犬用フード・おやつ

犬用おやつレシピで作る簡単手作りおやつガイド

はじめに

本書の目的

この文書は、家庭で手軽に作れる犬用おやつのレシピをまとめた案内です。愛犬の健康と安全を第一に考え、材料や作り方、注意点を分かりやすく説明します。日々のごほうびやお出かけ時の携帯用として役立つレシピを紹介します。

想定する読者と特徴

  • 初めて手作りおやつを作る方
  • アレルギーや嗜好に配慮したおやつを探している方
  • 飼い主とペットが一緒に楽しめるレシピを知りたい方

特徴として、材料は入手しやすいものを中心に選び、調理工程は簡潔にしています。例えば、さつまいもを使ったオーブン焼きや、鶏胸肉の蒸し物など、家庭で試しやすい例を取り上げます。

安全に関する重要な注意点

  • 犬に有害な食材(チョコレート、玉ねぎ、ニンニク、ブドウ、キシリトールなど)は絶対に使わないでください。
  • 原材料は必ず新鮮なものを選び、分量は体重に合わせて調整してください。
  • 新しい食材は少量ずつ与え、アレルギーや消化不良の有無を観察してください。
  • 持病がある場合や不安がある場合は、獣医師に相談してください。

読み進め方のヒント

各レシピでは材料、作り方、与え方の目安、保存方法を明記します。まずは簡単なレシピから試し、愛犬の反応を見ながらアレンジすると安心です。

愛犬用手作りおやつレシピ集&注意点

はじめに

手作りおやつは素材が分かり、安心して与えられるのが魅力です。簡単なレシピを4つと、それぞれの注意点をわかりやすくまとめます。

さつまいもボール

  • 材料:加熱したさつまいも100g、無塩バター小さじ1、犬用ミルク大さじ1
  • 作り方:さつまいもを潰し、バターとミルクを混ぜる。手で小さく丸めて完成。
  • ポイント:熱が冷めてから与える。甘味があるため与えすぎに注意。

かぼちゃ蒸しパン

  • 材料:かぼちゃ100g、薄力粉50g、卵1個(分量は犬のサイズに合わせ調整)、ベーキングパウダー少々
  • 作り方:かぼちゃを蒸して潰し、他の材料と混ぜてカップに入れ蒸すかオーブンで焼く。
  • ポイント:人用と分けて調味料を使わず作ると安心です。

鶏ひき肉の混ぜおにぎり

  • 材料:ご飯100g、鶏ひき肉50g、にんじん少々(みじん切り)
  • 作り方:鶏肉とにんじんをしっかり火を通して混ぜ、ご飯に混ぜて小さなおにぎりにする。
  • ポイント:タンパク質が摂れるので食欲が落ちた時に適します。塩は使わないでください。

ペット用ミルクのゼリー

  • 材料:ペット用ミルク200ml、ゼラチン5g
  • 作り方:ゼラチンを少量の水でふやかし、温めたミルクに溶かして冷やし固める。
  • ポイント:夏の水分補給やシニア犬におすすめ。冷たすぎない温度で与えてください。

共通の注意点

  • 与えてはいけない食品:チョコレート、玉ねぎ、ネギ、ぶどう、キシリトール等は絶対に避ける。
  • 分量管理:体重に合わせて小さめに切るか回数を減らす。
  • 保存と衛生:冷蔵庫で保存し、翌日中に使い切るのが安全です。
  • アレルギー:初めての材料は少量から試し、皮膚や便の様子を観察してください。

愛犬・愛猫と一緒に食べられる手作りおやつレシピ3選

1. フルーツプリン(梨とペット用牛乳)

  • 材料(小型犬・猫向け2〜3個分): 梨 50g(皮・芯を除く)、ペット用牛乳100ml、粉ゼラチン3g
  • 作り方: 梨を細かく刻んで軽く煮るかレンジで柔らかくします。ペット用牛乳を温め、ゼラチンを溶かして梨と混ぜ、型に流して冷やし固めます。
  • 注意点: 梨は種や芯を必ず取り除いてください。人用甘味料(キシリトール)は絶対に使わないでください。冷ます時に粗熱を取ってから冷蔵庫に入れます。

2. かぼちゃのワッフル(米粉・ココナッツオイル使用)

  • 材料(4枚分): かぼちゃ100g(蒸して潰す)、米粉120g、卵1個、ココナッツオイル大さじ1、はちみつ小さじ1
  • 作り方: 材料を混ぜてワッフルメーカーで焼きます。焼き色がつくまで中火で焼いてください。
  • 注意点: 小麦アレルギーの犬にも安心の米粉レシピです。はちみつは少量にし、初めて与える場合は様子を見てください。猫には甘味が不要なので少量に留めます。

3. ヘルシーケーキ(鶏ムネ肉・かぼちゃ・豆腐)

  • 材料(小型犬向け): 鶏ムネ肉100g(皮なし)、かぼちゃ80g、木綿豆腐100g(塩分無し)
  • 作り方: 鶏肉は茹でて細かくほぐします。かぼちゃは蒸して潰し、豆腐は水切りして塩分があれば洗い流します。全てを混ぜて耐熱容器に入れ、180℃で20分ほど焼きます。
  • 注意点: 豆腐は必ず塩分を抜いてから使用してください。味付けは不要です。食べやすい大きさに切って与えます。

どのレシピも最初は少量から与え、体調に変化がないか確認してください。

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