犬用フード・おやつ

犬の脾臓摘出後の食事はどうする?与えるフードや食事量のポイント・注意点

はじめに

「犬の脾臓を摘出した後、今までと同じフードを与えても大丈夫なの?」
「手術後は食事量を減らしたほうがいいのか、どのくらい食べさせればよいのか分からない」と不安になっていませんか。

愛犬が手術を終えて退院したものの、食欲が戻らなかったり、体力が落ちているように見えたりすると、毎日の食事で何を気をつければよいのか迷ってしまいますよね。

この記事では、犬の脾臓摘出後に与えるフードの考え方や食事量を調整するポイント、食事で注意したいことについて順を追って説明していきます。

犬の脾臓摘出後の食事でまず知っておきたいこと

脾臓摘出後の食事では、「手術前と同じフードを続けても問題ないのか」「食欲が落ちているときはどのように与えればよいのか」と迷うことがあります。

ここでは、脾臓摘出後の基本的な食事の考え方と、食事量を調整するときのポイントについて説明します。

脾臓摘出後も基本は普段のフードを続ける

脾臓摘出後の食事は、獣医師から特別な指示がなければ、基本的には手術前から食べ慣れているフードを続けます。

術後すぐに新しいフードへ切り替えると、慣れない味や消化の変化から食欲が落ちてしまうこともあるため、無理に変更する必要はありません。

療法食などへの切り替えが必要か気になる場合は、術後の体調や検査結果を踏まえて獣医師に相談すると安心です。

食欲や体調に合わせて少量ずつ与える

脾臓摘出後は、一度に普段どおりの量を食べられないこともあるため、食欲が戻るまでは1回の量を少なめにして、数回に分けて与えるとよいでしょう。

食べ残しや吐き戻しがないかを確認しながら、無理に完食させず、その日の体調に合わせることが大切です。

食欲が戻ってきたら、便の状態なども見ながら少しずつ普段の食事量へ戻していきましょう。

犬の脾臓摘出後に与える食事のポイント

脾臓摘出後の食事では、術後の体調に合わせながら胃腸へ負担をかけない与え方を意識することが大切です。

ここでは、脾臓摘出後に食事を与える際に確認したいポイントを説明します。

消化しやすい普段のフードを基本にする

脾臓摘出後の食事は、獣医師から特別な指示がなければ、手術前から食べ慣れているフードを基本にしましょう。

普段から食べているフードであれば犬も受け入れやすく、急な変更による胃腸への負担も避けやすくなります。

食欲や消化の状態に問題がなければ、自己判断で特別な食事へ変えず、療法食などが必要か気になる場合は獣医師に相談してみてください。

食事量や食事回数を調整して胃腸への負担を減らす

術後は一度に普段と同じ量を食べられないこともあるため、食欲が戻るまでは1回の量を少なめにして、数回に分けて与えるとよいでしょう。

食後に吐いたり便がゆるくなったりした場合は、無理に食べさせず、食事量や体調の変化を確認することが大切です。

食欲や消化の状態が落ち着いてきたら、様子を見ながら少しずつ普段の食事量や回数へ戻していきましょう。

急なフード変更やトッピングの追加を避ける

脾臓摘出後は体調が安定するまで、フードを急に変更したり、食べ慣れていないトッピングを加えたりすることはできるだけ避けましょう。

新しい食材を取り入れると、犬によっては便がゆるくなるなど、胃腸の調子が変わることがあります。

フードの変更やトッピングが必要な場合は、術後の体調を見ながら少量ずつ取り入れ、心配なときは獣医師に相談すると安心です。

犬の脾臓摘出後に食事で確認したい体調の変化

脾臓摘出後は、食事を食べられているかだけでなく、便の状態や体重、普段との違いを確認しながら経過を見ることが大切です。

ここでは、脾臓摘出後に食事とあわせて確認したい体調の変化について説明します。

食欲や便の状態を毎日確認する

脾臓摘出後は、毎日の食事量や便の状態を確認して、普段と違う様子がないか見てあげましょう。

食べる量が減っていないか、便の回数や硬さに変化がないかを見ておくと、体調の変化にも気づきやすくなります。

気になる状態が続く場合は、食事量や便の様子を記録しておくと、動物病院へ相談するときにも経過を伝えやすくなります。

体重や元気の有無を継続して観察する

食欲だけでなく、体重や普段の元気が戻っているかも継続して確認していきましょう。

食事量が戻っているのに体重が減り続けている、いつもより動きたがらないといった変化が続く場合は、注意して様子を見る必要があります。

定期的に体重を測り、食欲や活動量とあわせて記録しておくと、術後の経過を把握しやすくなります。

食事が取れない・嘔吐が続く場合は早めに動物病院へ相談する

脾臓摘出後にほとんど食事が取れない、嘔吐を繰り返すといった状態が続く場合は、無理に食べさせたり長く様子を見たりせず、早めに動物病院へ相談しましょう。

術後は一時的に食欲が落ちることもありますが、症状が続いている場合は体調を確認してもらうことが大切です。

受診の際に食べた量や嘔吐した回数、そのほかの変化を伝えられるよう、気づいたことを記録しておくと安心です。

術後に食欲が戻らないと、「何日くらいなら様子を見てもよいの?」と迷うこともあります。犬がご飯を食べないときの受診の目安については、こちらの記事も参考にしてください。
▶犬がご飯を食べないのは何日まで大丈夫?原因と受診の目安を解説 

犬の脾臓摘出後の食事でよくある質問

脾臓摘出後の食事については、「いつから手術前と同じ食事に戻せるのか」「特別な手作り食や療法食が必要なのか」と迷う飼い主の方も多くいます。

ここでは、脾臓摘出後の食事でよくある疑問について、対応の目安を説明します。

いつから通常の食事に戻せる?

脾臓摘出後に普段の食事へ戻せる時期は、犬の食欲や術後の回復具合によって異なります。

食欲が戻り、吐き戻しや便の異常も見られなければ、獣医師の指示に沿って少しずつ普段の食事量へ戻していきましょう。

急に量を増やすのではなく、その日の食べられる量や体調を見ながら調整すると安心です。

手作り食や療法食に変更した方がいい?

脾臓を摘出したからといって、必ず手作り食や療法食へ変更しなければならないわけではありません。

普段のフードを食べられており、便の状態などにも問題がなければ、基本的にはこれまでの食事を続けられます。

療法食などが必要か気になる場合は、術後の検査結果や体調を踏まえて獣医師に相談し、愛犬に合った食事を選びましょう。

普段のフードを食べてくれないと、手作り食なら食べてくれるのではと考えることもありますよね。手作り食を取り入れる場合の栄養バランスや注意点は、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶犬の手作りご飯で気をつけることは?栄養バランスや注意点を解説 

食欲がないときはどう対応すればいい?

脾臓摘出後に食欲が落ちているときは、無理に普段どおりの量を食べさせようとせず、まずは少量ずつ与えて食べられるか確認しましょう。

食べた量を記録しておくと、普段と比べてどの程度食欲が落ちているのか把握しやすくなります。

ほとんど食べられない状態が続く場合や、嘔吐などほかの症状も見られる場合は、無理に様子を見続けず早めに動物病院へ相談してください。

まとめ

犬の脾臓摘出後は、特別な指示がなければ、これまで食べ慣れているフードを基本にして問題ありません。

術後は食欲が落ちることもあるため、無理に普段の量へ戻そうとせず、食べられる量や便の状態を見ながら少しずつ調整していきましょう。

食欲が戻らない、嘔吐が続く、体重が減っていくなど気になる変化がある場合は、早めに動物病院へ相談することも大切です。

愛犬の様子を見守りながら、獣医師の指示に沿って無理のない食事管理を続けていきましょう。

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