犬用フード・おやつ

▶老犬が水を飲まないときはどうする?原因と動物病院へ行く目安

はじめに

「老犬が急に水を飲まなくなったけれど、大丈夫なの?」
「何時間くらい飲まなかったら動物病院へ行くべき?」と心配になることはありませんか。

いつもは自分から水を飲んでいた愛犬が、水の入った器に近づかなくなったり、口元に水を持っていっても飲もうとしなかったりすると、脱水や病気が隠れているのではないかと不安になりますよね。

この記事では、老犬が水を飲まなくなる主な原因や、家庭でできる水分補給の工夫、動物病院へ行く目安について解説します。

老犬が水を飲まない主な原因

老犬が水を飲まなくなる原因には、加齢による変化や水飲み場の環境、食事内容の変化、病気や体調不良などがあります。

主な原因と確認したいポイントを以下の表にまとめました。

主な原因具体的な理由・確認ポイント
加齢による変化喉の渇きを感じにくくなったり、活動量や筋力が低下したりして、水を飲む回数が減ることがある
水飲み場や容器の問題水飲み場が遠い、段差がある、容器が低すぎる・深すぎるなどの理由で飲みにくくなる
食事内容や生活環境の変化ウェットフードへの切り替えで飲水量が減ったり、水飲み場の変更で飲む回数が減ったりする
病気や体調不良歯周病などによる口の痛みや吐き気などが原因で、水を飲まなくなることがある

老犬が水を飲まなくなった場合は、普段の飲水量と比較し、食事内容や水飲み場に変化がないか確認しましょう。

老犬が水を飲まないときの対処法

老犬が水を飲まないときは、水飲み場や容器を見直し、飲みやすい環境を整えることが大切です。

また、食事に水分を加えることで、無理なく水分摂取量を増やせる場合があります。

対処法具体的な方法
新鮮な水を用意する容器を毎日洗い、水をこまめに交換して清潔な状態を保つ
水飲み場を調整する寝床の近くなど移動しやすい場所に設置し、首を無理に曲げずに飲める高さにする
足元を滑りにくくする水飲み場に滑り止めマットを敷き、安定した姿勢で飲めるようにする
ウェットフードを取り入れる水分を多く含むウェットフードを食事に取り入れ、水分摂取量を増やす
ドライフードをふやかす40℃程度のぬるま湯を加えてふやかし、食事と一緒に水分を補う

水分を補う際は、無理に口へ流し込まず、犬が自分で飲んだり食べたりできる方法を選びましょう。

持病や食事制限がある場合は、獣医師に相談してから食事内容を調整してください。

老犬の水分不足と脱水症状の確認方法

老犬が水をあまり飲まない場合は、1日に必要な水分量と実際の飲水量を比較し、脱水症状がないか確認しましょう。

必要な水分量の目安と、家庭で確認できる脱水のサインを以下の表にまとめました。

確認項目目安・確認方法
1日に必要な水分量体重1kgあたり約40〜60mlが目安
体重5kgの場合1日約200〜300mlが目安
体重10kgの場合1日約400〜600mlが目安
飲水量の確認容器に入れた水の量と24時間後の残量を比較し、補充した分も含めて記録する
口の中の乾燥歯茎や口の中が普段より乾いていないか確認する
目のくぼみ普段と比べて目がくぼんでいないか確認する
皮膚の弾力肩甲骨付近の皮膚を軽くつまんで離し、元に戻る様子を確認する
元気や活動量普段より元気がない、動きたがらないなどの変化がないか確認する

必要な水分量には食事に含まれる水分も含まれるため、ウェットフードを食べている場合は、容器から飲む量が少なくなることがあります。

また、老犬は加齢によって皮膚の弾力が低下するため、皮膚の戻り方だけで脱水を判断することはできません。

口の乾燥や目のくぼみ、元気の低下などが見られる場合は、脱水の可能性があるため、早めに動物病院を受診しましょう。

老犬が水を飲まないときの動物病院へ行く目安

老犬が水を飲まない場合は、飲まない時間や食事からの水分摂取量、体調の変化を確認し、受診の必要性を判断しましょう。

特に、元気がない、嘔吐を繰り返すなどの症状がある場合は、早急な対応が必要です。

状態・症状受診の目安
普段より明らかに飲水量が少ない状態が続く当日中に動物病院へ相談する
半日程度ほとんど水を飲まず、食事からも水分を摂取できない元気があっても早めに動物病院へ相談する
ぐったりして動けない・意識がはっきりしないすぐに動物病院を受診する
呼吸が苦しそうすぐに動物病院を受診する
嘔吐や下痢を繰り返している早急に動物病院を受診する
歯茎が乾燥し、目がくぼんでいる脱水の可能性があるため、早急に受診する

受診する際は、水を飲まなくなった時間や飲水量、食事から摂取した水分量を記録して獣医師に伝えましょう。

また、ぐったりしている場合や意識・呼吸に異常がある場合は、自宅で無理に水を飲ませず、すぐに動物病院へ連絡してください。

まとめ

老犬が水を飲まない原因には、加齢による変化や水飲み場の環境、食事内容の変化、病気や体調不良などがあります。

水を飲みやすくするためには、新鮮な水を用意して容器の高さや設置場所を調整し、必要に応じてウェットフードやふやかした食事から水分を補う方法が考えられます。

老犬に必要な1日の水分量は体重1kgあたり約40〜60mlが目安ですが、食事に含まれる水分も考慮して確認することが大切です。

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