目次
はじめに
「犬がご飯を食べないけれど、元気があるならほっといても大丈夫?」
「何時間くらい食べなかったら動物病院へ行くべき?」と心配になっていませんか。
いつものドッグフードを食器に入れてもにおいを嗅ぐだけで口をつけず、水は飲んでいて普段どおり動いていると、すぐ受診するべきなのか、次の食事まで様子を見るべきなのか迷いますよね。
この記事では、犬がご飯を食べないときに様子を見られるケース、ほっとかずに注意したい症状、動物病院へ行く判断基準を解説します。
犬がご飯を食べないときはほっといてもいい?
犬がご飯を食べないときに様子を見てよいかは、食欲だけでなく元気や水分摂取、排泄の状態もあわせて確認して判断します。
ぐったりしている、何度も吐く、下痢が続くなどの症状がある場合は、食べるまでほっとかず早めに動物病院へ相談しましょう。
元気・水分・排泄に問題がなければ様子を見られることがある
ご飯を食べなくても、普段どおり元気があり、水を飲めている場合は、短時間であれば様子を見られることがあります。
便や尿にも大きな変化がないか確認し、食べない状態が続くようであれば動物病院へ相談しましょう。
ぐったりしている・嘔吐や下痢がある場合は早めの受診が必要
ご飯を食べないうえに、ぐったりしている、呼びかけへの反応が弱い、嘔吐や下痢を繰り返している場合は注意が必要です。
食べるまで自宅で様子を見続けず、普段と明らかに違う状態があれば早めに動物病院へ相談しましょう。
犬がご飯を食べなくてもほっといて様子を見られるケース
犬がご飯を食べない場合でも、食欲以外の様子に大きな変化がなければ、すぐに受診せず経過を見られることがあります。
引っ越しや留守番時間の変化などの環境変化、同じフードが続いたことによる食べ飽きが考えられる場合もあります。
食欲以外は普段どおり元気に過ごしている
ご飯を食べなくても、普段どおり歩いたり遊んだりしていて、呼びかけへの反応にも変化がなければ、短時間であれば様子を見られることがあります。
寝ている時間や動き方にも目立った変化がなければ、次の食事まで様子を見てみましょう。
水は飲めていて排泄にも大きな異常がない
自分で水を飲めていて、便や尿も普段どおり出ている場合は、短時間であれば様子を見られることがあります。
水を飲む量や排泄の状態に大きな変化がないか確認しながら、その後の食欲を見ていきましょう。
環境の変化や食べ飽きが考えられる
引っ越しや留守番時間の変化などがあると、一時的に食欲が落ちることがあります。
また、同じフードが続いて食いつきが悪くなることもあるため、環境が変わった時期や食べなくなったタイミングを振り返ってみましょう。
犬がご飯を食べないときにほっといてはいけないサイン
犬がご飯を食べないうえに、水も飲まない、ぐったりして動かないなどの変化がある場合は、そのまま様子を見続けないことが大切です。
ほかに目立った症状がなくても食べない状態が続いている場合は、動物病院への相談を検討しましょう。
水も飲まない・ぐったりしている
ご飯だけでなく水も飲まず、横になったまま動こうとしない場合は注意が必要です。
呼びかけへの反応が弱い、立ち上がろうとしないなど普段と明らかに違う様子があれば、早めに動物病院へ相談しましょう。
嘔吐・下痢・呼吸の異常などほかの症状がある
食欲不振に加えて、嘔吐や下痢が続いている場合や、呼吸が速い・苦しそうといった変化がある場合は注意が必要です。
食欲以外にも気になる症状が見られたら、自宅で長く様子を見ず、早めに動物病院へ相談しましょう。
食べない状態が続いている
ほかに目立った症状がなくても、ご飯を食べない状態が続く場合は注意が必要です。
最後に食べた時間や量、何食続けて食べていないかを確認し、改善しない場合は動物病院へ相談しましょう。
犬がご飯を食べない主な原因
犬がご飯を食べない原因は、わがままや食べ飽きだけとは限りません。
食べない理由によって必要な対応が変わるため、普段の様子と食欲が落ちたタイミングを確認しながら原因を整理していきましょう。
わがままや食べ飽き
普段のフードは残してもおやつや好物を食べる場合は、食べ物の好みが影響していることがあります。
食べないたびに別のものを与える習慣や、同じフードが長く続いたことで、普段のご飯への食いつきが落ちていることもあります。
ストレスや生活環境の変化
引っ越しや留守番時間の変化などで落ち着かなくなり、一時的に食欲が落ちることがあります。
生活環境が変わった時期と、ご飯を食べなくなった時期が重なっていないか振り返ってみましょう。
病気や体調不良
病気や体調不良が原因で、普段より食べる量が減ることもあります。
元気がない、嘔吐や下痢があるなど食欲以外にも変化が見られる場合は、わがままと決めつけず動物病院へ相談しましょう。
老化による食欲の低下
年齢を重ねて活動量が減ると、以前より食べる量が少なくなることがあります。
ただし、急に食事量が減った場合や食べない状態が続く場合は、年齢のせいだけと考えず体調にも目を向けましょう。
犬がご飯を食べないときに自宅でできる対処法
犬がご飯を食べないものの元気や体調に大きな変化がない場合は、普段の食事の与え方を見直してみましょう。
おやつの量や与えるタイミングも確認し、普段のご飯を食べる妨げになっていないか見直すことが大切です。
食事時間を決めて食べなければ片付ける
毎日の食事時間をある程度決め、ご飯を出したままにせず、食べなければ15〜20分程度を目安に片付けます。
いつでも食べられる状態を避けることで、食事の時間を分かりやすくしてあげましょう。
フードを温めて香りを立たせる
フードを人肌程度に温めると香りが立ち、ご飯に興味を示しやすくなることがあります。
ドライフードはぬるま湯を少量加える方法もありますが、与える前に熱くないことを確認しましょう。
おやつの与え方や食生活を見直す
おやつが多いと、ご飯の前にお腹が満たされてしまうことがあります。
量や与えるタイミングを見直し、ご飯を残したときも代わりにおやつを追加せず、普段の食事を基本にしていきましょう。
犬がご飯を食べないときによくある質問
犬がご飯を食べないときは、何日食べなければ受診すべきなのか、おやつや水を口にできていれば様子を見てもよいのか迷うことがあります。
ここでは、犬がご飯を食べないときに飼い主さんが迷いやすいポイントを順番に確認していきます。
何日食べなかったら病院へ行くべき?
成犬が丸1日ほど何も食べない場合は、元気そうでも動物病院へ相談しましょう。
子犬や高齢犬、ぐったりしている、嘔吐や下痢がある場合は、丸1日待たず早めの相談が安心です。
おやつは食べる場合は様子を見てもいい?
おやつを食べていて、元気や水分摂取にも変化がなければ、短時間であれば様子を見られることがあります。
ただし、おやつを食べられるだけで大丈夫とは判断せず、ご飯を食べない状態が続く場合は動物病院へ相談しましょう。
水は飲むのにご飯を食べない場合は大丈夫?
水を普段どおり飲めていても、ご飯を食べない状態が続いている場合は注意が必要です。
元気や嘔吐・下痢の有無も確認し、成犬で丸1日ほど食べない場合やほかの症状がある場合は動物病院へ相談しましょう。
まとめ
犬がご飯を食べないときは、食欲だけを見るのではなく、元気や水分摂取、嘔吐・下痢など普段と違う様子がないか確認することが大切です。
元気があり水も飲めている場合は、食事時間やおやつの与え方を見直しながら、短時間様子を見てもよいでしょう。
一方、水も飲まない、ぐったりしている、嘔吐や下痢を繰り返すなどの症状がある場合は、食べるまで待たず動物病院へ相談してください。
成犬で丸1日ほど何も食べない場合や、子犬・高齢犬で食欲不振が続く場合も、無理に自宅だけで対応せず早めに相談すると安心です。
愛犬の普段の様子を知っているからこそ気づける変化もあります。「いつもと少し違う」と感じたときは、食べた量や体調を確認しながら、その子の状態に合わせて対応してあげましょう。