目次
はじめに
「ドッグフードに野菜を混ぜても大丈夫?」
「冷蔵庫にある野菜なら、どれでも少しずつ与えていいの?」と迷っていませんか。
愛犬がいつものドッグフードを残したときや、食事に野菜を加えてあげたいとき、何を選べばよいのか分からず手が止まってしまうこともありますよね。
この記事では、ドッグフードに混ぜやすい野菜と避けるべき野菜、野菜を加えるときの量や調理方法、与える際の注意点について紹介します。
ドッグフードに野菜を混ぜても大丈夫?
ドッグフードに野菜を混ぜること自体は、与える野菜の種類や量に注意すれば取り入れられます。
ここでは、野菜をトッピングとして混ぜる場合の考え方と、野菜を主食代わりにできない理由について説明します。
野菜は少量のトッピングなら混ぜても問題ない
野菜は、ドッグフードのトッピングとして少量を混ぜる程度であれば問題ありません。
与える量は、野菜を含むおやつや間食全体で、1日に必要なカロリーの10%以内を目安にするとよいでしょう。
野菜を加えすぎると食事全体のバランスが崩れやすいため、主食のドッグフードをきちんと食べられる範囲で取り入れることが大切です。
野菜だけでは栄養が偏るため主食の代わりにはならない
野菜だけでは、犬に必要なたんぱく質や脂質などを十分に補うことが難しいため、ドッグフードの代わりにはなりません。
総合栄養食のドッグフードは、適切な量を水と一緒に与えることで、必要な栄養をバランスよく摂れるように作られています。
野菜を増やすためにドッグフードを大きく減らすのではなく、あくまで食事に添える程度に取り入れましょう。
ドッグフードに混ぜてもよい野菜・避けるべき野菜
野菜なら何でもドッグフードに混ぜられるわけではなく、犬が食べられるもの、加熱したほうがよいもの、与えてはいけないものに分かれます。
ここでは、ドッグフードに混ぜてもよい野菜と加熱して与えたい野菜、避けるべき野菜について説明します。
ドッグフードに混ぜてもよい野菜
ドッグフードに混ぜる野菜には、キャベツやにんじん、ブロッコリーなどがあります。
生で食べられる野菜でも、大きなままでは喉に詰まらせるおそれがあるため、食べやすい大きさに細かくしてから混ぜましょう。
初めて与える野菜は少量から試し、食後の便の状態や嘔吐などの変化がないか確認すると安心です。
加熱して与えたほうがよい野菜
かぼちゃやさつまいも、じゃがいもなどは、加熱してやわらかくしてから与えましょう。
芯までしっかり火を通し、指やフォークで簡単につぶせる程度にしてから、愛犬が食べやすい大きさに細かくします。
調味料は使わず、十分に冷ましてからドッグフードに混ぜてください。
犬に与えてはいけない野菜
玉ねぎや長ねぎ、にら、にんにクなどのネギ類は、犬に与えてはいけない食材です。
犬が食べると赤血球に影響を与え、貧血などの中毒症状を引き起こすおそれがあります。
加熱しても安全になるわけではないため、ネギ類そのものだけでなく、煮汁やスープなどが含まれた料理も与えないようにしましょう。
ドッグフードに野菜を混ぜる正しい与え方
ドッグフードに野菜を混ぜるときは、野菜の種類だけでなく、大きさや調理方法、加える量にも注意が必要です。
ここでは、野菜を細かく刻む方法や茹でる・蒸すなどの調理方法、トッピングとして与える量について説明します。
野菜は細かく刻んで食べやすくする
野菜をドッグフードに混ぜるときは、大きなまま与えず、愛犬が食べやすい大きさに細かくしておきましょう。
特に硬い野菜や繊維の多い野菜は、大きなままだと噛みにくく、丸飲みすると喉に詰まらせるおそれがあります。
愛犬の口の大きさや食べ方に合わせて、無理なく食べられるサイズに調整すると安心です。
茹でる・蒸すなど消化しやすい状態で与える
硬い野菜は、茹でたり蒸したりして、やわらかくしてから与えるのがおすすめです。
フォークや指で簡単につぶせる程度まで加熱すると、噛みやすくなり、消化もしやすくなります。
塩や油などで味付けはせず、加熱後は十分に冷ましてからドッグフードに混ぜましょう。
トッピングは少量を目安にする
野菜は主食の代わりにするのではなく、ドッグフードに添える少量のトッピングとして取り入れましょう。
野菜を含むトッピングやおやつは、1日に必要なカロリーの10%以内を目安にすると、食事全体のバランスを保ちやすくなります。
野菜を一度にたくさん加えず、主食のドッグフードを必要量食べられる範囲で楽しむことが大切です。
ドッグフードに野菜を混ぜるときの注意点
ドッグフードに混ぜてもよい野菜でも、量や与え方によっては下痢や消化不良、喉に詰まらせる原因になることがあります。
ここでは、野菜を与える量や初めて食べさせるときの進め方、食べやすい大きさ・硬さ、避けるべき味付けについて説明します。
与えすぎると下痢や消化不良の原因になる
野菜を一度にたくさん与えると、食物繊維を多く摂ることで、下痢や軟便など消化の不調につながることがあります。
野菜を含むトッピングやおやつは、1日に必要なカロリーの10%以内を目安にするとよいでしょう。
便がいつもよりやわらかくなった場合は、いったん野菜の量を減らし、愛犬の様子を見ながら調整してください。
初めて与える野菜は少量から様子を見る
初めての野菜を与えるときは、最初からたくさん混ぜず、ひと口程度の少量から試してみましょう。
食べたあとは、便の硬さや回数、嘔吐がないかなど、いつもと違う変化がないか確認します。
下痢や嘔吐などが見られた場合は、その野菜を追加で与えるのを控え、症状が続くようであれば動物病院へ相談しましょう。
喉に詰まらない大きさ・硬さにする
野菜は、愛犬が無理なく噛んで飲み込める大きさと硬さにしてから与えることが大切です。
硬い野菜は指やフォークで簡単につぶせる程度まで加熱し、大きなかたまりが残らないよう食べやすく切りましょう。
大きすぎるものや硬いものは丸飲みすると喉に詰まるおそれがあるため、愛犬の口の大きさや食べ方に合わせて調整してください。
味付けした野菜や加工食品は与えない
犬に野菜を与える場合は、塩や砂糖、油などで味付けせず、そのまま食べられる状態に調理しましょう。
人用の加工食品には塩分やさまざまな調味料が含まれていることがあるため、ドッグフードのトッピングには向いていません。
野菜を取り入れるときは、余計な味付けをせず、茹でたり蒸したりしたものを少量与えると安心です。
ドッグフードに野菜を混ぜるときによくある質問
ドッグフードに野菜を取り入れていると、「毎日混ぜてもよいのか」「冷凍野菜を使っても問題ないのか」と迷うことがあります。
ここでは、野菜を与える頻度や冷凍野菜の使い方、ドッグフードを残すときの対処について順に説明します。
毎日野菜を混ぜても大丈夫?
犬が食べられる野菜を適量に抑えていれば、毎日のドッグフードに少量混ぜることもできます。
野菜を含むトッピングやおやつは、1日に必要なカロリーの10%以内を目安にするとよいでしょう。
毎日与える場合も少しずつ量を増やすのではなく、主食のドッグフードを必要量食べられる範囲で取り入れることが大切です。
冷凍野菜を混ぜてもいい?
犬が食べられる種類で、味付けされていない冷凍野菜であれば、ドッグフードに混ぜて与えることができます。
凍ったままでは硬く食べにくいため、商品に記載された方法で加熱または解凍し、愛犬が食べやすい大きさにして、十分に冷ましてから与えましょう。
調味料やソースなどで味付けされた冷凍野菜は避け、素材だけのものを選ぶと安心です。
野菜だけ食べてドッグフードを残すときはどうする?
野菜だけを選んで食べてドッグフードを残してしまう場合は、まずトッピングする野菜の量を減らしてみましょう。
それでもドッグフードを残すようであれば、いったん野菜のトッピングを控え、主食だけで食べられるか様子を見ます。
残すたびに野菜を追加すると、トッピングだけを選んで食べる習慣につながることもあるため、主食をきちんと食べられる範囲で調整することが大切です。
まとめ
ドッグフードに野菜を混ぜるときは、犬が食べられる種類を選び、主食のバランスを崩さない程度に取り入れることが大切です。
野菜は食べやすい大きさにし、硬いものはやわらかく加熱してから、味付けをせずに与えましょう。
初めての野菜は少量から試し、便や食欲などに変化がないか確認しながら続けてみてください。
野菜ばかり食べてドッグフードを残すようであれば量を減らすなど、愛犬の食べ方に合わせて無理なく調整していきましょう。