目次
はじめに
「涙やけ対策にいいドッグフードってどれを選べばいいの?」「無添加って書いてあるけど、本当に安心してあげて大丈夫?」
そんなふうに感じて、愛犬のごはん選びで迷っている方も多いのではないでしょうか。
実際に、毎日フードを与えている中で、目のまわりが茶色く変色してきたり、拭いてもすぐに涙が出てしまったりすると、「食事が原因かもしれない」と不安になる場面は少なくありません。
ただ、ドッグフードは種類がとても多く、無添加と書かれていても内容は商品ごとに大きく違います。そのため、「どこを見て選べばいいのか」「何を避ければいいのか」が分かりにくいと感じてしまうのも自然なことです。
そこでこの記事では、涙やけ対策として無添加ドッグフードを選ぶときに確認しておきたいポイントを、順番にわかりやすく解説していきます。
さらに、実際に選びやすいように、具体的な商品もあわせてご紹介していきますので、「何を買えばいいか分からない」という状態から一歩進める内容になっています。
涙やけ対策に無添加ドッグフードが選ばれる理由

涙やけは目元だけの問題に見えますが、実際には毎日食べているフードの内容が大きく関わっているケースが多く、体の内側の状態がそのまま目元の汚れとして現れます。
ここでは、なぜ食事が涙やけに影響するのかという基本的な仕組みと、その対策として無添加ドッグフードが選ばれている具体的な理由を順番に解説します。
食事が涙やけに影響する理由
犬は1日に体重1kgあたり約50ml前後の水分を摂り、その一部は涙として常に分泌されますが、食事内容によって体内で処理しきれない成分が増えると、目の周りから排出される量が増えます。
とくに保存料や着色料などの添加物を毎日摂取すると、体内での分解・排出の負担がかかり、涙の量が通常より多くなりやすく、その結果として目の下が濡れ続け、毛が変色して涙やけが目立つ状態になります。
無添加ドッグフードが選ばれる理由
無添加ドッグフードは、保存料・着色料・香料などの人工添加物を含まない設計のため、1日2回、体重5kgの犬であれば1回あたり約70g前後を継続して与えても、体内で処理する不要成分が増えにくくなります。
その結果、涙として排出される余分な成分が減り、目の下が常に濡れた状態が続きにくくなるため、涙やけの原因となる被毛の変色を抑えやすくなることから選ばれています。
涙やけ対策に向いている無添加ドッグフードの選び方

涙やけ対策として無添加ドッグフードを選ぶ場合でも、パッケージに「無添加」と書かれているだけで選ぶと、原材料や設計によっては思ったような変化が出ないことがあります。
ここでは、実際に毎日与える中で涙やけ改善につながりやすいかどうかを判断するために、人工添加物の有無や消化しやすさ、タンパク質の質、そして無理なく続けられる価格まで、具体的なチェックポイントを順番に解説します。
人工添加物が入っていないかを確認する
パッケージ裏の原材料表示を確認し、「保存料(BHA・BHTなど)」「着色料(赤〇号・青〇号)」「香料」といった人工添加物が記載されていないかを必ずチェックします。
これらが含まれているフードを毎日与え続けると、消化不良を起こしやすくなり、体内に老廃物が溜まりやすくなります。
その老廃物が涙に混ざって排出されることで涙の量や質が変わり、目の下が濡れ続ける状態が起こるため、結果として涙やけにつながります。
消化しやすい原材料を選ぶ
原材料表示で主原料が鶏肉や白身魚など消化しやすい動物性たんぱく質になっているかを確認し、穀物が多く配合されていないフードを選びます。
体重5kgの犬が1日約140gを摂取した場合でも、消化に時間がかかる原材料が多いと未消化のまま腸内に残りやすくなり、老廃物として体外に排出される量が増えます。
その老廃物が涙に混ざることで涙の分泌量が増え、目の下が常に湿った状態になりやすくなるため、消化しやすい原材料を選ぶことが重要です。
タンパク質の質を見る
原材料表示で「チキンミール」「ミートミール」など加工された表記ではなく、「鶏肉」「白身魚」など具体的な肉の名称が最初に記載されているかを確認します。
体重5kgの犬が1日約140gを摂取する中で、質の低いタンパク質が多いと消化吸収率が下がり、体内で分解しきれない成分が増えます。
その未消化成分が老廃物として涙に混ざって排出されることで、涙の量が増え目の下が濡れ続ける状態になりやすくなるため、吸収しやすいタンパク質かどうかを確認することが重要です。
続けやすい価格か
1kgあたり3,000円前後の無添加ドッグフードを基準に、体重5kgの犬で1日約140g与える場合、1日あたり約420円、1か月で約12,600円かかるため、この金額を無理なく毎日継続できるかを基準に判断します。
途中で価格が負担になり量を減らしたり別のフードに戻すと、体内環境が安定せず涙の量が変動しやすくなり、目の下が乾かない状態が続く原因になるため、毎日同じ量を続けられる価格帯かどうかで選ぶことが重要です。
涙やけ対策におすすめの無添加ドッグフード一覧

涙やけ対策として無添加ドッグフードを選ぶ際は、単に「無添加」という表示だけでなく、どのような特徴や設計の違いがあるのかまで具体的に見ていくことが重要です。
ここでは、実際に涙やけ対策として選ばれている無添加ドッグフードをいくつか紹介しながら、それぞれの無添加ポイントや特徴、そしてどのような体質や悩みを持つ犬に向いているのかを具体的に解説していきます。
各すすめの無添加ドッグフードの特徴と無添加ポイント
ここでは、涙やけ対策として選ばれる無添加ドッグフードを、「何が無添加なのか(保存料・着色料・香料など)」と「原材料の構成」に絞って整理しています。
無添加といっても定義は商品ごとに異なり、保存料のみ不使用のものもあれば、酸化防止剤や香料まで含めて排除しているものもあります。
そのため、「無添加」という言葉だけで判断せず、実際に使われていない添加物の種類や原料のシンプルさまで確認することが重要です。
以下では、各商品の特徴と無添加ポイントを事実ベースでまとめているので、余計な成分を避けたいか、原料のシンプルさを重視するかといった視点で比較しながら確認できます。
ぺろっと元気ごはん 無添加ドッグフード
保存料や着色料を使わず、油でコーティングしない設計で素材そのものの香りを保っているため、1日約140gを継続して与えても酸化した油分を摂取しにくく、体内で不要な成分が増えにくい特徴があります。
きらきら ぼくらのなみだごはん
人工添加物を使わずに設計された涙やけ対策用フードで、毎日同じ量を与え続けても余分な添加物を体内に蓄積しにくい構成になっています。
鹿肉ドッグフード ベーシック
国産鹿肉を主原料にした無添加設計で、肉の種類を限定することで不要な混合原料を避け、日常的に与えても体内で処理する成分をシンプルに保てます。
ペトコトフーズ フレッシュドッグフード
加熱済みのフレッシュフードで保存料・着色料を使用せず、100g単位の個包装で管理されているため、開封後の酸化を抑えながら無添加状態を維持しやすい特徴があります。
しっぽとまなざし 自然のめぐみ
ヒューマングレード原料を使用しながら人工添加物を排除しており、毎日の食事として与えても余計な成分を体内に取り込まない設計になっています。
金の旨味 チキン 無添加ドッグフード
国産原料をベースに保存料・着色料を使わない無添加設計で、小型犬でも1日約140g前後を継続して摂取しても、体内での分解負担を増やさない構成になっています。
体質・悩み別で選ぶおすすめの無添加ドッグフード
涙やけ対策は「無添加かどうか」だけで判断するのではなく、犬の体質や現在の状態に合っているかで選ぶ必要があります。
涙の量が多いのか、目の周りに赤みが出ているのか、もともとお腹が弱いのかによって、合うフードの原料構成や設計は変わります。そのため、同じ無添加フードでも、体質に合わないものを選ぶと変化が出にくい状態になります。
ここでは、体質や悩みごとに見るべきポイントを整理しているので、自分の犬の状態に当てはめながら、どのタイプの無添加ドッグフードを選ぶべきか判断できるようにしています。
涙が多い犬:このこのごはん
保存料・香料・着色料不使用に加えて小麦グルテンも使われていないため、不要な添加物や穀物由来の成分を抑えた構成になっており、日常的に余計な成分を摂りにくい設計です。
赤みが出る犬:ナチュロル ドッグフード
保存料・着色料・香料をすべて使用しない無添加設計で、原材料もシンプルにまとめられているため、不要な添加物を避けたい場合に選びやすい構成です。
アレルギー体質:モグワンドッグフード
穀物不使用(グレインフリー)で、チキンとサーモンを主原料にしたシンプルな構成のため、穀物由来の成分を避けたい場合に選びやすい設計です。
消化が弱い犬:ペトコトフーズ
加熱調理されたフレッシュフードで、保存料・着色料を使用せず、水分を含んだ状態で与えられるため、ドライフードよりも食べやすい設計です。
無添加ドッグフードは不要な添加物を含まないため、体内に余分な成分が溜まりにくく、涙として排出される量を抑えやすい設計になっていることから、涙やけに悩む犬に適した選択肢として選ばれています。
無添加のドッグフード選びで迷ったときの判断ポイント

ドッグフードは種類が多く、成分や価格、口コミまで見始めるとどれを選べばいいのか判断が止まってしまうことがあります。
ここでは迷ったときでもその場で判断できるように、主原料・粒サイズ・製造国という3つの視点に絞って、すぐ選べる基準を具体的に解説します。
主原料で選ぶ
パッケージ裏の原材料表示の一番最初に「鶏肉」「白身魚」など具体的な肉や魚の名称が記載されているフードを選びます。
体重5kgの犬が1日約140gを摂取する場合でも、主原料が穀物中心だと消化に時間がかかり未消化の成分が増えやすくなります。
その結果、体内で処理しきれない成分が老廃物として排出されやすくなり、体調が安定しにくくなるため、最初に記載されている主原料が動物性たんぱく質かどうかで判断することが重要です。
粒サイズで選ぶ
粒の直径が約5mm以下の小粒か、10mm前後の中粒かを確認し、口の大きさに合わせて選びます。
体重3〜5kgの小型犬であれば5mm前後の粒であれば1回の食事で約70gを無理なく噛み切れるため、丸飲みを防ぎやすくなります。
粒が大きすぎると噛まずに飲み込みやすくなり、消化に時間がかかって未消化のまま腸内に残る量が増えるため、体調が安定しにくくなることから、口に合ったサイズで選ぶことが重要です。
国産か海外製かで選ぶ
パッケージに記載されている製造国と賞味期限を確認し、開封前で製造から12か月以内の商品を選びます。
国内製造であれば輸送期間が数日〜1週間程度で店頭に並ぶため、購入時点での鮮度が保たれやすく、開封後も酸化の進行を抑えやすくなります。
一方で海外製の場合は輸送に2週間〜1か月以上かかることがあり、その間に油脂の酸化が進むと、体重5kgの犬が1日約140gを摂取した際に酸化した成分を継続的に取り込むことになり、消化負担が増えやすくなるため、製造国と流通期間を基準に選ぶことが重要です。
無添加のドッグフードに切り替えるときの注意点

無添加ドッグフードに切り替える際は、良いフードであっても与え方を間違えると体調を崩したり、変化を正しく判断できなくなることがあります。
ここでは切り替え時に失敗しないために、フードの移行方法と、実際に涙やけの変化が見え始めるまでの目安について具体的に解説します。
急な切り替えは避ける
現在のフードから新しい無添加ドッグフードへは、7日から10日かけて少しずつ割合を変えて切り替えます。
初日は全体量の20%を新しいフードにし、3日目で50%、7日目で100%にするペースで進めます。
1回で体重5kgの犬に約70g与える場合でも、急に100%切り替えると消化が追いつかず、未消化のまま腸内に残る量が増えて下痢や軟便が起こりやすくなるため、体を慣らしながら段階的に切り替えることが必要です。
効果が出るまでの目安
無添加ドッグフードに切り替えてから変化を確認するまでの目安は、最低でも14日、長い場合は30日程度です。
体重5kgの犬が1日約140gを継続して摂取すると、体内で古い成分が排出され新しい食事内容に置き換わるまでに2週間前後かかるため、涙の量や目の下の濡れ方が徐々に変わり始めます。
途中で7日以内に別のフードへ変更すると体内環境が安定せず、涙の分泌量が一定にならないため、最低14日以上は同じフードを継続して様子を見ることが必要です。
まとめ
涙やけは食事内容の影響を受けやすく、毎日与えるドッグフードの質によって涙の量や目の下の状態が変わります。
無添加ドッグフードは、保存料や着色料などの不要な成分を含まないため、体内で処理しきれない成分が増えにくく、結果として涙やけの原因を抑えやすくなります。
選ぶ際は、原材料表示の最初に肉や魚が記載されているか、消化しやすい構成か、タンパク質の質が明確かを確認し、さらに1日あたりのコストが無理なく続けられる範囲かで判断することが重要です。
また、粒サイズや製造国も食べやすさや鮮度に関わるため、体重や口の大きさ、流通期間まで含めて選ぶことで失敗を防げます。
切り替え時は7日から10日かけて徐々に割合を変え、最低でも14日以上は同じフードを継続することで体内環境が安定し、涙の状態の変化を正しく判断できるようになります。