目次
はじめに
「子犬におやつって、いつから与えていいの?」
「しつけ用に使いたいけど、体に負担にならないか心配…」
と迷っていませんか。
家に迎えたばかりだと、「まだ早いかな?」「硬すぎて食べにくくない?」と不安になりますよね。ペットショップや通販を見ても種類が多く、どれを選べばいいか悩みやすいものです。
実は、子犬のおやつは「人気だから」で選ぶだけだと、月齢に合わず食べにくかったり、与えすぎにつながることもあります。
だからこそ、「いつから与えるか」と「月齢に合う選び方」を分けて考えることが大切です。
この記事では、子犬におやつを与え始める目安から、月齢ごとに選びやすい種類、与える量や注意点まで、順を追ってやさしく分かりやすく紹介していきます。
子犬のおやつはいつからあげればいい?

子犬のおやつは「何をあげるか」より前に、「いつから・どの硬さなら安全に食べやすいか」を月齢ごとに整理しておくことが大切です。
特に子犬期は消化機能や噛む力がまだ未熟なため、成犬と同じ感覚で選ぶと、お腹を壊したり丸飲みしたりする原因になることもあります。
ここでは、生後2〜3か月・3〜4か月・6か月以降に分けながら、無理なく始めやすいおやつの考え方を順を追って整理していきます。
生後2〜3か月まで
生後2〜3か月頃は、まだ消化機能が安定しにくいため、新しいおやつを増やすより、普段食べている子犬用フードを少量ご褒美として使う方が安心しやすいです。
しつけでは、「おすわり」や名前を呼んだ直後に、5〜10粒ほどを目安に与えると行動と結びつけやすくなります。
また、この時期は1日3〜4回に食事を分けることが多いため、ご褒美で与えた分は食事量から少し調整してあげると続けやすくなります。
生後3〜4か月
生後3〜4か月頃になると乳歯が生えそろい始めるため、ボーロや小粒タイプのやわらかいおやつも少しずつ使いやすくなります。
まずは1回1〜2粒ほどから始め、食後やしつけのあとに少量ずつ試してみると安心です。与えた後は、下痢や吐き戻しがないかを1〜2日ほど様子を見ながら増やしていきましょう。
また、丸飲みしやすい子は、指でつぶせるくらいのやわらかさを選ぶと与えやすくなります。
生後6か月以降
生後6か月以降になると噛む力も安定してくるため、子犬用のやわらかめガムも取り入れやすくなります。
最初は子犬向けの小さめサイズを選び、5分ほどを目安に、飼い主が見守れる場所で使うと安心です。
特に歯の生え替わり時期は噛みたがる子も多いため、硬すぎるものより、少したわむくらいのやわらかさを選ぶと使いやすくなります。
子犬におすすめのおやつの選び方

子犬のおやつは「人気だから」「よく食べるから」だけで選ぶと、硬さやサイズが合わず食べにくかったり、消化に負担がかかったりすることがあります。
特に子犬期は噛む力や胃腸がまだ発達途中のため、安全性と食べやすさを優先して選ぶことが前提になります。
ここでは、丸飲みしにくい形や硬さの考え方に加えて、子犬用表示・無添加・国産表示の見方、さらにボーロ・しつけ用・ガムの違いまで順を追って整理していきます。
小さくてやわらかく丸飲みしにくいもの
子犬用のおやつは、小粒でやわらかいタイプを選ぶと与えやすくなります。目安としては、指で軽く押すとつぶれるくらいのやわらかさが安心です。
硬すぎるものは乳歯に負担がかかりやすく、逆に小さくて硬い粒は丸飲みしやすいため、数回かんで食べやすい形かも確認しておきましょう。
特に早食いしやすい子には、少し厚みのある形を選ぶと飲み込みにくくなります。
子犬用・無添加・国産表示があるもの
子犬用のおやつは、「子犬用」「幼犬用」と書かれているものを選ぶと、粒の大きさや硬さが月齢に合わせて作られているため選びやすくなります。
また、初めて与える場合は、無添加タイプや国産表示があるものを選ぶと安心しやすいです。
特に生後6か月未満はお腹がまだ敏感な時期なので、原材料がシンプルなものから少しずつ試していくと様子を見ながら与えやすくなります。
ボーロ・しつけ用・ガムのどれが向くか
子犬用のおやつは、「ごほうび用」「しつけ用」など、目的に合わせて選ぶと分かりやすくなります。
初めて与えるなら、口の中で溶けやすいボーロタイプが試しやすいです。しつけで何回も使う場合は、小粒タイプの方が量を調整しやすく、与えすぎも防ぎやすくなります。
また、噛む時間を作りたい時は、生後6か月以降を目安に子犬用のやわらかいガムを選ぶと使いやすくなります。
目的別|子犬に向くおやつの種類

子犬のおやつは、月齢だけでなく「何のために使うか」で向く種類が変わります。
たとえば、初めて食べさせる場合と、しつけで何回も使いたい場合では、選びやすいサイズや硬さが違いますし、噛む練習をさせたい場合はガム系の考え方も必要になります。
ここでは、「初めてのおやつ」「しつけ用」「噛む練習・歯みがき用」に分けながら、子犬に合わせやすいおやつの種類を順を追って整理していきます。
初めてのおやつ
初めて子犬におやつを与えるなら、ボーロややわらかいミルク味タイプから少しずつ試すと安心しやすいです。
特に生後3〜4か月頃はお腹がまだ敏感な時期なので、最初は1〜2粒ほどから始め、下痢や吐き戻しがないか様子を見ながら進めていきましょう。
ミルク系は風味もやさしく、硬いジャーキーより食べやすいため、初めてのおやつとして選ばれやすくなります。
しつけ用
しつけ用のおやつは、小粒でサッと食べられるタイプを選ぶと使いやすくなります。
特に「おすわり」や「待て」の練習では、ごほうびをすぐ渡しやすい小さめサイズの方がテンポよく進めやすいです。
また、手で簡単に割れるやわらかさなら、半分にして回数を増やしやすく、食べ過ぎの調整もしやすくなります。
噛む練習や歯みがき
噛む練習や歯みがき目的で使うなら、生後6か月頃から子犬用のやわらかいガムを取り入れやすくなります。
最初は小さめサイズを選び、5分ほどを目安に様子を見ながら使うと安心です。硬すぎるものより、少したわむくらいのやわらかさの方が、歯の生え替わり時期でも使いやすくなります。
また、丸飲みしそうな時は早めに取り上げると安心して続けやすいです。
子犬におすすめのおやつ3選

ここまでの内容を踏まえると、子犬のおやつは「月齢に合う硬さ」と「使う目的」の両方で選ぶと失敗しにくくなります。
ただ、実際に商品を探し始めると種類が多く、「結局どれから試せばいいのか分からない」と迷いやすいですよね。
そこでここでは、初めて与えやすいボーロ系、しつけで使いやすい小粒タイプ、噛む練習向けの子犬用ガムに分けながら、比較的選びやすいおやつを3つだけ整理して紹介していきます。
生後3か月頃から与えやすいボーロタイプ
はじめてのおやつなら、口の中でやさしく溶けやすいボーロタイプが選びやすくなります。特に生後3か月頃は、まだ硬いおやつを噛みにくい子犬も多いため、小さくて軽いタイプの方が与えやすいです。少量ずつ試しやすく、しつけのごほうびにも使いやすくなっています。
■わんわん ベビーボーロ
カルシウム入りの小粒ボーロで、口どけがやわらかく、生後3か月頃から試しやすいタイプです。1粒が小さいため量を調整しやすく、初めてのおやつとして選ばれることがあります。甘さも強すぎず、少しずつ慣らしたい時にも使いやすいおやつです。
しつけに使いやすい小粒のトレーニング用おやつ
しつけ用のおやつは、「すぐ食べ終わる小粒タイプ」を選ぶと使いやすくなります。特に「おすわり」「待て」などを繰り返す時は、大きいおやつよりも、小さく回数を増やしやすいタイプの方が子犬も集中しやすくなります。
■ペティオ ササミひとくち蒸し
やわらかめのひとくちサイズで、小さくちぎりやすく、トレーニング中にも使いやすいおやつです。鶏ささみ中心で香りも出やすいため、食いつき重視で選ばれることがあります。硬すぎないので、噛む力がまだ弱い子犬にも与えやすいタイプです。
生後6か月以降向けのやわらかい歯みがきガム
歯みがきガムは、永久歯が生え始める生後6か月頃から取り入れやすくなります。最初は硬すぎるタイプではなく、やわらかめで短時間でも噛みやすいものを選ぶと慣れやすいです。丸飲みしやすい子は、必ず見守りながら与えるようにします。
■グリニーズ プラス 子犬用
子犬向けにやわらかめに作られており、噛む練習をしながら歯みがき習慣を始めやすいガムです。超小型犬・小型犬向けサイズもあり、口が小さい子犬でも使いやすくなっています。歯みがきが苦手な子の“最初の練習用”として選ばれることもあります。
子犬におやつを与えるときの注意点

子犬におやつを与えるときは、「喜んで食べるか」だけでなく、量や与え方まで含めて調整することが大切です。
特に子犬期は体が小さく、食べすぎや丸飲みの影響を受けやすいため、成犬と同じ感覚で与えるとお腹を壊したり、食事バランスが崩れたりすることがあります。
ここでは、1日に与える量の目安、小さく割って与える必要があるケース、体に合わなかったときの見分け方まで順を追って整理していきます。
与える量
子犬のおやつは、1日に食べるフード量の10%以内を目安にすると量を調整しやすくなります。
たとえば、フードを1日100g食べている場合は、おやつは10g前後までを目安にすると安心です。
また、しつけで何回も使う日は、最初に1日分を小皿へ分けておくと、与えすぎを防ぎやすくなります。おやつを増やした分は、食事量を少し調整してあげると続けやすいです。
丸飲みしやすい子犬には小さく割って与える
早食いや丸飲みしやすい子犬には、おやつを小さく割ってから与えると安心しやすくなります。
特に少し大きめのおやつは、そのままだと飲み込みやすいため、数回かんで食べられるサイズに調整してあげるのがおすすめです。
また、急いで食べさせるより、飼い主の手から1粒ずつゆっくり渡す方が、食べ方を確認しながら与えやすくなります。
下痢やかゆみが出たらすぐに中止する
新しいおやつを与えたあとに、下痢や吐き戻し、体をかく様子が増えた時は、いったんおやつを中止して様子を見るようにしましょう。
初めて与える時は、1種類を少量から始めると、原因を確認しやすくなります。
また、症状が続く場合は無理におやつを増やさず、食事も普段通りにしながら落ち着くかを見てあげると安心です。
まとめ
子犬のおやつは、「人気だから」で選ぶよりも、月齢や食べやすさに合わせて選ぶことが大切です。
最初は、普段のフードを小分けにしてごほうび代わりに使いながら、少しずつボーロややわらかいおやつを試していくと、負担を抑えながら始めやすくなります。
また、子犬はまだ噛む力や消化機能が安定していない時期でもあるため、「小さめ・やわらかめ・子犬用」を意識して選ぶと安心しやすくなります。
しつけ用、噛む練習用など、目的に合わせて使い分けるのも選びやすいポイントです。
ただし、おやつは“たくさん食べさせるもの”ではなく、あくまでごほうびやコミュニケーションのひとつです。
少量から様子を見ながら、その子に合うものをゆっくり見つけてあげてくださいね。