目次
はじめに
「ドッグフードのローテーションとブレンドは何が違うの?」
「同じフードを食べているなら、定期的に種類を変えたほうがいい?」と迷っていませんか。
愛犬が毎日同じフードを食べていると、飽きないか気になったり、違う味や原材料の商品も取り入れたほうがよいのか悩んだりしますよね。
この記事では、ローテーションとブレンドの違いや必要性、それぞれのメリットに加えて、フードを変更・併用するときに確認したい注意点まで紹介します。
ドッグフードのローテーションとブレンドとは?
ドッグフードの与え方には、1種類を長期間与え続ける方法だけでなく、定期的に別のフードへ切り替える「ローテーション」と、複数のフードを同時に混ぜる「ブレンド」があります。
ここでは、ローテーションとブレンドそれぞれの意味と、2つの違いについて順に説明します。
ローテーションとは
ローテーションとは、1種類のドッグフードを一定期間与えたあと、別のフードへ切り替える方法です。
複数のフードを同じ食事で混ぜるのではなく、フードAからフードBへと、一定の期間ごとに種類を変えて与えます。
ブレンドとは
ブレンドとは、2種類以上のドッグフードを1回の食事で混ぜて与える方法です。
たとえば、フードAとフードBを決めた割合で同じ器に入れ、合わせて1食分として与えます。
複数のフードを同じ期間に取り入れる点が特徴です。
ローテーションとブレンドの違い
ローテーションとブレンドの違いは、複数のドッグフードを「期間を分けて与えるか」「同じ食事で与えるか」です。
ローテーションは一定期間ごとにフードを切り替え、ブレンドは2種類以上を同じ食事に取り入れます。
ドッグフードのローテーション・ブレンドは必要?
ドッグフードのローテーションやブレンドは、すべての犬に必要な与え方ではありません。
ここでは、ローテーション・ブレンドが必ずしも必要ではない理由と、取り入れることを検討したいケースについて説明します。
今のフードで問題がなければ無理に行う必要はない
現在のドッグフードをよく食べ、体重や便の状態にも大きな変化がなければ、ローテーションやブレンドを無理に行う必要はありません。
総合栄養食を適切な量で与えている場合は、1種類のフードを続ける方法でも問題ありません。
ローテーション・ブレンドを検討したいケース
今のフードを残すことが増えた場合や、別のフードへ切り替えたい場合は、ローテーションやブレンドを検討する方法もあります。
食いつきや食事内容を見直したいなど、取り入れる目的を確認しながら愛犬に合った方法を選びましょう。
ローテーション・ブレンドのメリット
ドッグフードのローテーションやブレンドを取り入れると、食事に変化をつけられるほか、複数の原材料やフードに慣れる機会を作れます。
ここでは、ローテーション・ブレンドで期待できる主なメリットを3つに分けて説明します。
食いつきの変化が期待できる
ローテーションやブレンドでフードを変えると、香りや味、食感などが変わるため、食いつきがよくなることがあります。
ただし、反応には個体差があるため、愛犬の様子を見ながら取り入れましょう。
さまざまな原材料に慣れやすくなる
原材料の異なるフードを取り入れることで、鶏肉や魚など、さまざまな食材を食べる機会を作れます。
普段から複数のフードに慣れておくと、別のフードへ変更するときにも選択肢を広げやすくなります。
販売終了や災害時に備えやすくなる
普段から複数のフードに慣れていると、いつもの商品が販売終了や欠品で購入できないときにも対応しやすくなります。
災害時などに同じ商品を用意できない場合も、食べ慣れた別のフードがあれば選択肢を持ちやすくなります。
ローテーション・ブレンドが向いている犬・向いていない犬
ドッグフードのローテーションやブレンドは、犬の食べ方や現在のフードとの相性によって向き・不向きがあります。
ここでは、ローテーション・ブレンドが向いている犬の特徴と、現在のフードをそのまま続けてもよいケースについて説明します。
ローテーション・ブレンドが向いている犬
ローテーションやブレンドは、同じフードを残すことが増えた犬や、普段から複数のフードに慣れさせたい場合に取り入れやすい方法です。
味や香り、原材料の異なるフードを取り入れたいときにも選択肢になります。
今のフードで問題なく食べている犬は無理に変えなくてもよい
現在のフードをよく食べ、体重や便の状態も安定しているのであれば、無理にローテーションやブレンドを取り入れる必要はありません。
総合栄養食を適切な量で与えて体調にも問題がなければ、今のフードをそのまま続けてもよいでしょう。
ローテーション・ブレンドをするときの注意点
ドッグフードのローテーションやブレンドを始めるときは、いきなり新しいフードへ切り替えたり、複数のフードを一度に多く混ぜたりしないことが大切です。
ここでは、切り替え方や体調の確認方法、給与量を調整するときの注意点について説明します。
急に切り替えたり混ぜたりしない
ローテーションやブレンドを始めるときは、新しいフードを少量から加え、数日かけて少しずつ割合を増やします。
急に食事内容を変えると下痢や軟便、嘔吐につながることがあるため、愛犬の様子を見ながらゆっくり進めましょう。
便や食欲、体調を見ながら進める
新しいフードを取り入れたあとは、便の状態や食欲、嘔吐の有無などを確認します。
下痢や嘔吐が続くなど体調に変化が見られた場合は、無理に続けず獣医師へ相談しましょう。
フードごとの給与量を確認する
ドッグフードは商品によってカロリーや給与量が異なるため、それぞれのパッケージを確認することが大切です。
ブレンドする場合も2種類の給与量をそのまま足さず、1日に必要な量を超えないように調整しましょう。
ドッグフードのローテーション・ブレンドでよくある質問
ドッグフードのローテーションやブレンドを取り入れると、「2つの方法を組み合わせてもよいのか」「食事のたびに違うフードへ変えても問題ないのか」と迷うことがあります。
ここでは、ローテーションとブレンドの併用方法やフードを変更する頻度、混ぜる割合の考え方について順に説明します。
ローテーションとブレンドは併用できる?
ローテーションとブレンドは併用できます。2種類のフードを混ぜて与え、その組み合わせを一定期間ごとに変える方法です。
ただし、便や食欲に変化があったときに原因を確認しやすいよう、一度に多くのフードを変更するのは避けましょう。
毎回フードを変えても大丈夫?
食事のたびに違うフードへ変更する必要はありません。
ローテーションする場合は、同じフードを一定期間与え、便や食欲などを確認しながら次のフードへ切り替えると安心です。
混ぜる割合に決まりはある?
ブレンドする割合に「1:1」「7:3」などの決まりはありません。
フードによってカロリーや給与量が異なるため、それぞれのパッケージを確認し、1日に必要な量を超えないよう調整しましょう。
まとめ
ドッグフードのローテーションやブレンドは、食事に変化をつけたり、複数のフードに慣れさせたりしたいときに取り入れられる方法です。
ただし、今のフードを問題なく食べているのであれば、無理に始める必要はありません。
取り入れる場合は新しいフードを少量から試し、便や食欲を確認しながらゆっくり進めましょう。
愛犬の体調や食べ方に合わせて、無理なく続けられる方法を選んでみてください。