目次
はじめに
「子犬に手作りご飯を作ってあげたいけれど、どんな食材を使えばいいの?」
「初めてでも簡単に作れて、子犬が食べやすいレシピはある?」と迷っていませんか。
いつものドッグフードとは違うご飯を用意したくても、肉や野菜をどのように組み合わせるのか、どのくらい加熱すればよいのか分からないと、なかなか作り始められませんよね。
この記事では、初心者でも作りやすい子犬向けの手作りご飯レシピ4選をはじめ、食材の選び方や調理するときのポイント、与える量や注意点まで紹介します。
子犬の手作りご飯を作る前に知っておきたいことは?

子犬に手作りご飯を与える場合は、成犬と同じ感覚で食材を選んだり調理したりせず、体の成長段階に合わせた準備が必要です。
ここでは、子犬の手作りご飯を始める前に確認しておきたい調理方法と切り替え方について説明します。
子犬には加熱した食材を使う
子犬の手作りご飯に使う肉や魚、野菜は、生のまま与えず、中心までしっかり火を通してから与えましょう。
特に肉や魚は、切った断面まで色が変わり、生の部分が残っていないことを確認すると安心です。
加熱した食材は人肌程度まで冷まし、熱いまま食器に入れないようにしてください。
味付けをせず食べやすい大きさにする
子犬の手作りご飯は、塩や砂糖、しょうゆなどで味付けをせず、食材そのものの味を生かして調理します。
加熱した食材は、子犬が噛みやすく、丸飲みしにくい大きさを目安に細かく切ってあげましょう。
硬さのある食材は、指やスプーンで簡単につぶせるくらいまでやわらかく加熱すると食べやすくなります。
ドッグフードから急に完全手作りへ切り替えない
これまでドッグフードを食べていた子犬は、1日ですべての食事を手作りご飯へ変えるのではなく、少量ずつ取り入れていきましょう。
まずは普段のドッグフードに手作りご飯を少量加え、便の硬さや回数、食欲などを毎日確認しながら、少しずつ割合を調整します。
下痢や嘔吐などが見られた場合は、それ以上割合を増やさず、いったん切り替えを中止して様子を確認してください。
初心者でも作れる子犬向け手作りご飯レシピ
子犬の手作りご飯は、身近な食材を使い、やわらかく加熱することで初心者でも作れます。
ここでは、鶏むね肉のおじや、ささみと野菜のやわらかご飯、鮭のスープご飯、ひき肉と野菜の簡単ご飯の4つを紹介します。
鶏むね肉とご飯のおじや
鶏むね肉は皮や余分な脂を取り除き、子犬が食べやすいように細かく切っておきます。
鍋に鶏むね肉、ご飯、水を入れ、鶏むね肉の中心までしっかり火が通り、ご飯が水分を吸ってやわらかくなるまで煮込みましょう。
火を止めたあとは人肌程度まで冷まし、大きなかたまりが残っていないことを確認してから与えてください。
ささみと野菜のやわらかご飯
ささみは筋を取り除いて細かく切り、野菜も子犬が食べやすい大きさに刻んでおきます。
鍋にささみ、野菜、水を入れ、ささみの中心までしっかり火を通しながら、野菜が指やスプーンで簡単につぶせるくらいまでやわらかく煮込みましょう。
加熱後は食材をさらに細かくほぐし、人肌程度まで冷ましてから与えてください。
鮭とご飯のスープご飯
鮭は味付けされていない生鮭を選び、あらかじめ骨と皮を丁寧に取り除いてから使います。
鍋に鮭、ご飯、水を入れ、鮭の中心までしっかり火を通し、ご飯がやわらかくなるまで煮込んだら、鮭を細かくほぐして骨が残っていないかもう一度確認しましょう。
最後にスープも含めて人肌程度まで冷まし、熱くないことを確認してから与えてください。
ひき肉と野菜の簡単ご飯
ひき肉と細かく刻んだ野菜を鍋に入れ、水を加えて、ひき肉をほぐしながらじっくり加熱します。
ひき肉に赤い部分が残らず、野菜も指やスプーンで簡単につぶせるくらいまでやわらかくなったら火を止めましょう。
余分な脂が浮いている場合は取り除き、全体を人肌程度まで冷ましてから与えてください。
レシピで使う材料
子犬の手作りご飯を作るときは、食べやすさだけでなく、犬が食べても問題のない食材かを確認してから材料を選ぶことが大切です。
ここでは、子犬の手作りご飯に使いやすい食材と、与えないほうがよい食材について説明します。
子犬に使いやすい食材
子犬の手作りご飯には、鶏むね肉やささみ、脂肪の少ないひき肉、骨を取り除いた鮭などが使いやすい食材です。
主食にはやわらかく炊いた白米を使い、野菜はにんじんやかぼちゃ、キャベツなどを細かく切って取り入れるとよいでしょう。
肉や魚は中心までしっかり火を通し、野菜も指やスプーンで簡単につぶせるくらいまでやわらかく加熱してから与えてください。
子犬に与えないほうがよい食材
子犬の手作りご飯には、玉ねぎや長ねぎ、にら、にんにく、ぶどう、レーズン、チョコレートなど、犬にとって危険な食材を使わないようにしましょう。
これらは少量でも健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、材料として直接使わないことはもちろん、ほかの料理から取り分ける際にも注意が必要です。
加熱すれば安全になるとは限らないため、煮汁に成分が溶け出している場合や、ほかの食材に混ざっている場合も与えないようにしてください。
子犬に手作りご飯を与えるときのポイント
子犬に手作りご飯を与える場合は、作り方だけでなく、1回に与える量や食後の体調も確認することが大切です。
ここでは、与える量の目安、体調や便を確認するポイント、栄養面で相談したほうがよい場合について説明します。
与える量の目安
子犬に与える手作りご飯の量は、月齢や現在の体重、成長のペースなどによって異なるため、一律に何gと決めることはできません。
1日に必要なエネルギー量を目安に食事量を考え、子犬の時期は1日3〜4回程度に分けて与えるとよいでしょう。
定期的に体重を量り、順調に成長しているかを確認しながら、その子に合った量へ調整していくことが大切です。
手作りご飯をどのくらい与えればよいか迷う場合は、月齢や体重に合わせた1日の食事量の考え方も確認しておきましょう。
▶子犬のご飯の量はどれくらい?月齢・体重別の目安と食事回数
体調や便の様子を見ながら与える
手作りご飯を与え始めたら、食欲や元気が普段と変わらないか、便の硬さや回数、嘔吐の有無などを毎日確認しましょう。
軟便や下痢、嘔吐などが見られた場合は、新しく加えた食材や与えた量を確認し、そのまま同じ内容の食事を続けないようにします。
症状が続いたり何度も繰り返したりする場合は、いったん手作りご飯を中止し、早めに動物病院へ相談してください。
栄養バランスが心配な場合は獣医師に相談する
成長期の子犬は、エネルギーだけでなく、たんぱく質や脂質、カルシウム、リンなどの栄養素を成長に必要な量だけ摂ることが大切です。
手作りご飯を毎日の主食として続けたい場合は、使用している食材や1日に与える量を記録しておき、必要な栄養をきちんと摂れているか獣医師に相談すると安心です。
サプリメントなどを自己判断で追加するのではなく、必要な栄養素や量について獣医師のアドバイスを受けながら調整していきましょう。
手作りご飯だけで必要な栄養を補えるか不安な場合は、ドッグフードと手作りご飯を併用する方法も確認しておくと安心です。
▶ドッグフードと手作りご飯は混ぜても大丈夫?併用するときの割合と注意点
まとめ
子犬の手作りご飯は、肉や魚、野菜などをしっかり加熱し、味付けをせず食べやすい大きさにして与えましょう。
初めての場合は、普段のドッグフードに少量加え、便や食欲の様子を見ながら少しずつ取り入れていくと安心です。
また、玉ねぎやぶどう、チョコレートなど、犬に与えてはいけない食材は使用しないようにします。
毎日の主食として続ける場合は、成長期に必要な栄養が不足しないよう、食材や量について獣医師に相談しながら調整していきましょう。