はじめに
「柴犬のご飯は1日に何gあげればいいの?」
「今の体重なら、この量で足りているのかな?」と迷っていませんか。
フードの袋に給与量が書かれていても、愛犬の体重や年齢に当てはめると具体的な量が分かりにくく、食べ残しや体重の変化があると、増やすべきか減らすべきか判断に迷うこともありますよね。
この記事では、体重・年齢別のご飯量の目安や1日の回数、体重や便、食べ残しを確認しながら適量を調整する方法について、順を追って説明していきます。
柴犬のご飯の量は?

柴犬のご飯の量は、体重だけでなく年齢やフードの種類によって必要量が変わります。
ここでは、体重・年齢・フードの違いを踏まえたご飯量の決め方について説明します。
体重別の1日のご飯の量の目安
柴犬の1日のご飯量は、現在の体重とフードのパッケージに記載された給与量を照らし合わせて決めます。
たとえば体重5kgと10kgでは必要な量が異なるため、同じ量を与え続けるのではなく、毎月の体重変化に合わせて見直していきましょう。
成犬で1日2回の食事にしている場合は、パッケージに記載された1日量を2等分して与えるのが基本です。
「自分の柴犬の体重なら、実際に何gくらい?」と具体的な量を確認したい方は、体重ごとの目安も参考にしてみてください。
▶柴犬のご飯は体重別に何g?5kg・7kg・10kgの1日量を解説
年齢別でご飯の量が変わる理由
柴犬は子犬期・成犬期・シニア期で必要なエネルギー量が変わるため、年齢に合わせてご飯の量も調整する必要があります。
特に成長期の子犬は体をつくるために多くのエネルギーを必要とするので、成犬と同じ量を基準にすると足りなくなることがあります。
一方、成犬やシニア犬は成長期より必要なエネルギー量が少なくなることもあるため、体重や体型を確認しながら愛犬に合った量に調整しましょう。
フードごとに給餌量が異なる理由
ドッグフードは商品によって100gあたりのカロリーや栄養成分が異なるため、同じ100gを与えても摂取できるエネルギー量は同じではありません。
そのため、別のフードへ切り替えたときは、以前と同じグラム数をそのまま与えるのではなく、新しいフードの給与量を確認することが大切です。
フードを変更したら、パッケージに記載されている体重別の給与量を新しい目安にしましょう。
パッケージ表示を基準に調整するのが基本
ご飯の量を決めるときは、まずフードのパッケージに記載された体重・年齢別の給与量を確認し、そこに書かれている量を1日の目安にします。
ただし、表示どおりに与えていても体重が増え続けたり、反対に減り続けたりする場合は、現在の量が愛犬に合っているか見直してみましょう。
量を調整するときは一度に大きく変えず、少しずつ増減させながら、体重や便の状態を確認して次の調整を判断すると安心です。
【年齢別】柴犬のご飯の量と食事回数の目安
柴犬のご飯の量と食事回数は、子犬・成犬・シニア犬で必要な管理方法が異なります。
ここでは、年齢別のご飯の量と食事回数の目安について説明します。
子犬
柴犬の子犬は成長に多くのエネルギーを必要とするため、1日のご飯を3〜4回に分けて与えるのが目安です。
生後2〜3ヶ月頃は1日3〜4回、生後4〜6ヶ月頃は1日3回を基本にし、1日に必要な量をそれぞれの回数に分けて与えましょう。
食事回数を減らすときは急に変更せず、体重の増え方や食欲、便の状態を確認しながら少しずつ進めると安心です。
子犬は月齢によって必要な食事回数も変わるため、「いつから1日2回にしていい?」と迷う場合は、切り替える時期も確認しておくと安心です。
子犬の1日3回から2回への切り替えタイミングはいつ?月齢の目安や進め方
成犬
柴犬の成犬は、1日に必要なご飯の量を朝と夜の2回に分けて与えるのが一般的です。
たとえば1日の給与量が200gなら、朝100g・夜100gのように分けると、毎日の食事量を管理しやすくなります。
必要な量は体重だけでなく運動量によっても変わるため、体重が増えたり減ったりしたときは、現在の給与量が合っているか見直してみましょう。
シニア犬
柴犬はシニア期に入ると活動量が少なくなり、必要なエネルギー量も減ることがあるため、成犬期と同じ量を続けていると体重が増える場合があります。
食事回数は1日2回を基本にし、その日の給与量を朝と夕方に分けて与えるとよいでしょう。
体重が増えたり減ったりしたときは、現在の給与量を確認し、愛犬の様子を見ながら少しずつ調整していくことが大切です。
柴犬のご飯の量を調整するポイント
柴犬のご飯の量は、毎日同じ量を与え続けるのではなく、運動量や体型の変化に合わせて見直すことが大切です。
ここでは、運動量や避妊・去勢後、おやつを与えた日のご飯量の調整方法について説明します。
運動量に合わせてご飯の量を調整する
柴犬のご飯の量は、毎日の運動量も確認しながら調整することが大切です。
散歩や運動の時間が普段より長い日が続き、少しずつ体重が減っている場合は、現在の1日の給与量が足りているか見直してみましょう。
反対に運動量が減って体重が増えてきた場合は、ご飯の量を少し減らし、その後の体重の変化を確認しながら調整すると安心です。
避妊・去勢後は体型を見ながら調整する
避妊・去勢後は必要なエネルギー量が変わることがあり、手術前と同じ量のご飯を続けていると体重が増える場合があります。
手術後は週1回程度を目安に体重を測り、少しずつ増え続けているようであれば、現在の1日の給与量を見直してみましょう。
体重の数字だけで判断せず、肋骨の触れ方や腰のくびれも確認しながら、体型の変化に合わせて少しずつ調整することが大切です。
おやつを与える日はご飯の量を減らす
おやつを与えた日は、おやつに含まれるカロリーも1日の摂取量に含めて、ご飯の量を調整しましょう。
おやつを多めに与えた場合は、その分を考慮してご飯の量を少し減らし、食事とおやつを合わせた摂取量が増えすぎないようにします。
おやつの量が日によって変わる場合も、その日に食べた量を確認しながらご飯の量を調整すると、体重を管理しやすくなります。
柴犬のご飯の量が合っているか確認する方法
柴犬のご飯の量が適切かどうかは、与えた量だけでなく体重や体型、便の状態、食べ残しなどを確認して判断します。
ここでは、体重やBCS、便や食べ残しを確認しながら、ご飯の量を見直す方法について説明します。
体重とボディコンディションスコア(BCS)で確認する
柴犬のご飯量が合っているかを判断するときは、定期的に体重を測り、ボディコンディションスコア(BCS)とあわせて確認します。
体重が毎月増え続けている場合は、ご飯の量が多い可能性もあるため、体重の数字だけでなく体型の変化も見てみましょう。
BCSでは肋骨が適度に触れられるか、上から見たときに腰のくびれがあるかなどを確認すると、現在の体型を判断しやすくなります。
「肋骨の触れ方や腰のくびれだけでは太っているのか分からない」という場合は、BCSの見方を詳しく確認してみましょう。
▶犬のBCSとは?太りすぎ・痩せすぎを判断する見方とチェック方法
便の状態や食べ残しで確認する
現在のご飯量が合っているかは、毎日の便の状態や食べ残しの様子からも確認できます。
便が硬すぎたり軟らかすぎたりしていないかを確認し、毎回のように食べ残す状態が続く場合は、1回に与えている量が多すぎないか見直してみましょう。
反対に、食べ終わったあとも強く欲しがる状態が続く場合は、欲しがる様子だけで量を増やさず、体重や便の状態も確認したうえで調整することが大切です。
ご飯が多い・少ないときの見直し方
体重が増え続けていたり、BCSを確認して脂肪が増えていたりする場合は、現在の1日のご飯量を少し減らし、その後の変化を確認します。
反対に体重が減り続けている場合は、現在の給与量が足りているかを確認し、必要に応じて少しずつ増やしていきましょう。
ご飯の量を変更したあとはすぐに再調整するのではなく、体重や便の状態を見ながら、愛犬に合った量を探していくことが大切です。
柴犬のご飯の量でよくある質問
柴犬にご飯を与えていると、食後も欲しがるときや毎回食べ残すときに、量を増減したほうがよいのか迷うことがあります。
ここでは、ご飯を欲しがる場合や食べ残す場合、体重が増減した場合の具体的な調整方法について説明します。
ご飯を欲しがるときは量を増やしてもいい?
食後もご飯を欲しがる場合でも、すぐに1日の給与量を増やすのではなく、まずは体重や体型を確認してみましょう。
体重が安定していて、BCSを見ても太りすぎていない場合は、現在の給与量を維持しながら様子を見ることができます。
反対に体重が少しずつ減っている場合は、フードのパッケージに記載された給与量を確認したうえで、必要に応じて少しずつ増やしていきます。
食べ残す場合は量を減らしたほうがいい?
毎回のようにご飯を食べ残す場合は、すぐに量を減らすのではなく、まず現在の1日の給与量と体重の変化を確認することが大切です。
体重が増え続けている状態で食べ残しも続いている場合は、1日に与えている量が多すぎないか見直してみましょう。
体重が安定していて食欲や便にも気になる変化がなければ、一度の食べ残しだけで大きく減らさず、数日間の食事量や体重を見ながら判断すると安心です。
体重が増えすぎ・減りすぎたときの調整方法
体重が増え続けている場合は、現在の1日の給与量を確認し、ご飯の量を少し減らしてその後の変化を見ていきます。
反対に体重が減り続けている場合は、給与量が足りているかを確認し、必要に応じて少しずつ増やしましょう。
量を変更したあとは定期的に体重を測り、増えすぎたり減りすぎたりする状態が続くようであれば、再度1日の給与量を見直すことが大切です。
まとめ
柴犬のご飯の量は、体重や年齢、フードの種類を基準にしながら、体型や運動量に合わせて調整することが大切です。
まずはパッケージに記載された給与量を目安にし、子犬は1日3〜4回、成犬やシニア犬は1日2回に分けて与えてみましょう。
大切なのは、決めた量をそのまま続けるのではなく、体重やBCS、便の状態、食べ残しなどを見ながら、その時の愛犬に合っているか確認することです。
おやつの量や運動量、避妊・去勢後の変化も含めて定期的に見直し、無理のない範囲で愛犬に合ったご飯量を整えていきましょう。