はじめに
「ご飯を食べた後、犬が急に走り回ったり暴れたりするのはなぜ?」
「毎回のように興奮するけれど、そのまま遊ばせても大丈夫?」と気になっていませんか。
食べ終わった直後に部屋の中を勢いよく走ったり、おもちゃを振り回したり、飼い主さんに飛びついたりすると、食事の量や体調に問題があるのではないかと心配になりますよね。
この記事では、犬がご飯を食べた後に暴れる理由や興奮しやすい原因、落ち着かせるための対応、注意したい様子について解説します。
犬がご飯を食べた後に暴れる理由は?
犬がご飯を食べた後に走り回ったり、飛び跳ねたり、飼い主にじゃれついたりする行動には、いくつかの理由が考えられます。
ここでは、犬がご飯を食べた後に暴れる主な理由を、それぞれ詳しく説明します。
嬉しくて興奮している場合がある
ご飯を食べ終えた直後に走り回ったり、飛び跳ねたりする場合は、食事を終えた嬉しさから興奮していることがあります。
食後すぐに動き始めても、数分ほどで自然に落ち着くのであれば、一時的に気持ちが高まっていると考えられます。
毎回同じようなタイミングで始まり、その後は普段の状態に戻るか確認してみましょう。
遊びたい気持ちや元気が余っている場合がある
食後におもちゃを持ってきたり、部屋の中を走ったりする場合は、まだ遊びたい気持ちや元気が残っていることがあります。
飼い主さんを遊びに誘うような様子が見られる場合も、食後に活動したい気持ちが表れている可能性があります。
食事前から元気に動いていたか、そのまま活動が続いているかも確認してみましょう。
飼い主に構ってほしくて行動している場合がある
食後に飼い主さんへ飛びついたり、前足で触ったりする場合は、構ってほしい気持ちが表れていることがあります。
そのたびに声をかけたり触ったりしていると、「こうすれば構ってもらえる」と覚える場合もあります。
食後に飼い主さんへ近づき、反応を求める行動を繰り返していないか確認してみましょう。
食事への不満や要求が関係している場合がある
食後も食器を何度もなめたり、食事を置いていた場所から離れなかったりする場合は、まだ食べたいという要求が関係していることがあります。
特に、食べ終わった直後から追加のフードを求めるような様子が続く場合は、食事への要求が行動に表れている可能性があります。
食器やフードの保管場所を気にする様子がないかも確認してみましょう。
犬がご飯の後に暴れるのは問題ない?
犬がご飯の後に走り回ったり興奮したりしても、食後の短い時間だけで自然に落ち着くのであれば、すぐに問題があるとは限りません。
ここでは、食後の行動を様子見できるケースと、対応や体調の確認が必要なケースに分けて説明します。
食後だけ一時的に暴れて落ち着くなら様子を見る
ご飯を食べた直後に走り回ったり飛び跳ねたりしても、数分ほどで自分からやめて普段どおりに落ち着くのであれば、まずは様子を見てもよいでしょう。
食後以外には同じ行動を繰り返さず、毎回ほぼ同じ流れで落ち着いているか確認します。
暴れる時間が長くなっていないかも見ておくと安心です。
毎回激しく暴れる・噛む場合は対応が必要
食事のたびに激しく走り回ったり、飼い主さんの手足や家具を噛んだりする場合は、そのまま繰り返させず対応を考えましょう。
声をかけても興奮が収まらない、噛む力が強くなるといった様子が続く場合は注意が必要です。
食後の習慣にならないよう、どのような行動をしているのか確認しながら対応していきます。
吐く・苦しそうなど体調の変化がある場合は確認する
食後に暴れるだけでなく、食べたものを吐く、苦しそうにするといった変化がある場合は、体調にも注意が必要です。
食後どのくらいで症状が出たのか、その後普段の状態に戻るのかを確認しましょう。
同じ症状を繰り返す場合や、なかなか普段の様子に戻らない場合は、単なる食後の興奮と考えて様子を見続けないことが大切です。
犬がご飯の後に暴れるときの対処法
犬がご飯の後に走り回ったり飛び跳ねたりするときは、一緒になって遊んだり大きな声で反応したりせず、まず興奮が高まりにくい環境を作ることが大切です。
ここでは、犬がご飯の後に暴れるときに飼い主ができる対処法を説明します。
興奮をさらに高めず落ち着ける環境を作る
食後に犬が走り回ったり飛び跳ねたりしたときに、飼い主さんが大きな声を出したり追いかけたりすると、さらに興奮してしまうことがあります。
暴れ始めても無理に止めようとせず、声かけや接触を控えながら静かに見守りましょう。
犬が自分から走るのをやめ、伏せたり座ったりできるような落ち着いた環境を作ることが大切です。
食後すぐの激しい運動や遊びは避ける
ご飯を食べ終えた直後は、走らせたり、ボール遊びや引っ張り合いをしたりするなど、激しく体を動かす遊びは避けましょう。
犬が遊びたがっていてもすぐには応じず、食後はゆっくり過ごす時間を作ります。
食後すぐに遊ぶことを習慣にせず、落ち着いてから次の行動へ移るようにするとよいでしょう。
毎回同じ行動をする場合は食後の過ごし方を見直す
食事のたびに走り回ったり飛び跳ねたりする場合は、食べ終わったあとの飼い主さんの対応も振り返ってみましょう。
暴れた直後に声をかけたり遊んだりしていると、その反応を期待して同じ行動を繰り返すことがあります。
食後すぐには遊ばず、犬が落ち着いてから声をかけるなど、毎回同じ流れで接することが大切です。
犬がご飯後に暴れるとき確認したいこと
犬がご飯の後に暴れる様子が気になるときは、その行動だけを見るのではなく、いつから始まったのか、どのくらいの時間続くのか、以前より回数が増えていないかを確認することが大切です。
ここでは、犬がご飯後に暴れるときに飼い主が確認したいポイントを説明します。
暴れる時間や頻度に変化がないか確認する
食後に暴れ始めてから落ち着くまで、どのくらい時間がかかっているのか確認してみましょう。
これまで数分で落ち着いていたのに長く走り回るようになった、食事のたびに暴れるようになったなど、時間や頻度の変化にも注目します。
いつ頃から変わったのか記録しておくと、普段との違いにも気づきやすくなります。
食後以外でも落ち着かない様子がないか見る
ご飯を食べた後だけでなく、食事とは関係のない時間にも歩き回ったり、落ち着かない様子が見られたりしないか確認しましょう。
食後だけに起こるのか、日中や夜にも同じ行動を繰り返しているのかを見ることが大切です。
食後以外にも続いている場合は、食事だけがきっかけではない可能性も考えられます。
食欲や元気など普段との違いを確認する
食後に暴れるときは、食欲や元気など普段の様子にも変化がないか確認しましょう。
ご飯を残すようになった、食べる速さが急に変わった、横になっている時間が増えたなど、いつもと違う様子がないかを見ておきます。
気になる変化がある場合は、いつ頃から続いているのかも確認しておくと安心です。
まとめ
犬がご飯を食べた後に走り回ったり飛び跳ねたりするのは、食事を終えた嬉しさや遊びたい気持ちが表れていることがあります。
数分ほどで自然に落ち着き、食欲や元気にも変わりがなければ、普段との違いを見ながら様子を見てよいでしょう。
食後は激しい遊びを避け、興奮していても大きな声で反応せず、ゆっくり過ごせる環境を整えてあげることが大切です。
ただし、以前より激しく暴れる、吐く、苦しそうにするなどの変化がある場合は注意が必要です。
いつもの食後の様子と比べながら、愛犬の小さな変化にも目を向けてあげましょう。