はじめに
「犬がシーツに顔をこすりつけるのは、気持ちいいから?」
「寝る前や起きた後に何度もこすっているけれど、顔がかゆいの?」と気になっていませんか。
ベッドや布団の上で、犬がシーツに鼻や頬を押しつけて左右にこすったり、顔全体を何度も擦ったりすると、かわいい仕草だと思う一方で、そのまま見守ってよいのか心配になりますよね。
この記事では、犬がシーツに顔をこすりつけるときに考えられる理由から、注意して見ておきたい変化、飼い主さんが確認したいポイントまで順を追って説明していきます。
犬がシーツに顔をこすりつける主な理由は?
犬がシーツに顔をこすりつける行動には、シーツの感触や匂いを好んでいる場合や、顔まわりについた汚れや気になるものを落とそうとしている場合があります。
ここでは、犬がシーツに顔をこすりつける主な理由を、行動の様子ごとに説明します。
シーツの感触や匂いが気持ちよくてしている
犬は、やわらかいシーツに頬や鼻先を押しつけ、顔を動かして感触を楽しむことがあります。
自分や飼い主の匂いが残っていると、安心して顔をこすりつけることもあります。
こすったあとにそのまま横になったり眠ったりする場合は、シーツの感触や匂いを好んでいると考えられます。
顔まわりについた汚れや違和感を取りたい
食事や水を飲んだあとなどに、口元や鼻先についたものが気になり、シーツに顔をこすりつけることがあります。
頬や口元を数回こすったあと、顔を気にする様子がなくなる場合は、汚れなどを取り除こうとしている可能性があります。
安心できる場所でリラックスしている
普段から寝ているシーツの上で、横になりながら顔や頬をゆっくりこするのは、リラックスしているときに見られることがあります。
こすったあとに体を伸ばしたり、そのまま眠ったりする場合は、安心してくつろいでいると考えられます。
かゆみや不快感があって気にしている
顔まわりにかゆみや不快感があると、気になる部分をシーツに何度もこすりつけることがあります。
同じ側の頬や目元、鼻まわりを繰り返しこする、前足でも顔をかくといった場合は注意が必要です。
以前より回数が増えた、強くこするようになった場合は、顔まわりに赤みや傷がないか確認しましょう。
犬がシーツに顔をこすりつけても問題ないケース
犬がシーツに顔をこすりつけていても、短時間で自然にやめ、その後も普段どおりに過ごしている場合は、すぐに心配する必要はありません。
ここでは、顔をこすりつけても問題ないと考えやすいケースを説明します。
一時的にこすってすぐやめる場合
犬がシーツに顔を数回こすりつけたあと、自分からやめて普段どおりに過ごしている場合は、過度に心配する必要はありません。
その後も顔を気にせず、横になったり眠ったりしているのであれば、一時的な行動として様子を見てもよいでしょう。
寝床で楽しそうに過ごしている場合
犬がシーツに顔をこすりつけながら体をくねらせたり、しっぽを振ったりするのは、くつろいでいるときに見られることがあります。
短時間で自然にやめ、そのまま横になって落ち着いている場合は、リラックスしたときの行動として見守ってよいでしょう。
注意が必要な顔のこすりつけ方と確認ポイント
犬がシーツに顔をこすりつける回数が増えたり、強く何度もこすったりする場合は、普段の仕草とは分けて様子を確認することが大切です。
ここでは、注意したい顔のこすりつけ方と確認するポイントを説明します。
頻繁に繰り返したり強くこすったりする場合
犬がシーツに何度も顔をこすりつけたり、以前より強く押しつけたりする場合は、顔まわりに違和感がないか確認しましょう。
一度やめてもすぐに繰り返す、同じ場所ばかりをこするといった様子が続く場合も、普段の仕草とは分けて考えることが大切です。
顔を気にする様子や赤み、涙がある場合
シーツに顔をこすりつけるだけでなく、前足で何度も顔をかく場合は、顔まわりにかゆみや違和感がある可能性があります。
皮膚に赤みがないか、涙が普段より増えていないかなど、顔の状態もあわせて確認しましょう。
行動の変化が続く場合は動物病院に相談する
これまで見られなかった顔をこする行動が続いたり、以前より回数や強さが増えたりした場合は、動物病院への相談を検討しましょう。
いつから始まったのか、どのくらいの頻度でこするのかを確認しておくと、獣医師にも状況を伝えやすくなります。
犬がシーツに顔をこすりつけるときの飼い主の対応
犬がシーツに顔をこすりつけているときは、すぐに行動を止めるのではなく、こすり方や回数、その後の様子を確認しながら対応することが大切です。
ここでは、犬の様子に合わせた飼い主の対応方法を説明します。
無理にやめさせず様子を確認する
犬がシーツに顔をこすりつけていても、すぐにやめさせず、まずは様子を見守りましょう。
こする回数や強さを確認し、短時間で自分からやめて普段どおり過ごしている場合は、そのまま見守ってもよいでしょう。
シーツを清潔に保って刺激を減らす
犬の顔が直接触れるシーツは定期的に洗濯し、毛や汚れがたまらないよう清潔に保ちましょう。
洗剤が残らないよう十分にすすぎ、しっかり乾かしてから使うことで、顔まわりへの刺激も減らせます。
気になる変化がある場合だけ対応する
顔をこする回数や強さが増えた、赤みや涙が見られるなど、普段と違う変化がある場合は注意して様子を確認しましょう。
こうした状態が続く場合は、いつから変化したのかを整理し、必要に応じて動物病院への相談を検討してください。
まとめ
犬がシーツに顔をこすりつけるのは、感触や匂いを楽しんでいたり、安心してくつろいでいたりする場合があります。
短時間で自然にやめ、普段どおりに過ごしているなら、そのまま見守ってよいでしょう。
一方、何度も繰り返す、強くこする、赤みや涙が見られる場合は、顔まわりの状態を確認してください。
普段からシーツを清潔に保ち、いつもの仕草との違いを見ながら、気になる変化が続くときは動物病院へ相談しましょう。