目次
はじめに
「散歩中に愛犬が私の足へ鼻をくっつけてくるのはなぜ?」
「何度も足元に鼻を寄せてくるけれど、甘えているのか、何か伝えたいことがあるの?」と気になっていませんか。
歩いている途中で急に足へ鼻を近づけたり、立ち止まるたびに足元を確認したりすると、散歩中の癖なのか、飼い主に何かを求めているのか分からなくなりますよね。
この記事では、散歩中に足へ鼻をくっつける心理や理由、状況別の見分け方、飼い主が取るとよい対応について順を追って説明していきます。
散歩中に私の足へ鼻をくっつけるのは?
散歩中に飼い主の足へ鼻をくっつける行動には、そばにいたい、歩く方向やペースを伝えたいなど、さまざまな気持ちが隠れていることがあります。
ここでは、鼻をくっつけるタイミングやその後の行動から考えられる犬の気持ちを順に説明します。
飼い主のそばにいたい気持ちを表している
散歩中に飼い主の足へ鼻をくっつけるのは、そばにいたいという気持ちの表れとして見られることがあります。
歩きながら足元へ寄って鼻をつけ、そのまま近くを歩いている場合は、飼い主との距離を保つことで安心しているのかもしれません。
鼻をつけたあともそばを離れず、飼い主の歩く速度に合わせているようであれば、普段どおり優しく見守ってあげましょう。
歩く方向やペースを伝えようとしている
犬が散歩中に足へ鼻をつけたあと、立ち止まったり別の方向へ進もうとしたりする場合は、歩く方向やペースについて何か伝えようとしていることがあります。
鼻をつけた直後に別の道へ向かおうとするなら、気になる場所や行きたい方向があるのかもしれません。
歩く速度や進む方向を少し変えながら、愛犬がどのような反応をするか確認してみると気持ちを読み取りやすくなります。
注目してほしい・かまってほしいと伝えている
散歩中に足へ鼻をつけたあと、飼い主の顔を見たり何度も鼻をつけたりする場合は、注目してほしい、かまってほしいという気持ちが隠れていることがあります。
鼻をつけるたびに声をかけたり触ったりしていると、「こうすれば飼い主が反応してくれる」と覚えて繰り返すようになることもあります。
鼻をつけたあとに顔を見上げたり、その場で反応を待ったりしているかも一緒に確認してみましょう。
周囲が気になり飼い主を確認している
散歩中に周囲を気にしたあとで飼い主の足へ鼻をくっつける場合は、そばにいることを確認して安心しようとしている可能性があります。
知らない犬や人、大きな音などを気にしながら足元へ寄り、鼻をつけたあとも離れない場合は、周囲に少し不安を感じているのかもしれません。
何を見たあとに足元へ寄ってくるのかを確認しながら、怖がっている様子があれば無理に近づけず、安心して歩ける距離を取ってあげましょう。
散歩中に足へ鼻をくっつける理由を見分けるポイント
散歩中に足へ鼻をくっつける理由は、鼻をつける行動だけでは判断できないため、そのときの犬の様子をあわせて確認することが大切です。
ここでは、具体的に確認したいポイントを順に説明します。
しっぽや耳の様子から気持ちを判断する
犬が鼻をくっつけてきたときは、その行動だけで判断せず、しっぽの位置や動き、耳の向きにも目を向けてみましょう。
しっぽを自然な位置で振り、耳も普段と変わらない様子であれば、落ち着いた気持ちで飼い主に近づいていると考えられます。
反対に、しっぽを下げて耳を後ろへ倒している場合は、周囲を怖がっていないか、緊張していないかを優しく確認してあげてください。
鼻をくっつけるタイミングを確認する
鼻をくっつける直前の状況を振り返ると、愛犬が何を伝えようとしているのか分かりやすくなります。
散歩を始めたときや立ち止まったとき、知らない人や犬とすれ違ったあとなど、決まった場面で鼻をつけるのであれば、その状況がきっかけになっているのかもしれません。
一度の行動だけで決めつけず、散歩のたびに同じタイミングで見られるかを確認してみましょう。
歩く速度やリードの様子もあわせて見る
犬が鼻をくっつけたあとは、歩く速度が変わるか、リードが張ったり緩んだりするかも一緒に見てみましょう。
鼻をつけたあとに歩く速度を落としたり、行きたい方向へ進もうとしたりする場合は、散歩のペースや進む方向について何か伝えようとしている可能性があります。
一方、その後も普段どおりに歩いているのであれば、飼い主のそばにいたい、注目してほしいなど、ほかの気持ちも考えながら様子を見てあげましょう。
散歩中に足へ鼻をくっつけられたときの対応
散歩中に足へ鼻をくっつけてきたときは、犬の表情やしっぽ、歩き方などを確認しながら、そのときの状態に合わせて対応しましょう。
急に鼻をくっつける回数が増えた場合は、普段と違う行動として体調の変化も確認します。
安心している様子なら普段どおり散歩を続ける
しっぽが自然な位置にあり、耳や表情も普段と変わらず、鼻をくっつけたあとも普通に歩いているのであれば、特別な対応をせずそのまま散歩を続けて問題ありません。
歩く速度やリードの状態なども確認し、いつもと変わらない様子であれば、飼い主のそばにいることで安心している可能性もあります。
犬が落ち着いて歩けている場合は、鼻をくっつけたことだけを気にしすぎず、普段どおり散歩を楽しみましょう。
要求行動の場合は落ち着いて対応する
鼻をくっつけたあとに飼い主を見続けたり、何度も同じ行動を繰り返したりする場合は、何かを要求している可能性があります。
鼻をつけるたびに立ち止まる、触る、進む方向を変えるといった対応をしていると、「鼻をつければ応えてもらえる」と覚えて繰り返すこともあります。
必要な対応をしたあとは、犬が落ち着くのを待ってから普段の散歩へ戻るようにしましょう。
急な行動の変化があるときは体調にも注意する
これまであまり鼻をくっつけなかった犬が、急に何度も飼い主の足へ鼻をつけるようになったときは、食欲や元気、歩き方などにも変化がないか確認してみましょう。
鼻をつける回数が増えたことに加えて、散歩を嫌がる、歩きたがらない、食欲がない、元気がないといった様子が見られる場合は、体調が優れない可能性も考えられます。
いつもと違う状態が続いたり、気になる症状が見られたりする場合は、無理に散歩を続けず動物病院へ相談しましょう。
まとめ
散歩中に犬が飼い主の足へ鼻をくっつけるのは、そばにいたい気持ちや、何かを伝えようとしているサインとして見られることがあります。
鼻をつけたあとの様子や、しっぽ・耳の状態なども一緒に見ると、愛犬の気持ちを読み取りやすくなるでしょう。
普段どおり落ち着いて歩いているなら、過度に気にせずそのまま散歩を続けて構いません。
ただし、急に回数が増えたり、食欲や元気がない、歩きたがらないなどの変化が見られたりするときは、体調にも目を向け、気になる場合は動物病院へ相談してください。