目次
はじめに
「ソフトタイプのドッグフードって種類が多くて、どれを選べばいいの?」
「ドライフードを残しがちだけど、ソフトなら食べてくれるのかな?」
「無添加やシニア向けって書いてあるけど、違いがよく分からない…」
このように迷う方は多いです。
ソフトタイプは水分量が多くやわらかいため、食いつきや食べやすさを重視したいときに選ばれやすいフードです。実際に、ドライフードを残していた犬でも、ソフトタイプに変えるとしっかり食べるケースもあります。
ただし、「半生」「ウェット」「無添加」など種類によって中身は大きく違い、カロリーや保存方法もバラバラです。なんとなく選ぶと、コスパや保存面で後悔することもあります。
そこでこの記事では、目的別に選び方を整理しながら、どれを選べばいいか迷わず判断できるように解説していきます。
おすすめのソフトタイプのドッグフード

ソフトタイプのドッグフードは、水分量が多くやわらかいため食べやすい反面、「どれを選べばいいのか」で迷いやすいジャンルです。
実際には、食いつきを優先するのか、無添加など安全性を重視するのか、シニア犬向けのやわらかさを求めるのか、あるいは毎日続けられる価格帯かによって、選ぶべきフードは大きく変わります。
ここでは、目的別に迷わず選べるように、総合バランス・食いつき・無添加・シニア向け・コスパの5つの基準で具体的に分けて解説していきます。
迷ったらこれ|総合バランスで厳選
やわらかさ・食いつき・栄養バランスのすべてを大きく崩さずに選びたい場合は、フレッシュフード系の中でもバランス設計が整っているものを選ぶと失敗しにくいです。初めてソフトタイプに切り替える場合も、このタイプから入ると違和感が出にくくなります。
■ペトコトフーズ
国産のフレッシュフードで、水分量は約70%前後とやわらかく、加熱調理された肉と野菜で作られています。100gあたり約140〜170kcal前後に抑えられており、食いつきと栄養バランスの両方を無理なく両立しやすいのが特徴です。
食いつきを重視したいならこれ
とにかく食べてくれない悩みがある場合は、香りが強く肉の割合が高いタイプを選ぶことで改善しやすくなります。特にドライフードを残しがちな犬は、嗅覚で反応しやすいフードを選ぶのがポイントです。
■ブッチ ドッグフード
水分量は約75%と非常に高く、ソーセージ状でしっとりした質感が特徴です。肉の割合が高く香りも強いため、食いつきが安定しやすく、ドライフードを残す犬でも完食しやすい傾向があります。
無添加で安心して与えたいならこれ
原材料をできるだけシンプルにし、余計な添加物を避けたい場合は、ヒューマングレードで製造されているものを選ぶと安心しやすいです。毎日与えるものだからこそ、中身の分かりやすさを重視するのがポイントです。
■ココグルメ
国産の手作りごはんタイプで、保存料・着色料・香料を使用せず、人が食べられる品質の食材で作られています。水分量は約70%でやわらかく、消化もしやすいため、体への負担を抑えながら安心して続けやすい設計です。
シニア犬・歯が弱い犬向けならこれ
噛む力が落ちてきた場合は、指で軽く崩せるやわらかさのフードを選ぶことで、無理なく食べられるようになります。水分量が多く、飲み込みやすいタイプを選ぶと負担を減らせます。
■ナチュラルハーベスト フラックス
セミモイストタイプで、水分量は約30%前後とやわらかく、手で簡単に割れる質感です。100gあたり約280kcal前後と調整しやすく、粒も小さめのため、シニア犬や歯が弱い犬でも食べやすい設計になっています。
コスパ重視で続けやすいなら
毎日続けることを考えると、100gあたりの価格と1日の給餌量のバランスが重要になります。価格を抑えつつも最低限の品質を保てるフードを選ぶことで、無理なく継続しやすくなります。
■いなば ちゅ〜るごはん 総合栄養食
1袋あたり約14gで小分けされており、まとめ買いで1本あたり約50〜70円前後とコストを抑えやすいのが特徴です。水分量が高くやわらかいため食べやすく、トッピングや補助食としても使いやすく継続しやすい設計です。
おすすめのソフトタイプのドッグフードの特徴

ソフトタイプのドッグフードは、やわらかく食べやすいことから子犬やシニア犬、食いつきに悩む犬に選ばれやすい一方で、「半生タイプとウェットタイプは何が違うのか」「本当に食べやすいだけで問題はないのか」「保存や添加物は大丈夫なのか」といった疑問を持つ方も多いです。
ここでは、まず半生とウェットの具体的な違いを整理したうえで、やわらかさによるメリットと、事前に知っておくべきデメリットまで順番に解説していきます。
半生タイプとウェットタイプの違い
ソフトタイプといっても、「半生」と「ウェット」では中身の設計が大きく違います。見た目が似ていても、保存方法や必要な量、食べやすさまで変わるため、ここを理解しておくと失敗しにくくなります。
■半生タイプとウェットタイプの違い
・水分量:半生は25〜35%/ウェットは70〜80%
・保存方法:半生は開封後1〜3日常温可/ウェットは開封後は冷蔵で24〜48時間以内
・カロリー:半生は100gあたり250〜350kcal/ウェットは80〜150kcal
・1日の給餌量:半生は体重5kgで50〜70g/ウェットは80〜120g
・食感:半生は弾力があり3〜5回噛む/ウェットは潰せて1〜2回で飲み込める
柔らかい
やわらかさは、水分量が60〜80%と高く、指で軽く押すと崩れるくらいの質感が目安です。口に入れると1〜2回ほど噛むだけで飲み込めるため、噛む力が弱い犬でも食べやすくなります。
また、粒の厚みが5〜10mm程度に抑えられていることで、しっかり噛まなくても食べ進められ、体重5kgであれば2〜3分ほどで食べ終わることが多いです。
硬いフードのように何度も噛む必要がないため、途中で止まりにくく、最後まで食べ切りやすくなります。
デメリット(保存・添加物)
ソフトタイプは食べやすさがメリットですが、その分「保存」と「中身の設計」に注意が必要です。特に水分量が多いことで扱い方が変わるため、事前にデメリットも押さえておくと失敗を防ぎやすくなります。
■デメリット
・水分量が60〜80%と高く、開封後は冷蔵保存が必須で24〜72時間以内に使い切る必要がある
・保存料(ソルビン酸カリウム、プロピレングリコールなど)が使われている製品があり、毎日与える場合は量や頻度の調整が必要になる
・常温保存できる半生タイプでも、開封後24時間以上放置すると乾燥や品質劣化が起きやすい
・保存期間が短いため、管理を怠ると風味低下や体調不良につながるリスクがある
ソフトタイプのドッグフーの失敗しない選び方

ソフトタイプのドッグフードは種類が多く、見た目や「やわらかそう」という印象だけで選ぶと失敗しやすいのが実際のところです。
重要なのは、原材料の中身や食べやすさのレベル、添加物の有無、そして毎日続けられる価格かどうかを具体的に確認することです。
ここでは、迷わず選べるように、主原料・やわらかさ・添加物・価格の4つの基準に分けて判断ポイントを整理していきます。
主原料
主原料は、原材料表示の1番目に「チキン生肉」や「サーモン生魚」など、具体的な肉や魚が書かれているものを選ぶのが基本です。目安としては、動物性原料が全体の50%以上あると安心して選びやすくなります。
反対に、「穀類」や「小麦」などが最初に来ている場合は、栄養密度が低くなりやすく、体重5kgで1日100g以上必要になることもあります。
タンパク質は100gあたり20〜30%を目安にすると、量を増やさなくても必要な栄養をしっかり補いやすくなります。
このように、主原料が肉や魚中心のフードを選ぶことで、1日80〜100g程度でも体調を維持しやすくなります。
柔らかさ
柔らかさは、指で軽く押したときに潰れる、または簡単に割れるくらいを目安に選びます。口に入れて1〜3回ほど噛めば飲み込める硬さだと、負担がかかりにくくなります。
体重5kg前後であれば、粒の厚みが5〜10mm以内で、押してすぐ崩れる程度が食べやすい目安です。逆に、押しても形が変わらず何度も噛まないといけない場合は、途中で止まりやすくなります。
食事が2〜3分ほどでスムーズに終わるかを目安に、その子に合う柔らかさを選ぶと安心です。
添加物・保存料
添加物・保存料は原材料表示を確認し、BHA・BHT・エトキシキン・合成着色料・合成香料が記載されていないものを選びます。
保存料が使用されている場合は「ソルビン酸カリウム」「プロピレングリコール」などの名称が明記されているため、これらが含まれていないかを必ず確認します。
保存目的で必要な成分はビタミンE(トコフェロール)やローズマリー抽出物など天然由来のみで構成されているものを選ぶことで、毎日与える際の負担を抑えられます。
原材料数が10〜20種類に収まっているものを選ぶことで、不要な添加物が混在するリスクを減らし、内容を把握しやすくなります。
これらを満たすものを選ぶことで、日常的に与えても管理しやすい状態を維持できます。
続けやすい価格か
続けやすい価格かは、100gあたりの単価と1日あたりのコストで判断し、100gあたり150〜300円、体重5kgで1日80〜100g使用しても1日あたり150〜300円に収まるものを選びます。
この範囲であれば、1ヶ月の総額が約4,500〜9,000円に収まり、途中で量を減らしたり別のフードに切り替える必要が出にくくなります。
100gあたり300円を超える場合は同じ体重でも1日300円以上かかり月額9,000円を超えやすく、継続が難しくなるため避けます。
逆に100gあたり100円未満の場合は原材料の割合が下がり1日の必要量が100g以上に増えやすく、結果的にコストが上がるため基準から外します。
この範囲で収まる価格を選ぶことで、給餌量を維持したまま無理なく継続できます。
タイプ別|ソフトタイプのドッグフードがおすすめの犬

ソフトタイプのドッグフードは、「ドライフードを食べない」「食いつきが安定しない」「歯や噛む力が弱くなってきた」「体重を落とさずしっかり食べてほしい」といった悩みがある場合に選び方の軸がはっきりします。
実際には、犬の状態によって適したタイプは異なるため、どの悩みに当てはまるかを基準に選ぶことが重要です。
ここでは、それぞれの悩みに合わせて最適な選び方を具体的に解説していきます。
ドライフードを食べない犬
ドライフードを食べない犬には、水分量が70%前後で香りがしっかり立つソフトタイプを選ぶと、食いつきが改善しやすくなります。体重5kgであれば、1回の給餌量は80〜100gが目安です。
粒は指で軽く押すと潰れる柔らかさで、厚みが5〜10mm程度のものを選ぶと、1〜2回の咀嚼で飲み込めて最初の一口で止まりにくくなります。
また、一度に全部与えるのではなく、半量ずつに分けて与えることで、途中で離れるのを防ぎやすくなります。
小分けパックを選べば毎回開封直後の状態で与えられるため、食いつきも安定しやすくなります。
食いつきが悪い犬
食いつきが悪い犬には、水分量が70%前後で肉や魚の割合が高く、開封したときに香りがしっかり立つソフトタイプを選ぶと食べやすくなります。体重5kgであれば、1回80〜100gが目安です。
粒は指で軽く押すと崩れる柔らかさで、厚み5〜8mm程度のものを選ぶと、1〜2回の咀嚼で飲み込めて途中で止まりにくくなります。
また、一度に全部出すのではなく、半量ずつに分けて与えることで、食べるペースを維持しやすくなります。
小分けパックを選べば毎回香りが落ちにくく、安定して食べてくれる状態を保ちやすくなります。
シニア犬・歯が弱い犬
シニア犬や歯が弱い犬には、水分量が70〜80%で、指で軽く押すとすぐ潰れるくらいのやわらかいフードを選ぶと食べやすくなります。体重5kgであれば、1回80〜90gが目安です。
粒は厚み5mm前後で、1〜2回の咀嚼で飲み込めるものを選ぶと、途中で止まりにくくなります。
また、100gあたり110〜150kcal程度のものを選ぶと、消化に負担をかけずに栄養を補いやすくなります。
小分けパックを選び、開封後は冷蔵で24〜48時間以内に使い切ることで、やわらかさと風味を保ったまま与えられます。
痩せ気味でしっかり食べてほしい犬
痩せ気味の犬には、水分量65〜75%で肉や魚の割合が高く、100gあたり180〜220kcalほどのフードを選ぶと、しっかりカロリーを補いやすくなります。
体重5kgであれば、1日90〜110gを目安に、45〜55gずつ2回に分けて与えると無理なく食べやすくなります。
粒は指で軽く押すと潰れる柔らかさで、1〜2回の咀嚼で飲み込めるものを選ぶと、途中で止まりにくくなります。
小分けパックを選べば毎回香りが保たれ、食べ始めから安定して食べやすくなります。
ソフトタイプのドッグフードの口コミ

ソフトタイプのドッグフードは、「食いつきがいい」「やわらかくて食べやすい」といった良い評価が多い一方で、「保存が難しい」「コスパが気になる」といった声も見られるなど、評価がはっきり分かれやすい特徴があります。
実際に選ぶ際は、こうした口コミの傾向をあらかじめ理解しておくことで失敗を防ぎやすくなります。
ここでは、良い口コミと気になる口コミの具体的な傾向をそれぞれ整理して解説していきます。
良い口コミの傾向
ソフトタイプは「ちゃんと食べてくれるか」が気になるポイントですが、実際の口コミでは食いつきや食べやすさに関する評価が多く見られます。特に、柔らかさと香りの違いによる変化を実感する声が目立ちます。
■実際のいい口コミ
・ドライフードは半分以上残していたのに、ソフトタイプに変えたら体重5kgで80〜100gを2〜3分で完食するようになった
・指で潰れるくらい柔らかく、1〜2回噛むだけで食べられるので途中で止まらず食べ切れるようになった
・袋を開けた瞬間に寄ってきてすぐ食べ始めるようになり、食事までの時間が短くなった
悪い口コミの傾向(保存・コスパ)
ソフトタイプは食いつきの良さが評価される一方で、保存の手間やコスト面に関する不満も一定数あります。特に水分量が多いことによる扱いにくさと、価格の負担が気になるという声が目立ちます。
■実際の悪い口コミ
・開封後は冷蔵保存が必要で、2〜3日で使い切らないと風味が落ちて食べなくなった
・水分が多く傷みやすいので、管理に気を使うのが手間に感じる
・1.2kgで6,000円前後と高く、体重5kgで1日80〜100g使うと月6,000〜10,000円かかって負担が大きい
ソフトタイプのドッグフードの購入方法

ドッグフードは「どこで買うか」によって価格や安心感、続けやすさが大きく変わります。
通販サイトは手軽さや価格面で優れている一方で、公式サイトには正規品の安心感や初回割引など独自のメリットがあります。
ここでは、Amazon・楽天といった通販の特徴と、公式サイトで購入する場合の違いを具体的に比較しながら解説していきます。
通販(Amazon・楽天)の特徴
通販(Amazon・楽天)は、自宅まで配送されるため、重たいフードを持ち運ぶ必要がなく、最短翌日〜3日ほどで受け取れます。
価格も店舗より10〜20%ほど安くなることがあり、ポイント還元を含めるとさらにお得に購入しやすくなります。品揃えも豊富で、店舗では見つからないソフトタイプや海外製フードも比較しながら選べます。
また、定期購入やまとめ買いを使えば、毎月のコストも抑えやすくなります。
公式サイトで買うメリット
公式サイトは、定期購入を使うことで5〜10%ほど安くなり、ポイント還元も含めるとさらにお得に続けやすくなります。
配送は1〜4週間ごとなど細かく調整できるため、体重5kgで1日80〜100gの消費ペースに合わせて、切らさずに続けられます。また、マイページからスキップや間隔変更もできるので、余っているときも無駄になりにくいです。
初回特典やサポートが付いている場合もあり、安心して始めやすいのも特徴です。
まとめ
ソフトタイプのドッグフードは、水分量が60〜80%と高く、指で押すと潰れる柔らかさによって1〜2回の咀嚼で飲み込めるため、食べやすさと食いつきの良さを重視したい場合に適しています。
一方で、水分が多い分だけ開封後は24〜72時間以内に使い切る必要があり、保存管理の手間や価格の高さがデメリットになるため、継続する前提で選ぶことが重要です。
失敗しないためには、主原料が肉や魚で全体の50%以上を占めているか、指で押してすぐ潰れる柔らかさか、100gあたり150〜300円で1日コストが体重5kgで150〜300円に収まるか、添加物が含まれていないかを具体的な基準で確認します。
また、食いつきが悪い場合は動物性原料60%以上で香りが強いタイプ、シニア犬や歯が弱い場合は水分量70〜80%でより柔らかいタイプ、痩せ気味の場合は100gあたり180〜220kcalの高カロリー設計を選ぶことで、それぞれの悩みに合わせて対応できます。
購入方法は、価格を抑えつつ選択肢を広げるなら通販、割引や配送管理を安定させるなら公式サイトと使い分けることで、コストと手間のバランスを取りながら継続できます。
これらの基準で選ぶことで、食べやすさ・栄養・継続性のバランスを崩さず、愛犬に合ったソフトタイプを無理なく続けられます。