目次
はじめに
「柴犬の餌を朝と夜の1日2回にしているけれど、回数が少なすぎるの?」
「食べ終わったあとも器をなめているなら、3回に増やしたほうがいい?」と迷っていませんか。
毎日決まった時間に朝晩の2回で与えていても、食事の時間が近づくと落ち着かなくなったり、すぐに完食したりすると、本当に足りているのか気になりますよね。
この記事では、柴犬の餌を1日2回にする場合の考え方や、現在の量が合っているかを判断するポイント、食事回数や量を見直したいケースについて解説します。
柴犬の餌を1日2回与えていても少なすぎ?
柴犬の餌を朝と夜の1日2回に分けて与えていると、「回数が少なくて空腹にならないか」と心配になることがあります。
まずは現在与えているフードの袋に記載された給与量を確認し、1日の総量が目安に合っているかを見ていきましょう。
餌の量は回数ではない
柴犬の餌が足りているかは、1日2回という食事回数ではなく、朝と夜に与える餌を合わせた1日の総量で考えます。
たとえば1日120gが給与量の目安なら、朝60g・夜60gに分けても1日の総量は120gです。
1日2回でも必要な量をきちんと与えられていれば、回数だけを見て「少ないのでは」と心配する必要はありません。
フード袋の給与量を確認する
今の餌の量が合っているか気になるときは、まずフードの袋に記載されている1日の給与量を確認してみましょう。
たとえば「1日120g」と記載されている場合は、朝と夜に与えている量を合計し、120gを目安にできているかを比べます。
1回分の量だけを見るのではなく、朝と夜を合わせた1日の総量と給与量を照らし合わせると判断しやすくなります。
柴犬の餌が足りているか判断するポイント
柴犬の餌が足りているかどうかは、食べ終わったあとの様子だけでは判断できません。
食後も落ち着かず餌を探し続けるなどの空腹サインもあわせて確認すると、今の給与量が合っているか判断しやすくなります。
体重が維持できているか
柴犬の体重を定期的に量り、大きな増減が続いていないか確認してみましょう。
できるだけ同じ条件で週1回程度測定し、現在の体重を維持できていれば、今の餌の量が合っているかを判断するひとつの目安になります。
反対に、体重が少しずつ減り続けている場合は、餌の量が足りているか一度見直してみてください。
便の状態や便量に変化はないか
毎日の排便時には、便の硬さや量が以前と変わっていないかも確認しておきましょう。
形のある便が出ていて、便量にも大きな変化がなければ、現在の餌の量が合っているかを判断する材料になります。
軟便が続く、便が硬くなる、便量が急に増減するといった変化が見られた場合は、餌の量や与え方を確認してみてください。
体型(BCS)をチェックする
柴犬の体型は、BCS(ボディ・コンディション・スコア)を使うと確認しやすくなります。
5段階評価では、肋骨を軽く触って確認でき、上から見たときに腰のくびれがあり、横から見たときにお腹が引き締まっているBCS3が標準の目安です。
肋骨が目立つほど痩せていたり、反対に肋骨を触りにくく腰のくびれが分かりにくかったりする場合は、今の餌の量が体型に合っているか見直してみましょう。
食後の様子や空腹サインを確認する
食後の様子も、今の餌の量が合っているかを考えるときの参考になります。
食べ終わったあとも長時間器をなめたり、床に落ちた餌を探し続けたり、次の食事まで何度も餌を欲しがったりする場合は、空腹のサインとして様子を確認してみましょう。
ただし、食後に欲しがる行動だけで餌が足りないとは限らないため、体重や体型なども一緒に確認して判断することが大切です。
柴犬の餌が少ない可能性があるケース
柴犬の餌が少ない可能性を考えるときは、食欲の強さだけでなく、体重や体型の変化も確認する必要があります。
また、食後も餌を探し続けたり、拾い食いや要求が以前より強くなったりしていないかもあわせて確認しましょう。
体重が減ってきた
これまでと同じ量の餌を与えているのに体重が少しずつ減っている場合は、現在の給与量が足りていない可能性があります。
週1回程度、できるだけ同じ時間帯・同じ条件で体重を測り、前回の数値と比べながら変化を確認してみましょう。
数週間にわたって体重の減少が続いている場合は、まず1日に与えている餌の総量が適切か見直してみてください。
痩せてあばら骨が目立つ
柴犬を横や上から見たときに、あばら骨がはっきり見えたり、背骨や腰骨が目立ったりする場合は、痩せている可能性があります。
体にやさしく触れたときに脂肪がほとんど感じられず、あばら骨の形が簡単に分かる状態になっていないか確認してみましょう。
以前と比べて骨が目立つようになってきた場合は、今の餌の量が足りているか見直すことが大切です。
常に空腹で拾い食いや要求が強い
食後も餌を探し続けたり、散歩中の拾い食いが増えたり、食事の前に何度も餌を要求したりする場合は、空腹が続いている可能性があります。
食べ終わった直後だけではなく、次の食事まで同じような行動を繰り返していないか様子を見てみましょう。
こうした変化が以前より強くなっている場合は、1日に与えている餌の総量が足りているか確認してみてください。
柴犬の餌を1日2回でも問題ないケース
柴犬が成犬で、現在の体型を維持できている場合は、餌を1日2回に分けて与える方法でも問題ないケースがあります。
1日2回という回数だけで不足と考えず、体型や便、活動量をあわせて確認しましょう。
成犬で体型が維持できている
成犬の柴犬で、体重や体型に大きな変化がなく適正な状態を保てていれば、餌を1日2回に分ける与え方でも問題ないケースがあります。
週1回程度体重を測り、あばら骨を軽く触って確認できるか、上から見たときに腰のくびれがあるかをチェックしてみましょう。
体重と体型が安定していれば、現在の1日2回の与え方が愛犬に合っているかを判断する目安になります。
便が正常で活動量に合っている
形のある便が安定して出ており、普段の散歩や運動を続けても体重が大きく増減していなければ、現在の餌の量が活動量に合っていると考える目安になります。
毎日の排便時に便の硬さや回数を確認しながら、週1回程度の体重測定で変化がないか見ておきましょう。
便の状態と体重が安定していれば、1日2回の食事でも必要な量を与えられているか判断しやすくなります。
餌を増やす前に確認したいこと
柴犬が餌を欲しがるからといって、すぐに給与量を増やすのではなく、まず現在の食事内容を確認することが大切です。
また、体重が減り続けている、食欲が急に強くなった・低下したなどの変化がある場合は、餌の量だけで判断せず動物病院への相談を検討する必要があります。
フードのカロリーや給与量を確認する
まずは現在与えているフードの袋を見て、100gあたりのカロリーと体重に合った1日の給与量を確認してみましょう。
同じ100gでもフードによって摂取できるカロリーは異なるため、グラム数だけで多い・少ないを判断することはできません。
今与えている1日の総量と袋に記載された給与量を照らし合わせたうえで、餌を増やす必要があるか考えることが大切です。
おやつの量や運動量を見直す
餌の量を見直すときは、普段与えているおやつの種類や量も一緒に確認しておきましょう。
あわせて、毎日の散歩時間や運動量が以前と比べて増えたり減ったりしていないか振り返ってみてください。
おやつや運動量に変化がある場合は、その分も含めて現在の餌の量が愛犬に合っているかを見直します。
体重減少や食欲異常がある場合は動物病院に相談する
同じ量の餌を与えているのに体重が減り続けていたり、食欲が急に強くなったり、反対に食べる量が急に減ったりした場合は、動物病院へ相談しましょう。
受診するときは、体重を測った日と数値、食欲に変化が出始めた時期、1日に与えているフードの量などを記録しておくと伝えやすくなります。
自己判断で餌を大きく増減する前に診察を受け、体重や食欲が変化している原因を確認してもらうと安心です。
まとめ
柴犬の餌は、1日2回だからといって少なすぎるわけではありません。まずはフードに記載された給与量を確認し、朝と夜を合わせた1日の総量が足りているかを見てみましょう。
今の量でよいか迷ったときは、体重や体型、便の状態などを普段から確認しておくと判断しやすくなります。体重や体型が安定していれば、無理に餌を増やす必要はありません。
反対に、体重が減り続けたり、以前より痩せてきたりした場合は、給与量やおやつ、運動量を一度見直してみてください。
気になる変化が続くときは自己判断だけで調整せず、動物病院に相談しながら愛犬に合った量を見つけていきましょう。