はじめに 目的 この章では、大型犬のアレルギー性皮膚炎に対してどのようにフードを選べばよいか、基本的な考え方を分かりやすく説明します。初めて対処する方でも読みやすい内容にしています。 対象となる症状 かゆみ、赤み、脱毛、皮膚のベタつきやニオイ増加などの症状がある場合が該当します。症状は個体差が大きいため、自己判断せず獣医師に相談することが大切です。 基本の選び方 アレルゲンになりにくいタンパク源(例:ラム、鹿、鴨、魚、加水分解タンパク)を使った製品や、皮膚をサポートする成分(オメガ‑3脂肪酸、ビタミンE、 ...