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老犬がダイエットしていないのに痩せる原因は?受診の目安や対処法

はじめに

「老犬がダイエットをしていないのに、最近少しずつ痩せてきたけれど大丈夫?」
「ご飯はいつもどおり食べているのに体重が減るのは、年齢のせいなの?」と気になっていませんか。

以前は抱き上げたときに感じなかった背骨や肋骨が目立つようになったり、体重を測るたびに少しずつ減っていたりすると、何を確認して動物病院へ相談すればよいのか迷いますよね。

この記事では、ダイエットをしていない老犬が痩せる原因や、受診を検討する症状、家庭で確認したいポイントについて順を追って説明していきます。

老犬がダイエットしていないのに痩せる原因は?

老犬がダイエットをしていないのに痩せてきた場合は、加齢による体の変化だけでなく、食事量や消化吸収、病気などが関係している可能性があります。

ここでは、老犬が痩せる主な原因を順に解説します。

加齢による筋肉量の低下で体重が減ることがある

老犬になると、加齢とともに筋肉量が少しずつ減り、若い頃と同じように食べていても体重が落ちることがあります。

特に、散歩や遊ぶ時間が短くなって体を動かす機会が減ると、筋肉を維持しにくくなります。

体重の変化だけでなく、背中や腰、太ももなどが以前より細くなっていないかも確認してあげましょう。

食事量や消化吸収能力の低下で痩せることがある

老犬は食欲が落ちたり、1回に食べられる量が少なくなったりして、必要なエネルギーを十分に取れず痩せることがあります。

また、食事をしていても消化や吸収する力が低下すると、体重を維持するための栄養が不足することもあります。

以前よりフードを残すことが増えていないか、毎日の食事量とあわせて確認してみましょう。

病気が原因で体重が減ることもある

老犬の体重が減る背景には、加齢だけでなく、病気による食欲や消化吸収の変化などが関係していることもあります。

特に、食事量が変わっていないのに体重が減り続けている場合は、「年齢のせい」と決めつけずに様子を見ることが大切です。

1〜2週間ほどで明らかに体重が減った場合や、食欲・飲水量・排便などにも変化が見られる場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。

老犬の体重減少は様子見でいい?

老犬の体重が減ってきた場合、加齢による筋肉量の減少などで自然に痩せるケースもありますが、すべてが年齢による変化とは限りません。

ここでは、加齢による変化として様子を見られるケースと、早めに動物病院を受診したほうがよいケースを分けて解説します。

加齢による変化として様子を見られるケース

体重が少しずつ減っていても、食欲が普段どおりあり、元気や活動量、飲水量、排便にも変化がなければ、加齢による筋肉量の減少として様子を見られる場合があります。

食事量が以前と大きく変わっておらず、短期間で急に体重が落ちていないかも確認しておきましょう。

様子を見る場合も、できるだけ同じ条件で定期的に体重を測り、減少が続いていないか見守ることが大切です。

早めに動物病院を受診したほうがよいケース

食事量が変わっていないのに体重が減り続けている場合や、短期間で明らかに痩せた場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。

特に、食欲や元気がなくなった、飲水量や尿量が増えた、嘔吐や下痢が見られるといった変化がある場合は、加齢だけでなく病気が関係している可能性もあります。

体重減少が続いているときは長く様子を見続けず、気になる変化を伝えて原因を確認してもらうと安心です。

老犬がダイエットしていないのに痩せたときに家庭で確認したいポイント

老犬の体重が減ったときは、体重だけで判断せず、普段の食事や水分摂取、排泄、活動量なども確認することが大切です。

ここでは、家庭で確認しておきたいポイントを順番に解説します。

食欲や食事量に変化はないか

いつもと同じ時間に食事を与えていても、以前より残す量が増えていないか、1回に食べられる量が減っていないかを確認しましょう。

食事量が数日続けて減っている場合は、与えた量と残した量を記録しておくと、変化に気づきやすくなります。

食べる量が減って1日に必要なエネルギーを十分に取れなくなると、少しずつ体重が落ちることがあります。

飲水量や排便・排尿に変化はないか

水を飲む量や回数が以前より増えていないか、普段の様子と比べながら確認してみましょう。

あわせて、便や尿の回数・量・状態にも変化がないかを見て、いつもと違う状態が数日続く場合は記録しておくと安心です。

体重減少とともに飲水量や排泄にも変化が見られる場合は、いつ頃からどのように変わったのかを把握しておくことが大切です。

元気や活動量に変化はないか

散歩で歩く速さや距離、家の中で動く様子などを以前と比べ、活動量が減っていないか確認しましょう。

寝ている時間が明らかに増えた、散歩の途中で帰りたがるなどの変化が見られる場合は、元気が低下している可能性があります。

体重が減り始めた時期と活動量が落ちた時期をあわせて振り返ると、愛犬の変化を把握しやすくなります。

老犬がダイエットしていないのに痩せたときの対処法

老犬がダイエットをしていないのに痩せた場合は、食事内容や回数だけでなく、普段の生活や体重の変化も確認しながら対応することが大切です。

ここでは、家庭でできる対処法と、体重の変化を確認する方法について順番に解説します。

食事内容や食事回数を見直す

まずは現在与えているフードの種類や1日の給与量を確認し、食べ残しが増えている場合は実際に食べた量も記録してみましょう。

1日2回の食事では1回に十分な量を食べられない場合は、1日の給与量を変えずに3回などに分ける方法もあります。

急に食事量を大きく増やすのではなく、体重や食べられる量を見ながら少しずつ調整することが大切です。

食事・運動・保温など日常ケアを見直す

老犬が痩せてきたときは、食事だけでなく、散歩や運動の量、普段過ごしている部屋や寝床の温度も確認してみましょう。

以前より運動量が増えていると消費するエネルギーが多くなり、寒い環境では体温を保つためにもエネルギーを使います。

すぐに食事量を増やすのではなく、最近の運動量や室温などに変化がなかったか振り返ってみることも大切です。

体重を定期的に記録して変化を確認する

体重はできるだけ同じ時間帯や条件で測り、測定した日と一緒に記録しておきましょう。

週1回程度を目安に測定を続けると、一度の数値だけでは分かりにくい体重の変化にも気づきやすくなります。

前回や1か月前の体重と比べながら、少しずつでも減少が続いていないか見守っていきましょう。

まとめ

老犬がダイエットをしていないのに痩せてきたときは、年齢のせいと決めつけず、食事量や体重、普段の様子を確認してあげましょう。

加齢によって筋肉量が減ることもありますが、食事量が変わらないのに痩せ続ける場合や、食欲・元気・飲水量などにも変化がある場合は、病気が隠れている可能性もあります。

まずは定期的に体重を測り、食事や排泄、活動量の変化も一緒に見守ることが大切です。

気になる体重減少が続くときは無理に食事量を増やそうとせず、早めに動物病院へ相談してみてください。

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