目次
はじめに
「どうして犬は骨を見ると夢中になってかじるの?」
「骨を欲しがるのは本能だから、与えても問題ないの?」と気になっていませんか。
食事中に骨を見つけるとすぐにくわえたり、骨のおもちゃを長時間かじったりする愛犬を見ていると、何がそんなに魅力的なのか不思議に感じますよね。
この記事では、犬が骨を好きになる理由や本能との関係、骨を与える際に注意したい大きさや硬さについて、順を追って説明していきます。
犬はどうして骨が好きなの?
犬が骨を好んでかじるのには、骨に含まれる香りや味だけでなく、かじる行動そのものにも理由があります。
ここでは、犬が骨の何に魅力を感じているのか、骨をかじる習性や行動そのものが犬の欲求にどう関係しているのかを順に説明します。
骨髄や香り・味に魅力を感じている
犬が骨を好むのは、骨そのものだけでなく、表面や内部に残った骨髄などの香りや味に惹かれるためです。
特に脂肪を含む骨髄は香りが強く、犬にとって魅力的に感じやすい部分です。
骨をかじるたびにこうした香りや味を楽しめることが、骨に興味を示す理由のひとつと考えられます。
骨をかじっていた習性が本能として残っている
犬の祖先は獲物を食べるとき、肉だけでなく骨の周りに残った組織などもかじって食べていました。
そのため、骨を口に入れてかじる行動は、食べ物を得るための習性のひとつとして現在の犬にも残っていると考えられています。
愛犬が骨を見つけるとかじりたがるのも、こうした昔からの食行動が関係しているのでしょう。
骨をかじる行動そのものが犬の欲求を満たしている
犬にとって骨をかじることは、香りや味を楽しむだけでなく、噛むという行動そのものを楽しむことにもつながります。
前足で骨を押さえながら繰り返しかじることで、噛みたいという欲求を満たしやすくなります。
そのため、お腹を満たすためだけではなく、かじること自体が好きで骨に興味を示す犬もいます。
犬が骨を好きといわれる理由
犬は骨を好んでかじるイメージがありますが、すべての犬が骨そのものを好むとは限りません。
ここでは、犬が骨を好むといわれる背景と、骨に興味を示さない犬もいる理由について説明します。
「犬は骨が好き」というイメージと実際の理由は少し違う
「犬は骨が好き」というイメージがありますが、実際には骨そのものだけを好んでいるとは限りません。
骨に残った香りや味はもちろん、かじったときの硬さや感触などに惹かれて、夢中になってかじる犬もいます。
そのため、骨を好むように見えても、犬によって興味を持つ理由は少しずつ異なります。
骨に興味を示さない犬がいるのも珍しくない
犬にもそれぞれ好みがあるため、骨を見せてもあまり興味を示さないことがあります。
においを嗅ぐだけで離れたり、一度口にしてもすぐにやめたりする場合は、骨の香りや噛み心地がそれほど好みではないのかもしれません。
「犬なら骨が好き」と考える必要はなく、骨に興味を示さない犬がいても珍しいことではありません。
犬に骨を与えるときに知っておきたい注意点
犬が骨を好んでかじっていても、すべての骨を安全に与えられるわけではありません。
ここでは、骨を与える前に知っておきたい危険性と、愛犬の体格や噛み方に合ったおやつを選ぶ際のポイントを説明します。
好きだからといって安全とは限らない
犬が骨を喜んでかじっていても、必ずしも安全に食べられるとは限りません。
骨の種類や硬さによっては、強く噛んだときに歯が欠けたり折れたりするほか、欠けた骨を飲み込んでしまうこともあります。
愛犬が骨を好きだからという理由だけで与えず、食べ方や骨の状態にも気を配ることが大切です。
加熱した骨や小さな骨は誤飲・歯の破損に注意する
加熱した骨は割れたときに鋭くなることがあり、口の中や消化管を傷つけるおそれがあるため注意が必要です。
また、小さな骨はそのまま飲み込んでしまいやすく、硬すぎる骨を強く噛み続けると歯が欠けたり折れたりすることもあります。
骨を与える場合は、大きさや硬さ、割れ方などを確認しながら、愛犬が安全に噛めるものかを見極めましょう。
愛犬に合った安全なおやつを選ぶことが大切
おやつを選ぶときは、愛犬の体格や口の大きさ、普段の噛み方に合っているかを確認することが大切です。
丸飲みできるほど小さいものや、強く噛んでもほとんど削れないほど硬いものは避け、無理なく噛めるものを選びましょう。
骨だけにこだわらず、犬用として作られたおやつも選択肢に入れながら、愛犬に合ったものを見つけてあげてください。
まとめ
犬が骨を好むのは、香りや味だけでなく、かじる行動そのものを楽しんでいることも理由のひとつです。
ただし、すべての犬が骨を好きなわけではなく、喜んでかじるからといって安全とは限りません。
骨の大きさや硬さによっては、誤飲や歯の破損につながることもあります。
愛犬におやつを選ぶときは骨だけにこだわらず、体格や噛み方に合ったものを選び、安全に楽しめるよう見守ってあげましょう。