目次
はじめに
「ウェットフードとドライフードは、混ぜて犬に与えても大丈夫?」
「食いつきが悪いときは、ウェットフードを足したほうがいいの?」と迷っていませんか。
いつものドライフードを残す日が増えたり、ウェットフードだけを喜んで食べたりすると、2種類を混ぜたほうが食べやすいのか気になりますよね。
この記事では、ウェットフードとドライフードを混ぜるメリットや注意点、混ぜる割合の考え方、保存や食べ残しへの対応まで解説します。
ウェットフードとドライフードは混ぜても大丈夫?

ウェットフードとドライフードは、それぞれの特徴や1日に必要な摂取量を確認したうえで組み合わせることが大切です。
ここでは、ウェットフードとドライフードを混ぜて与える基本的な考え方と、混ぜる前に確認したい例外ケースについて説明します。
ウェットフードとドライフードは混ぜて与えても問題ない
ウェットフードとドライフードは、同じ器に入れて混ぜて与えても問題ありません。
ただし、それぞれを表示どおりの量で与えると、カロリーを摂りすぎる可能性があります。
混ぜる場合は、ウェットフードを加えた分だけドライフードを減らし、1日の摂取カロリーが必要量を超えないように調整しましょう。
混ぜる前に知っておきたい例外ケース
療法食を与えている犬や、食物アレルギーなどで原材料を制限している犬は、自己判断で別のフードを混ぜないようにしましょう。
ほかのフードを加えると、療法食の栄養バランスが変わったり、避けたい原材料を摂取したりする可能性があります。
食事に制限がある場合は、混ぜたいフードの商品名や原材料を確認し、事前に獣医師へ相談すると安心です。
ウェットフードとドライフードを混ぜるメリット
ウェットフードとドライフードを混ぜると、それぞれを単独で与える場合とは異なるメリットがあります。
ここでは、食いつき・水分補給・食事の楽しみという3つの点から、混ぜて与えるメリットを説明します。
食いつきが良くなる
ドライフードにウェットフードを混ぜると香りが加わり、食いつきが良くなることがあります。
ドライフードだけでは食べ始めない犬でも、香りや食感が変わることで口にしやすくなるでしょう。
食べ残しが気になるときにも、取り入れやすい方法のひとつです。
水分補給につながる
ウェットフードは水分を多く含むため、ドライフードに混ぜることで食事と一緒に水分を摂取できます。
普段あまり水を飲まない犬でも、いつもの食事から自然に水分を補いやすくなります。
食事の楽しみが増える
ウェットフードを加えると、いつものドライフードに香りや味、食感の変化をつけられます。
毎日同じフードを食べている犬にとっても食事の楽しみが増え、食べ始めるきっかけにつながることがあります。
ウェットフードとドライフードを混ぜるときの注意点
ウェットフードとドライフードを混ぜる場合は、単純にウェットフードを追加すると1日の摂取カロリーが増えすぎることがあります。
ここでは、給与量と混ぜる割合の決め方、少しずつ慣らす方法、療法食を与えている場合の注意点について説明します。
カロリーが増えすぎないよう調整する
ドライフードの量を変えずにウェットフードを追加すると、その分だけ1日の摂取カロリーが増えてしまいます。
混ぜる場合はそれぞれのカロリーを確認し、ウェットフードを加えた分だけドライフードを減らしましょう。
2種類を合わせて、愛犬に必要な1日のカロリーを超えないように調整することが大切です。
割合は商品表示・カロリーを基準に調整する
ウェットフードとドライフードの割合は、重さだけでなく、それぞれの商品に表示された給与量やカロリーを基準に考えます。
同じ50gでも商品によってカロリーは異なるため、単純に半分ずつにするのではなく、2種類を合わせた量が愛犬に合うように調整しましょう。
急に切り替えず少しずつ慣らす
ドライフードにウェットフードを混ぜ始めるときは、一度に量を増やさず、少量から試していきます。
数日かけて少しずつ割合を増やしながら、便の硬さや回数などに変化がないか確認しましょう。
軟便や下痢が見られた場合は無理に増やさず、いったん食事内容を見直します。
療法食は自己判断で混ぜない
療法食にほかのフードを加えると、調整されている栄養バランスが変わり、目的に合った食事管理ができなくなる可能性があります。
そのため、ウェットフードなどを混ぜたい場合は自己判断で追加せず、商品の種類や量を獣医師に伝えて相談してから変更しましょう。
ウェットフードとドライフードの上手な与え方
ウェットフードとドライフードを併用する場合は、必ずしも毎食同じ割合で混ぜる必要はありません。同じ器に入れて与える方法のほか、朝と夜でフードの種類を分ける方法もあります。
ここでは、同じ器で混ぜる場合、朝と夜で分ける場合、違うメーカー同士を組み合わせる場合の与え方について説明します。
同じ器で混ぜても問題ない
ウェットフードとドライフードは、同じ器に入れて混ぜて与えても問題ありません。
それぞれの給与量やカロリーを確認し、2種類を合わせた1日の摂取量が多くなりすぎないように調整しましょう。
ウェットフードを全体になじませると、食べやすくなります。
朝はドライ・夜はウェットでも問題ない
朝はドライフード、夜はウェットフードのように、食事ごとに種類を分けて与えることもできます。
毎食同じ割合で混ぜる必要はありませんが、朝と夜のカロリーを合わせて1日に必要な量に収まるように調整しましょう。
違うメーカー同士でも混ぜられる?
違うメーカーのウェットフードとドライフードを組み合わせることもできます。
それぞれの商品表示を確認し、愛犬の年齢に合っているか、主食として与える場合は必要な栄養基準を満たしているかを確認しましょう。
あわせてカロリーも確認し、1日の摂取量が多くなりすぎないように調整します。
ウェットフードとドライフードを混ぜるのが向いている犬・向いていない犬
ウェットフードとドライフードの併用は、食欲が落ちている犬や、ドライフードだけでは食べにくい犬、水分摂取量を増やしたい犬に取り入れやすい方法です。
ここでは、混ぜて与える方法が向いている犬の特徴と、事前に獣医師へ相談したほうがよいケースについて説明します。
食欲が落ちている犬やドライフードだけでは食べない犬
食欲が落ちている犬やドライフードだけでは食べない犬には、ウェットフードを混ぜる方法があります。
香りや食感が変わることで、食べ始めるきっかけになることがあります。
まずは少量から加え、食べる様子を見ながら割合を調整しましょう。
ウェットフードを混ぜても食べない日が続くと、「好き嫌いなのか、体調に原因があるのか」と心配になりますよね。犬がご飯を食べない原因や、様子を見てもよいケースについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶犬がご飯を食べない原因は?様子を見てよいケースと動物病院を受診する目安
水分補給を増やしたい犬
普段あまり水を飲まない犬には、水分を多く含むウェットフードを取り入れる方法があります。
ドライフードに混ぜることで、いつもの食事と一緒に無理なく水分を補いやすくなります。
ウェットフードを取り入れる前に、「そもそも愛犬は1日にどのくらい水を飲めばいいの?」と気になる場合は、体重ごとの飲水量の目安も確認しておくと判断しやすくなります。
▶犬が1日に飲む水の量はどのくらい?体重別の目安と少ない・多いときの確認ポイント
療法食を食べている犬は獣医師へ相談する
療法食を食べている犬は、自己判断でほかのフードを混ぜず、事前に獣医師へ相談しましょう。
別のフードを加えると、療法食で調整されている栄養バランスやカロリーが変わる可能性があります。
混ぜたい商品の種類や量を伝え、併用してもよいか確認すると安心です。
消化器症状がある犬は原因を確認してから混ぜる
下痢や嘔吐などがあるときは、新しいフードを混ぜる前に原因を確認することが大切です。
食事内容を変えると、症状の原因が分かりにくくなる場合があります。
下痢や嘔吐が続いている場合は、食事を変更する前に獣医師へ相談しましょう。
ウェットフードとドライフードを混ぜるときによくある質問
ウェットフードとドライフードを併用していると、「毎日混ぜ続けても問題ないのか」「食べ残したときは保存して次の食事に回してよいのか」など、与え方に迷うことがあります。
ここでは、毎日混ぜる場合の考え方や食べ残したときの対応、2種類のフードを別々に与える方法について説明します。
毎日混ぜても大丈夫?
愛犬の体調に問題がなく、1日に必要なカロリーに収まっていれば、ウェットフードとドライフードを毎日混ぜても問題ありません。
ウェットフードを加えた分だけドライフードを減らし、体重や便の状態を見ながら量を調整しましょう。
食べ残した場合はどうすればいい?
ウェットフードを混ぜた食事は長時間置いたままにせず、食べ残した分は片付けましょう。
一度口をつけた食事は保存して次の食事に回さず、食べ残しが続く場合は1回に出す量を見直します。
ウェットフードとドライフードは別々に与えてもいい?
ウェットフードとドライフードは、必ず同じ器で混ぜる必要はなく、別々に与えても問題ありません。
器や食事の時間を分ける場合も、2種類を合わせたカロリーが1日に必要な量に収まるよう、それぞれの給与量を調整しましょう。
まとめ
ウェットフードとドライフードは、1日に必要なカロリーを超えないよう量を調整すれば、一緒に混ぜて与えられます。
食いつきが気になるときや、食事から水分を補いたいときにも取り入れやすい方法です。
混ぜ始めるときは少量から試し、体重や便の状態を見ながら愛犬に合った割合を見つけていきましょう。
毎食混ぜるだけでなく、朝と夜で分けて与える方法でも問題ありません。
ただし、療法食を食べている場合や下痢・嘔吐が続いている場合は、食事を変える前に獣医師へ相談すると安心です。愛犬の食べ方や体調に合わせながら、無理なく続けられる与え方を選んでみてください。