目次
はじめに
「犬のトレーニングには、どんなトリーツを使えばいいの?」
「何度もご褒美をあげるなら、量やカロリーも気をつけたほうがいい?」と迷っていませんか。
おすわりや待て、呼び戻しなどの練習でトリーツを使いたくても、大きすぎて食べるのに時間がかかったり、何回も与えるうちに量が増えたりすると、どれを選べばよいのか悩みますよね。
この記事では、犬のトレーニングに使いやすいトリーツの選び方や与え方、おすすめの特徴について紹介します。
トレーニング用トリーツとは?

トレーニング用トリーツは、「おすわり」「待て」「呼び戻し」などができた直後に、ご褒美として与えるおやつです。
ここでは、トレーニング用トリーツがご褒美に向いている理由と、普段のおやつとの違いを解説します。
トレーニング用トリーツがご褒美に向いている理由
トレーニング用トリーツは、できた直後にすぐご褒美を与えられるよう、1回で食べ切れる小さなサイズのものが向いています。
食べるのに時間がかからないため、練習の流れを止めにくく、食べ終わったらそのまま次の練習へ移りやすいのも特徴です。
また、手元からサッと取り出して与えやすいため、上手にできたタイミングを逃さず褒めてあげられます。
普段のおやつとの違い
トレーニング用トリーツは、練習中に何度もご褒美として使うことを考えて、小さく分けやすく、短時間で食べられるものを選びます。
一方、普段のおやつは間食として楽しんだり、ゆっくり噛んで過ごしたりする目的でも使われるため、必ずしも小さなサイズである必要はありません。
そのため、トレーニングで使う場合は、愛犬が喜んで食べることに加えて、繰り返し与えやすい大きさや形状かどうかも確認して選びましょう。
トレーニングにおすすめの犬用トリーツの選び方
トレーニング用の犬用トリーツは、犬が喜ぶかどうかだけでなく、練習を止めずに繰り返し与えやすいものを選ぶことが大切です。
ここでは、トレーニングに使いやすい犬用トリーツを選ぶときのポイントを解説します。
小粒で素早く食べられるものを選ぶ
トレーニングでは、1回で口に入れやすく、数秒ほどで食べ切れる小粒のトリーツを選ぶと使いやすいです。
大きくて何度も噛む必要があるものは、食べ終わるまで練習が止まり、次の指示へ移りにくくなることがあります。
愛犬の口の大きさに合わせて、無理なくすぐに食べ切れるサイズを目安に選びましょう。
高嗜好性で犬が喜ぶものを選ぶ
トレーニングのご褒美には、愛犬が「また食べたい」と感じるような、食いつきのよいトリーツを選ぶことも大切です。
与えても口から出してしまったり、食べ始めるまでに時間がかかったりするものは、ご褒美として十分な反応を得られないことがあります。
まずは少量を試し、すぐに食べて次も欲しがるようなものを見つけてあげましょう。
持ち運びやすく与えやすいものを選ぶ
トレーニング用には、ポーチや容器から1粒ずつサッと取り出せて、必要なタイミングですぐに与えられるトリーツが便利です。
手に強くべたついたり、持ち運んでいる間に崩れやすかったりするものは、練習中に扱いにくく感じることがあります。
散歩中にも使う場合は、小さな容器やトリーツポーチに必要な量を入れて持ち歩きやすいサイズや形状を選びましょう。
愛犬の年齢・サイズ・アレルギーに合ったものを選ぶ
トリーツを選ぶときは、パッケージに記載されている対象年齢を確認し、子犬・成犬・シニア犬など愛犬の年齢に合ったものを選びます。
あわせて、口の大きさや噛む力に合っているかを確認し、無理なく1回で食べ切れるサイズを選ぶことも大切です。
食物アレルギーがある場合は原材料表示もしっかり確認し、原因となる食材が含まれているトリーツは避けるようにしましょう。
おすすめの犬用トレーニングトリーツ
犬用のトレーニングトリーツは、練習内容や愛犬の年齢、体質に合わせて選ぶことが大切です。
ここでは、トレーニングのご褒美として使いやすいトリーツを特徴別に紹介します。
小粒で素早く食べられるトリーツ
トレーニング中に何度もご褒美を与える場合は、小粒で口に入れやすく、すぐに食べ終えられるものが使いやすいでしょう。次の指示へスムーズに移りやすいトリーツがおすすめです。
■:ドットわん フリーズドライ納豆
小粒で1粒ずつ与えやすく、トレーニング中のご褒美として量を調整しやすい商品です。手に取りやすいため、短時間に繰り返し褒めたい場面にも使えます。
高嗜好性でご褒美に向くトリーツ
新しいことを教えるときや集中してほしい場面では、愛犬が喜びやすい香りのよいトリーツが向いています。肉を使用したものは、ご褒美として取り入れやすいでしょう。
■:ZIWI Peak エアドライ・ドッグトリーツ ラム
ラム肉などを使用した香りのあるトリーツで、愛犬の興味を引きたいトレーニングに使いやすい商品です。小さく分けながら与えれば、繰り返し練習する場面にも取り入れられます。
低カロリーで毎日使いやすいトリーツ
毎日のトレーニングでは、ご褒美の回数が増えてもカロリーを調整しやすい商品を選ぶことが大切です。小さく分けて少量ずつ与えられるものなら、与えすぎも防ぎやすくなります。
■:ペティオ 素材そのまま フリーズドライ For Dog ササミ
鶏ササミをフリーズドライにした、必要な分だけ細かく割って使いやすいおやつです。1回分を小さくすれば、毎日のトレーニングでも量を調整しながら与えられます。
子犬にも与えやすいトリーツ
子犬には、対象年齢を確認したうえで、小さな口でも食べやすく、無理なく噛めるトリーツを選びましょう。硬すぎず、小さく分けられるものならトレーニングにも使いやすくなります。
■:ドギーマン 無添加良品 ふわふわ満足砂ぎも
やわらかな食感で、小さくちぎって量を調整しやすいおやつです。子犬に与える場合はパッケージの対象年齢を確認し、最初は少量から食べ方を見ながら与えましょう。
食物アレルギーに配慮したトリーツ
食物アレルギーが気になる犬には、原材料を確認しやすく、使用する食材を絞ったトリーツが選択肢になります。ただし、アレルギーの原因となる食材は犬によって異なるため、愛犬に合った原材料かを確認して選びましょう。
■:ZIWI Peak エアドライ・ドッグトリーツ ベニソン
鹿肉を使用したトリーツで、使用されている動物性原材料を確認しながら選びたい場合の候補になります。食物アレルギーがある犬は、原材料表示を確認し、必要に応じて獣医師に相談してから与えましょう。
犬用トレーニングトリーツを効果的に使うコツ
犬用トレーニングトリーツは、与えるタイミングや量を意識することで、ご褒美として使いやすくなります。
ここでは、トレーニングトリーツを効果的に使うための具体的なコツを解説します。
できた直後にすぐ与える
犬が指示どおりにできたら、できるだけ間を空けずにトリーツを与えましょう。
時間が空いてしまうと、犬が「どの行動をしたからご褒美をもらえたのか」を理解しにくくなることがあります。
できたタイミングですぐ渡せるように、トレーニングを始める前にトリーツを手元に準備しておくとスムーズです。
少量ずつ与えて成功体験を増やす
トリーツは1回で食べ切れる小さな量に分け、上手にできるたびに少しずつ与えます。
大きなトリーツを一度に与えるよりも、小さく分けたほうが同じ量でも褒める機会を増やしやすくなります。
1日の給与量を超えないように全体の量を調整しながら、成功するたびにご褒美として与えましょう。
褒め言葉と組み合わせて与える
犬が指示どおりにできたときは、「よし」「いい子」などの褒め言葉とトリーツを組み合わせるのもおすすめです。
毎回同じ言葉で褒めることで、犬も「この言葉が聞こえたら上手にできた」と理解しやすくなります。
成功したらすぐに褒め、その流れでトリーツを与えることを繰り返していきましょう。
トレーニング内容に合わせて使い分ける
トリーツは、練習する内容や難しさに合わせて使い分けると活用しやすくなります。
普段からできている練習にはいつものトリーツを使い、新しいことを覚えるときや集中してほしい場面では、愛犬が特に喜ぶものを選ぶ方法があります。
実際の食いつきや集中する様子を見ながら、その日のトレーニングに合ったトリーツを選んであげましょう。
犬用トレーニングトリーツを与えるときの注意点
犬用トレーニングトリーツは、練習のたびに与える機会が多いため、1日に与える量が増えすぎないよう注意が必要です。
ここでは、トリーツを与える量やサイズ、開封後の保存方法について解説します。
与え過ぎないよう食事とのバランスを調整する
トレーニングでトリーツを使うときは、1日に与えた量を確認しながら、普段の食事とのバランスを整えることが大切です。
何度も練習していると少しずつ量が増えやすいため、その日に使う分をあらかじめ取り分けておくと管理しやすくなります。
商品の給与量やカロリー表示も確認し、ほかのおやつを与えた日はその分も含めて調整しましょう。
トレーニングで何度もご褒美を与える場合、「1日にどのくらいまでなら大丈夫?」と迷うこともあります。おやつの適量やカロリーの考え方も確認しておきましょう。
▶犬のおやつは1日どのくらい?体重別の適量と与えすぎないためのポイント
丸飲みしやすい犬はサイズに注意する
トリーツを勢いよく食べてしまう犬には、口や体の大きさだけでなく、普段の食べ方にも合ったサイズを選びましょう。
大きな粒でも噛まずに飲み込もうとする場合は、そのまま与えず、無理なく食べられる大きさに分けてから与えます。
初めてのトリーツを与えるときはそばで食べ方を確認し、丸飲みしやすいようであればサイズや種類を見直してあげましょう。
開封後は適切に保存する
トリーツを開封したあとは、パッケージに記載されている保存方法や開封後の取り扱いを確認しましょう。
袋の口をきちんと閉じたり密閉できる容器に移したりして、商品ごとに指定された温度や場所で保存します。
いつもと違うにおいや変色、表面の状態に変化が見られた場合は無理に与えず、新しいものに交換すると安心です。
犬用トレーニングトリーツに関するよくある質問
犬用トレーニングトリーツを使い始めると、毎日与えてもよいのか、子犬にも使えるのかと迷うことがあります。
ここでは、犬用トレーニングトリーツに関するよくある疑問に順番に回答します。
毎日のトレーニングで使っても大丈夫ですか?
1日に与える量をきちんと管理できていれば、毎日のトレーニングでトリーツを使っても問題ありません。
練習する回数が多い日は、1回で食べ切れる小さなサイズに分け、その日に与えた量が分かるようにしておくと安心です。
商品の給与量やカロリー表示を確認し、普段の食事やほかのおやつも含めて与え過ぎないよう調整しましょう。
子犬のトレーニングにも使えますか?
商品の対象年齢を確認し、愛犬の月齢に合ったトリーツであれば、子犬のトレーニングにも使えます。
子犬は口が小さく、一度にたくさん食べる必要もないため、1回で無理なく食べ切れる小さなサイズにして与えましょう。
初めて与えるトリーツは少量から試し、食べ方や食後の様子に問題がないことを確認しながら使っていくと安心です。
子犬にトリーツを使うときは、「何ヶ月からおやつをあげてもいいの?」と迷うこともあります。月齢に合った与え方や注意点も確認しておきましょう。
▶子犬のおやつは何ヶ月から?与え始める時期と選び方・注意点を解説
ドッグフードをトリーツ代わりに使えますか?
普段食べているドッグフードを、トレーニングのご褒美として活用することもできます。
1日の給与量からトレーニングに使う分をあらかじめ取り分けておけば、食事とは別に余分なカロリーを与えてしまうのを防ぎやすくなります。
愛犬がいつものドッグフードでも喜んで食べてくれるのであれば、無理に専用のトリーツを用意する必要はありません。
トリーツがないとトレーニングできなくなりませんか?
トリーツを使って練習を始めても、必ずトリーツがないと指示を聞かなくなるわけではありません。
できることが増えて行動が安定してきたら、毎回与えていたトリーツを少しずつ減らし、褒め言葉だけで終える回も取り入れていきます。
急にトリーツをなくすのではなく、愛犬が無理なく成功できている様子を見ながら、少しずつ与える回数を減らしていきましょう。
まとめ
犬用トレーニングトリーツは、愛犬が喜んで食べられることはもちろん、小粒ですぐに食べられ、繰り返し使いやすいものを選ぶことが大切です。
できた直後に少量ずつ与え、褒め言葉も一緒に伝えることで、毎日のトレーニングに取り入れやすくなります。
ただし、練習を重ねるほど与える量も増えやすいため、普段の食事やほかのおやつとのバランスにも気を配りましょう。
子犬なら対象年齢、丸飲みしやすい犬ならサイズ、食物アレルギーがある場合は原材料など、愛犬に合わせて選ぶこともポイントです。
トリーツは上手にできたことを伝え、楽しく練習を続けるためのご褒美のひとつです。愛犬の反応を見ながら無理なく取り入れ、できることが増えてきたら褒め言葉も活用しながら、少しずつトレーニングを進めていきましょう。