにひづめを与えても大丈夫?

犬用のひづめは、噛むおやつとして販売されていますが、どの犬にも同じように与えられるわけではありません。
ここでは、犬用ひづめをおやつとして与える際に知っておきたい注意点と、与える前に確認したい愛犬の状態について説明します。
犬用ひづめは与えられるおやつ
犬用として販売されているひづめは、噛んで楽しむおやつとして愛犬に与えることができます。
ただし、ひづめは指で押してもへこまないほど硬く、強い力で噛み続けると歯が欠けたり折れたりすることがあります。とくに奥歯で噛み砕こうとしている場合は、そのまま与え続けず、一度取り上げるようにしましょう。
与えている間は目を離さず、どのように噛んでいるか見守ることが大切です。
ひづめを与える前に愛犬の状態を確認する
ひづめを与える前には、愛犬の年齢だけでなく、歯や口の中の状態も確認しておきましょう。
乳歯が残っている子犬や歯が弱くなっているシニア犬、歯の欠けやぐらつきが見られる犬には、硬いひづめは避けたほうが安心です。
口の中に気になる変化がなく、普段のフードもしっかり噛んで食べられているかを確認したうえで、ひづめを与えるか判断しましょう。
犬のおやつでひづめが選ばれる理由
犬用のひづめは、一般的なおやつよりも硬く、すぐに食べ終わりにくいことから、噛む時間を長く楽しめるおやつとして選ばれています。
ここでは、ひづめが長く噛みやすい理由と、噛む時間を楽しむためのおやつとして使われている理由について説明します。
長く噛めるため夢中になりやすい
犬用のひづめはとても硬く、少し噛んだだけではすぐに小さくならないため、繰り返し噛んで楽しめるおやつです。
噛むことが好きな犬の場合は、前歯や奥歯を使いながら夢中になり、なかなか口から離さないこともあります。
短時間で食べ終わるおやつとは違い、何度も噛む動作を楽しめることが、犬が夢中になりやすい理由のひとつです。
噛む時間を楽しめるおやつとして使われている
ひづめはすぐに食べ切るというよりも、時間をかけて噛むことを楽しむおやつとして使われています。
犬はひづめをくわえたまま、噛む場所を変えたり持ち直したりしながら、自分のペースで楽しむことができます。
そのため、噛むことが好きな犬に、しばらく噛んで過ごせるおやつとして選ばれることがあります。
犬にひづめを与えるときの注意点
犬用のひづめは硬く、長く噛める一方で、与え方によっては歯を傷めたり、小さくなった部分を飲み込んだりするおそれがあります。
ここでは、歯が欠けるリスクや丸飲みを防ぐための注意点、与えている間に確認したい犬の様子について説明します。
硬すぎるため歯が欠ける
ひづめは指で押してもへこまないほど硬いため、犬が奥歯で強く噛むと歯に大きな負担がかかります。
とくに、ひづめを噛み砕こうとして同じ場所を何度も強く噛んでいると、歯が欠けたり折れたりすることがあります。
奥歯に力を入れて噛み続けている場合は、無理に続けさせず、一度ひづめを回収するようにしましょう。
小さくなったひづめは丸飲みに注意する
ひづめを長く噛んで小さくなってくると、犬が噛まずにそのまま飲み込んでしまうことがあります。
ひづめ全体が口の中に入るほどの大きさになったら、丸飲みしてしまう前に回収することが大切です。
最後まで噛ませようとせず、口の中に収まりそうな大きさになる前に与えるのをやめましょう。
ひづめを飲み込んでしまった場合の対処や受診の目安が気になる方は、こちらも確認しておきましょう。
▶犬がおやつを丸飲みしたときはどうする?対処法と注意したい症状
与えている間は犬の様子を確認する
ひづめを与えている間は犬だけにせず、どのように噛んでいるかや、ひづめの大きさをこまめに確認しましょう。
奥歯で強く噛み砕こうとしていないか、欠けた部分をそのまま飲み込もうとしていないかを見ながら与えることが大切です。
噛む力が強くなった場合や、ひづめが口の中に入るほど小さくなった場合は、その時点で回収しましょう。
犬にひづめを与えるときの正しい与え方
犬にひづめを初めて与える場合は、長時間噛ませ続けるのではなく、短い時間から試して食べ方を確認することが大切です。
ここでは、ひづめを与え始めるときの時間の考え方と、食べ方や体調を確認しながら与える方法について説明します。
最初は短時間から与えて様子を見る
初めてひづめを与えるときは、最初から長時間噛ませるのではなく、5〜10分程度を目安に様子を見ましょう。
その間は犬のそばで見守り、ひづめを強く噛み砕こうとしていないか、欠けた部分をそのまま飲み込もうとしていないかを確認します。
時間がたったら一度回収し、安全に噛めていたかを確認したうえで、次も与えるか判断すると安心です。
食べ方や体調の変化を確認する
ひづめを与えている間は、奥歯で強く噛み続けていないか、小さく欠けた部分を飲み込んでいないかを確認しながら見守りましょう。
与えた後も、口元を前足で気にする、いつものフードを食べにくそうにするなど、普段と違う様子がないか確認することが大切です。
便の状態や食欲にも変化がないかを見て、気になる様子があれば次に与えるのは控えましょう。
ひづめを与えないほうがいい犬のケース
ひづめは硬さがあるため、犬の年齢や歯の状態、噛み方によっては与えないほうがよい場合があります。
ここでは、ひづめを控えたほうがよい犬の状態や食べ方について説明します。
歯が弱い犬やシニア犬は注意する
歯が欠けている、ぐらついている、すり減っているなどの状態が見られる犬には、硬いひづめを与えるのは控えましょう。
シニア犬の場合も年齢だけで判断せず、口の中を見て歯の状態を確認してから与えることが大切です。
普段のフードを噛みにくそうにしていたり、硬いものを避ける様子があったりする場合は、無理にひづめを与えないようにしましょう。
噛む力が強い犬は食べ方を確認する
ひづめを奥歯で強く挟み、噛み砕こうとする犬の場合は、どのように噛んでいるかをよく確認しましょう。
同じ場所を何度も力強く噛んだり、ひづめを割ろうとしたりすると歯に大きな負担がかかるため、そのような様子が見られたら回収します。
与えるたびに強く噛み砕こうとする犬には、ひづめ以外のおやつを選ぶことも検討しましょう。
ひづめ以外にどんなおやつを選べばよいか迷う場合は、噛み方に合った選び方も確認しておくと安心です
▶噛む力が強い犬のおやつはどう選ぶ?硬さや大きさの選び方
過去におやつでトラブルがあった犬は慎重に判断する
過去に硬いおやつを噛んで歯が欠けたことがある犬や、小さくなったおやつを丸飲みしたことがある犬には、ひづめを与えるか慎重に判断しましょう。
強く噛み砕く癖がある場合や、口に入る大きさになると飲み込んでしまう場合は、同じようなトラブルにつながる可能性があります。
一度でもこうした経験がある場合は無理に与えず、愛犬に合った別のおやつを選ぶと安心です。
まとめ
犬用のひづめは長く噛んで楽しめる一方、硬さによって歯を傷めたり、小さくなった部分を飲み込んだりするおそれがあります。
与えるときはそばで様子を見て、強く噛み砕く場合や小さくなった場合は早めに回収しましょう。
歯が弱っている犬やシニア犬には無理に与えず、愛犬の年齢や歯の状態、普段の噛み方に合わせて安全に楽しめるおやつを選ぶことが大切です。