犬用フード・おやつ

▶犬が食べられる食材一覧|肉・魚・野菜と与えるときの注意点 

はじめに

「犬が食べられる肉や魚、野菜にはどんなものがあるの?」「人間が普段食べている食材を、そのまま犬に与えても大丈夫?」と気になったことはありませんか。

愛犬のご飯に鶏肉や野菜を加えたいときや、料理中に食材を欲しがられたとき、食べさせても問題ないのか迷うことがありますよね。

この記事では、犬が食べられる肉・魚・野菜などの食材を種類別に紹介し、それぞれの与え方や注意点について解説します。

犬が食べられる肉類一覧

犬は鶏肉や牛肉、豚肉などの肉類を食べられます。

ただし、肉の種類によって脂質量や加熱時の注意点が異なるため、与える前に確認しておきましょう。

肉の種類犬に与えられる部位与え方
鶏肉ささみ・むね肉・もも肉皮や骨を取り除き、中心まで加熱する
牛肉もも肉・ヒレ肉・赤身肉脂身を取り除き、中心まで加熱する
豚肉もも肉・ヒレ肉・ロース脂身を取り除き、中心まで十分に加熱する
ラム肉もも肉・赤身肉脂身や骨を取り除き、中心まで加熱する
鹿肉もも肉・赤身肉骨を取り除き、中心まで十分に加熱する
馬肉もも肉・赤身肉脂身を取り除き、中心まで加熱する
七面鳥むね肉・もも肉皮や骨を取り除き、中心まで加熱する
鴨肉むね肉・もも肉皮や脂身、骨を取り除き、中心まで加熱する

肉類は味付けをせず、骨や硬い筋を取り除いて、犬が食べやすい大きさに切って与えましょう。

初めて食べる肉は少量から試し、嘔吐や下痢などが起きないか確認してください。

犬が食べられる魚介類一覧

犬は鮭やタラ、マグロなどの魚類に加え、エビやホタテなどの魚介類も食べられます。

ただし、種類によって骨や殻の処理、加熱方法などが異なるため、与える前に確認しましょう。

魚介類の種類犬に与えられる部分与え方
鮭身骨と皮を取り除き、中心まで加熱する
タラ身骨を取り除き、中心まで加熱する
マグロ赤身骨を取り除き、加熱して少量与える
カツオ身骨を取り除き、中心まで加熱する
サバ身骨を取り除き、中心まで加熱する
アジ身小骨を取り除き、中心まで加熱する
イワシ身頭や内臓、骨を取り除き、中心まで加熱する
タイ身硬い骨を取り除き、中心まで加熱する
ブリ身骨と脂の多い部分を取り除き、中心まで加熱する
エビ身殻・頭・尾・背わたを取り除き、十分に加熱する
ホタテ貝柱内臓を取り除き、貝柱を十分に加熱する
イカ身内臓や軟骨を取り除き、十分に加熱して細かく切る

魚介類は生のまま与えず、味付けをせずに十分加熱してから与えましょう。

犬が食べられる野菜一覧

犬はキャベツやにんじん、かぼちゃなど、さまざまな野菜を食べられます。

ただし、野菜によって加熱の必要性や取り除く部分が異なるため、与え方を確認しましょう。

野菜の種類犬に与えられる部分与え方
キャベツ葉生または加熱し、細かく刻んで与える
にんじん根茹でて柔らかくし、小さく切って与える
かぼちゃ果肉種と硬い皮を取り除き、加熱して与える
ブロッコリー花蕾・茎茹でて柔らかくし、小さく切って与える
さつまいも芋十分に加熱し、皮を取り除いて与える
じゃがいも芋芽や緑色の部分を取り除き、十分に加熱する
大根根生または加熱し、細かく刻んで与える
白菜葉生または加熱し、細かく刻んで与える
きゅうり果肉・皮生のまま薄く切るか、細かく刻んで与える
トマト完熟した赤い果肉ヘタや葉、茎を取り除き、少量与える
レタス葉洗って細かくちぎり、少量与える
小松菜葉・茎茹でて細かく刻み、少量与える
ほうれん草葉・茎茹でて水にさらし、少量与える
オクラさやヘタを取り除き、加熱して細かく切る
ズッキーニ果肉・皮加熱して柔らかくし、小さく切って与える

野菜は味付けをせず、犬が飲み込みやすい大きさに切って与えましょう。

犬が食べられる果物一覧

犬はりんごやバナナ、いちごなど、さまざまな果物を食べられます。

ただし、果物によって種や皮など取り除く部分が異なるため、与える前に確認しましょう。

果物の種類犬に与えられる部分与え方
りんご果肉種・芯を取り除き、小さく切って与える
バナナ果肉皮をむき、小さく切って与える
いちご果肉ヘタを取り除き、小さく切って与える
みかん果肉皮と種を取り除き、少量与える
スイカ果肉種と皮を取り除き、小さく切って与える
メロン果肉種と皮を取り除き、小さく切って与える
梨果肉種・芯を取り除き、小さく切って与える
桃果肉種と皮を取り除き、小さく切って与える
柿熟した果肉種とヘタを取り除き、小さく切って与える
キウイ果肉皮をむき、小さく切って与える
ブルーベリー果実洗って与え、小型犬には潰して与える
ラズベリー果実洗って少量与える
パイナップル果肉皮と芯を取り除き、小さく切って与える
マンゴー果肉皮と種を取り除き、小さく切って与える
さくらんぼ果肉種・茎・葉を取り除き、少量与える

果物は糖分を含むため、与える量は1日の総摂取カロリーの10%以内を目安にし、ほかのおやつと合わせて調整しましょう。

犬が食べられる穀物・乳製品・その他の食材

犬は白米やうどんなどの穀物に加え、ヨーグルトやチーズ、卵、豆腐なども食べられます。ただし、食材によって加熱の必要性や脂質・塩分の量が異なるため、与え方を確認しましょう。

分類食材の種類与え方
穀物白米味付けせず、柔らかく炊いて与える
穀物うどん塩分の少ないものを選び、茹でて短く切る
穀物食パン味付けや具材のないプレーンなものを少量与える
穀物オートミール水で柔らかく煮て、味付けせずに与える
穀物玄米十分に炊いて柔らかくし、少量与える
穀物そば十分に茹で、味付けせずに少量与える
穀物パスタ塩を加えずに茹で、短く切って与える
乳製品プレーンヨーグルト無糖・無添加のものを少量与える
乳製品カッテージチーズ塩分の少ないものを選び、少量与える
乳製品モッツァレラチーズ塩分と脂質を確認し、少量与える
乳製品犬用チーズ犬用として販売されているものを表示量に従って与える
その他鶏卵白身と黄身を十分に加熱して与える
その他豆腐味付けせず、小さく切って少量与える
その他納豆タレやからしを加えず、少量与える
その他おから加熱済みのものを少量与える
その他無調整豆乳砂糖や香料を含まないものを少量与える

穀物は十分に加熱し、乳製品は塩分や脂質、乳糖の量に注意して与えましょう。

犬に与えてはいけない代表的な食材

犬には、人間が普段食べている食材でも中毒や体調不良を引き起こすものがあります。特に次の食材は、少量でも危険な場合があるため注意が必要です。

食材犬に与えてはいけない理由
玉ねぎ・長ねぎ・にら・にんにく赤血球が破壊され、貧血を引き起こすおそれがある
チョコレート・ココアテオブロミンなどにより、嘔吐・けいれん・不整脈を引き起こすおそれがある
ぶどう・レーズン急性腎障害を引き起こすおそれがある
キシリトール入り食品急激な低血糖や肝障害を引き起こすおそれがある
アルコール類嘔吐・意識障害・呼吸抑制などを引き起こすおそれがある
コーヒー・エナジードリンクカフェインにより、興奮・頻脈・けいれんを引き起こすおそれがある
マカダミアナッツ脱力・震え・嘔吐などを引き起こすおそれがある
生のパン生地(イースト入り)胃の中で膨張し、発酵によってアルコールが発生するおそれがある

これらの食材を誤って食べた場合は、症状が出ていなくても動物病院へ連絡してください。

犬に食材を与えるときの基本的な注意点

犬に人間用の食材を与えるときは、調理方法や与える量、体調への影響を確認することが大切です。食べられる食材でも、与え方によっては消化不良や体調不良につながることがあります。

注意点具体的な対応
味付けをせず必要に応じて加熱する塩・砂糖・調味料を加えず肉や魚、卵などは中心まで十分に加熱する
初めて与える食材は少量から試す最初はひと口程度から与え嘔吐・下痢・かゆみなどが出ないか確認する
おやつやトッピングは1日の摂取カロリーの10%以内を目安にする1日500kcalが必要な犬なら、おやつや補助的なトッピングは合計50kcal以内を目安にする
持病やアレルギーがある場合は獣医師に確認する腎臓病・膵炎・食物アレルギーなどがある犬は、新しい食材を与える前に獣医師へ相談する

食材を追加するときは、普段のドッグフードとのカロリーバランスも確認しましょう。

まとめ

犬が食べられる食材には、鶏肉や牛肉、鮭などの肉・魚類をはじめ、キャベツやにんじん、りんご、白米、ヨーグルトなどがあります。

ただし、食材によって加熱の必要性や取り除く部分が異なるため、適切な方法で調理することが大切です。また、玉ねぎやぶどうなど、犬に有害な食材は与えてはいけません。

初めて与える食材は少量から試し、おやつやトッピングは1日の摂取カロリーの10%以内を目安にしましょう。

愛犬の体調や食事量に合わせて、安全に食べられる食材を取り入れてください。

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