目次
はじめに
「ご飯を食べた後、犬が床やソファに顔や体を擦り付けるのはなぜ?」
「食事のたびに繰り返しているけれど、かゆみや体の不調があるの?」と気になっていませんか。
食べ終わった直後に口元をカーペットへ擦り付けたり、顔や体を家具に押し付けるように動かしたりすると、食後によくある仕草なのか、何か異変が起きているのか迷いますよね。
この記事では、犬が食後に擦り付ける理由や、普段の行動として見守れるケース、注意したい様子について紹介します。
犬がご飯を食べた後に擦り付けるのは普通?
犬がご飯を食べた後に、床やカーペット、ソファなどへ顔や体を擦り付けていても、必ずしも異常があるとは限りません。
どのような様子で擦り付けているのかを見ながら、食後に見られる行動の意味を確認していきましょう。
食後に満足や安心した気持ちで擦り付けることがある
犬はご飯を食べ終えて満足すると、床やカーペットに顔や体を擦り付けることがあります。
食後に体を横にして顔や背中を擦り、そのままゆったり休んでいるようであれば、満足感や安心した気持ちから見られる行動かもしれません。
毎回の食事後に短時間だけ行い、その後はいつもどおり過ごしているのであれば、食後のリラックスした気分によるものと考えやすいでしょう。
匂いを付けたり気分転換として行うことがある
犬によっては、食後に床やソファへ顔や体を擦り付け、自分の匂いを残そうとすることがあります。
また、ご飯を食べ終えたあとに体を擦り付けることで、気分を切り替えている場合も考えられます。
いつも決まった場所で数回擦り付け、その後は遊んだり休んだりしているようであれば、犬なりの気分転換として行っているのかもしれません。
習慣として食後に同じ行動をすることがある
毎回ご飯を食べ終えると同じ場所へ移動し、顔や体を擦り付ける犬もいます。
食後にカーペットへ行って数回体を擦るなど、いつも同じ流れを繰り返しているのであれば、食後の習慣として定着している可能性があります。
擦り付けるタイミングや場所、回数がいつも同じかを見ておくと、普段から続いている行動なのか判断しやすくなるでしょう。
犬がご飯の後に擦り付けても問題ないケース
犬がご飯の後に床やカーペットなどへ顔や体を擦り付けていても、食後だけに見られる行動で、その後は普段通り元気に過ごしている場合は、すぐに異常と判断する必要はありません。
ここでは、ご飯の後に擦り付けても問題ないと考えられるケースを確認していきます。
食後だけに見られて普段通り元気に過ごしている
顔や体を擦り付けるのがご飯を食べた直後だけで、その後はいつもどおり歩いたり遊んだりしているのであれば、食後によく見られる行動として様子を見てもよいでしょう。
食事とは関係のない時間にも同じ動きをしていないか、普段の様子とあわせて確認してみてください。
食後に少し擦るだけで、その後は気にする様子がなければ、過度に心配する必要はありません。
擦り付ける時間が短く自然にやめている
食後に床やカーペットへ顔や体を擦り付けても、短時間で自分からやめるのであれば、一時的な行動として見られることがあります。
飼い主さんが止めなくても自然にやめ、そのまま休んだり遊んだりと別の行動へ移るかを見ておきましょう。
毎回長く続けるのではなく、食後に数回擦る程度であれば、普段の様子を見ながら見守ってもよいでしょう。
食欲や体調に変化がない
いつもと同じようにご飯を食べ、食後も元気に過ごしているのであれば、擦り付ける行動だけですぐに異常と考える必要はありません。
食事量や食べ方だけでなく、元気や排泄などにも普段と違うところがないか確認しておくと安心です。
食後に擦り付ける以外に気になる変化がなければ、愛犬のいつもの行動として様子を見ていきましょう。
犬が食後に擦り付ける時に注意したいケース
犬が食後に体や顔を擦り付ける行動はよく見られますが、普段とは違う変化がある場合は注意が必要です。
ここでは、犬が食後に擦り付けるときに注意したい具体的なケースを説明します。
急に擦り付ける回数や強さが増えた
これまで食後に数回擦り付ける程度だった犬が、急に何度も繰り返したり、床へ強く押し付けるようになったりした場合は注意が必要です。
以前と比べて回数が増えていないか、自分からなかなかやめずに繰り返していないかを確認してみましょう。
いつもより強く擦り続ける様子が見られる場合は、普段の食後の習慣とは分けて考えることが大切です。
体を気にする仕草や皮膚の変化がある
食後に体を擦り付けるだけでなく、同じ場所を何度もなめたり、前足でかいたりしている場合は、その部分に違和感がないか確認しましょう。
毛をやさしくかき分け、皮膚に赤みや腫れ、傷などが見られないかチェックしてみてください。
擦り付けている部分に皮膚の変化も見られる場合は、かゆみや違和感が関係している可能性があります。
食欲や元気、排泄など普段と違う様子がある
体を擦り付ける行動とあわせて、ご飯を残す、あまり動きたがらない、便の状態がいつもと違うなどの変化がある場合も注意が必要です。
食事量や元気だけでなく、便や尿の回数や状態なども普段と変わっていないか確認しておきましょう。
食後の擦り付け以外にも気になる変化が続いている場合は、その行動だけで判断せず、愛犬の体調全体を見ることが大切です。
犬がご飯の後に擦り付ける時に飼い主が見るポイント
犬がご飯の後に顔や体を擦り付けているときは、その行動だけを見るのではなく、いつ行うのか、どのくらいの頻度で繰り返しているのかを確認することが大切です。
ここでは、飼い主が確認したいポイントを順に説明します。
擦り付けるタイミングや頻度を確認する
犬が顔や体を擦り付けたときは、ご飯を食べ終えた直後なのか、少し時間がたってからなのかを確認してみましょう。
あわせて、1回の食事後に何回くらい繰り返すのか、毎食後に見られるのかなども記録しておくと、普段との違いを比べやすくなります。
いつものタイミングや回数を把握しておけば、擦り付ける頻度が急に増えたときにも変化に気づきやすくなるでしょう。
食後以外の行動や体調変化も合わせて見る
食後だけでなく、食事とは関係のない時間にも顔や体を擦り付けていないか確認しておくことが大切です。
食事量や元気の様子に加えて、便や尿の回数・状態などにも普段と違うところがないか見ておきましょう。
食後以外にも擦り付けるようになったり、食欲や元気、排泄に変化が見られたりする場合は、食後の習慣だけとは考えず、愛犬の様子を注意して見てあげてください。
まとめ
犬がご飯を食べた後に顔や体を擦り付けるのは、満足感や気分転換、食後の習慣として見られることがあります。
短時間で自然にやめ、その後も元気や食欲に変化がなければ、普段の様子を見ながら見守ってよいでしょう。
一方、急に回数が増えたり、強く擦り付けたりする場合は、皮膚の状態や体調に変化がないか確認することが大切です。
食欲や元気にも気になる変化がある場合は、食後の習慣だけと考えず、必要に応じて動物病院へ相談しましょう。