目次
はじめに
「生後2ヶ月の犬が急にご飯を食べなくなったけれど、少し様子を見ても大丈夫?」
「元気はあるように見えるけれど、動物病院へ連れて行ったほうがいい?」と心配になっていませんか。
迎えたばかりの子犬が、いつも食べていたフードを残したり、朝からほとんど口をつけなかったりすると、フードが合わないのか体調が悪いのか判断に迷いますよね。
この記事では、生後2ヶ月の犬がご飯を食べない原因、家庭で確認したいサイン、食べないときの対処法や動物病院へ相談する目安を解説します。
生後2ヶ月の犬がご飯を食べない時に確認したい体調のサイン
生後2ヶ月の犬がご飯を食べないときは、食欲だけを見るのではなく、元気があるか、水分を取れているかなど全身の様子を確認することが大切です。
ここでは、ご飯を食べないときに確認したい具体的な体調の変化について解説します。
元気や水分が取れているかを確認する
ご飯を食べないときは、呼びかけに反応するか、自分で立って歩けるかなど、普段と比べて元気があるかを確認しましょう。
あわせて、水を自分から飲めているか、飲む量や回数がいつもより減っていないかも見ておくことが大切です。
ぐったりして動かない、水をほとんど飲めないといった様子がある場合は、食欲がないだけと考えず、体調の変化にも注意してください。
おしっこやうんち、吐き戻しや下痢の変化を確認する
おしっこが普段どおり出ているか、回数や量が急に減っていないかも確認しておきましょう。
うんちは回数だけでなく、水っぽくなっていないかを確認し、吐き戻しや嘔吐を繰り返していないかも見てください。
ご飯を食べない状態に加えて下痢や嘔吐が続いている場合は、体調を崩している可能性も考えて対応することが大切です。
食べない時間や食事量だけで判断しない
「6時間食べていない」「いつもの半分しか食べていない」といった時間や量だけで、問題があるかどうかを判断する必要はありません。
同じ食事量でも、元気があるか、水を飲めているか、排泄や嘔吐に変化がないかによって判断は変わります。
食べなかった時刻や量を記録しながら、その間の元気や飲水、排泄、嘔吐の有無も一緒に確認しておくと、体調の変化に気づきやすくなります。
生後2ヶ月の子犬がご飯を食べない主な理由
生後2ヶ月の子犬がご飯を食べない場合は、体調だけでなく、迎えたばかりの環境や生活リズムの変化が影響していることがあります。
ここでは、生後2ヶ月の子犬がご飯を食べないときに考えられる主な理由を解説します。
新しい環境や生活リズムに慣れていない
迎えたばかりの子犬は、住む場所や周囲の音、人の気配などが大きく変わり、落ち着いてご飯を食べられないことがあります。
特に迎えてから数日は、慣れない環境が気になり、食事の途中で食べるのをやめてしまうこともあります。
まずは食事や寝る時間を大きく変えず、新しい環境や生活リズムに少しずつ慣れていけるよう様子を見てあげましょう。
フードの種類や食べ方に慣れていない
ペットショップやブリーダーで食べていたものから急にフードを変えると、においや味、粒の大きさの違いから食べなくなることがあります。
また、生後2ヶ月では硬いドライフードを食べにくく、これまでふやかしたフードを食べていた子犬は、そのままの粒では食事が進まないこともあります。
迎える前に食べていたフードの種類や与え方を確認し、できるだけ同じ状態から始めると安心です。
食事回数や食べる環境が合っていない
生後2ヶ月の子犬は一度にたくさん食べにくいため、1日分のご飯を3〜4回程度に分けて与えるのが目安です。
1回の量が多かったり、前の食事からあまり時間が空いていなかったりすると、次のご飯を残してしまうことがあります。
また、人が頻繁に通る場所や大きな音がする場所では食事に集中しにくいため、できるだけ静かで落ち着いて食べられる場所に食器を置いてあげましょう。
生後2ヶ月の犬がご飯を食べない時にできる対処法
生後2ヶ月の犬がご飯を食べないときは、まず周囲の音や人の出入りを減らし、落ち着いて食べられる環境を整えます。
ここでは、家庭でできる具体的な対処法を順番に解説します。
落ち着いて食べられる環境を整える
食事中はテレビなどの大きな音を避け、人が頻繁に通らない静かな場所に食器を置いてあげましょう。
食器の位置も毎回変えず、できるだけ同じ場所で食べられるようにすると、子犬も食事に集中しやすくなります。
また、食べている途中に何度も声をかけたり触ったりせず、ゆっくり食べられる環境を整えてあげることも大切です。
食べやすい状態にして無理に食べさせない
ドライフードが硬くて食べにくそうな場合は、ぬるま湯でふやかし、子犬が口にしやすいやわらかさにしてみましょう。
これまでふやかしたフードを食べていた子犬であれば、急に硬い状態へ変えず、まずは食べ慣れた硬さで与えます。
ただし、食べないからといって無理に口の中へ押し込まず、自分から食べようとするかを見ながら様子を確認してください。
急なフード変更を避けて様子を見る
迎える前に食べていたフードが分かる場合は、まずは同じ種類を同じ与え方で用意すると、子犬も食べやすくなります。
食べないからと短期間に何種類ものフードへ変えてしまうと、そのたびににおいや味、粒の大きさが変わり、かえって食事が進まなくなることがあります。
フードを変更する場合も一度にすべて入れ替えず、これまでのフードを基本にしながら少しずつ切り替えていきましょう。
生後2ヶ月の犬がご飯を食べない時に動物病院へ相談する目安
生後2ヶ月の犬がご飯を食べないときは、食欲だけでなく、元気や水分摂取、嘔吐や下痢の有無まで確認して受診を判断します。
ここでは、動物病院へ相談する目安となる体調の変化を解説します。
元気がなく水も飲めない場合
ご飯を食べないうえに、呼びかけへの反応が弱い、立ち上がろうとしない、水を自分で飲めないといった様子がある場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。
生後2ヶ月の子犬は体が小さく、食事や水分を取れない状態が続くと、体調が悪化してしまうことがあります。
食べるようになるまで家庭で待ち続けず、元気がなく水も飲めない場合は、その時点で獣医師に状態を伝えてください。
嘔吐や下痢など体調不良がある場合
ご飯を食べないだけでなく、嘔吐や下痢も見られる場合は、回数や始まった時刻を確認して動物病院へ相談しましょう。
短時間に何度も吐く、水のような下痢を繰り返す、嘔吐と下痢が同時に見られるといった場合は、家庭だけで様子を見続けないことが大切です。
受診するときは、最後に食べた時刻や量、嘔吐や下痢の回数を伝えられるようにしておくと、診察にも役立ちます。
食べない状態が続いている場合
生後2ヶ月の子犬は1日3〜4回程度に分けて食事を取る時期なので、複数回の食事を続けて食べない場合は動物病院へ相談しましょう。
元気があるように見えても、朝から夕方までほとんど食べていないなど、食べない状態が続いている場合は、自己判断で翌日まで待たないことが大切です。
最後に食べた時刻や量、その後に何回食事を用意して食べなかったかを記録しておくと、獣医師にも状況を伝えやすくなります。
まとめ
生後2ヶ月の犬がご飯を食べないときは、食べた量だけでなく、元気や水分が取れているか、嘔吐や下痢などがないかも一緒に確認しましょう。
迎えたばかりであれば、環境の変化やフードの種類・硬さが影響していることもあるため、まずはこれまでの食べ方に近づけ、落ち着ける場所で様子を見ることが大切です。
ただし、元気がない、水を飲めない、嘔吐や下痢を繰り返すといった変化がある場合は、無理に食べさせず早めに動物病院へ相談してください。
目立った症状がなくても食べない状態が続く場合は、食事量や飲水、排泄などを記録しておくと、獣医師へ状況を伝えやすくなります。