目次
はじめに
「犬の食事は1日1回でも大丈夫?」
「今まで朝晩の2回だったけれど、1回に減らしてもいいの?」と迷っていませんか。
愛犬が成犬になり、毎日の食事を準備する中で、1回にまとめたほうがよいのか、それとも2回のまま続けたほうがよいのか、判断に迷うことがありますよね。
この記事では、1日1回の食事が向いている犬や注意したいケース、2回から1回へ切り替えるときの考え方について、順を追って説明していきます。
犬の食事を1日1回にしても大丈夫?
犬の食事を1日1回にしてもよいのか、愛犬の年齢や体格によって迷うことがあります。
ここでは、1日1回でも問題ないケースと、1日1回が向かない犬の特徴について説明します。
犬の食事を1日1回にしても問題ないケース
成犬で食欲が安定しており、1日の必要量を無理なく食べられる犬であれば、食事を1日1回にしても問題がない場合があります。
食後に吐いたり下痢をしたりすることがなく、体重や体調も安定しているかを確認しながら、その犬に合っているか判断しましょう。
1日1回にする場合も、回数を減らした分だけ食事量を減らすのではなく、1日に必要な給与量をきちんと与えることが大切です。
1日1回が向かない犬の特徴
子犬や成長期の犬、一度に多くの量を食べるのが苦手な犬は、食事を1日1回にまとめるよりも、複数回に分けたほうが食べやすいでしょう。
1回にまとめたことで食べ残しが増えたり、空腹時間が長くなって吐いたりする場合も、無理に1日1回を続ける必要はありません。
食事回数を変えてから嘔吐や下痢、食欲の低下などが見られたときは、以前の回数に戻すことも検討してみてください。
犬の食事を1日1回にするメリット・デメリット
犬の食事を1日1回にすると、食事の準備や与える時間を減らせる一方で、1回に必要な量をまとめて食べることによる負担も考える必要があります。
ここでは、1日1回にすることで得られるメリットと注意したいデメリットについて説明します。
1日1回にするメリット
食事を1日1回にすると、フードを準備したり食器を片付けたりする回数が減るため、毎日の食事管理がしやすくなる場合があります。
また、仕事や外出などで朝晩決まった時間に与えるのが難しい家庭では、生活リズムに合わせやすいこともメリットです。
ただし、1日に必要な量を一度に食べることになるため、1回に多く食べられない犬には無理に1日1回にする必要はありません。
1日1回にするデメリット
食事を1日1回にすると次の食事までの時間が長くなるため、犬によっては空腹から吐き気や嘔吐が見られることがあります。
また、1日に必要な量をまとめて与えることで1回の食事量が多くなり、早食いをしたり食後に負担がかかったりする場合もあります。
1日1回に変えてから食べ残しや嘔吐、下痢などが続くようであれば、無理に続けず、2回以上に分けることも検討してみましょう。
犬の食事を1日1回にするときの注意点と切り替え方
犬の食事を1日1回に変更する場合は、単に1日の食事量を1回にまとめるだけでなく、体への負担や切り替える時期にも注意が必要です。
ここでは、1日1回にするときに注意したいリスクや切り替え方、獣医師へ相談したほうがよいケースについて説明します。
胃拡張・胃捻転など注意したいリスク
食事を1日1回にすると、一度に食べる量が多くなりやすいため、食後に胃が大きく膨らむことがあります。
特に大型犬や胸の深い犬は胃拡張・胃捻転に注意が必要なので、一度に大量のフードを与えることは避け、食べ方にも気を配りましょう。
また、食後すぐに走ったり激しく遊んだりせず、しばらくは落ち着いて過ごせるようにしてあげることも大切です。
急に回数を減らさず少しずつ切り替える
1日2回から1回へ変更するときは、急に朝や夜の食事をなくすのではなく、数日かけて食事時間や1回あたりの量を調整していきましょう。
切り替えている間は、食欲や便の状態、嘔吐の有無、体重などを確認しながら、愛犬に負担がかかっていないか様子を見ることが大切です。
食べ残しが増えたり体調に変化が見られたりした場合は、無理に続けず、元の食事回数に戻すことも検討してください。
獣医師へ相談したほうがよいケース
子犬や高齢犬、持病がある犬、一度に多くの量を食べるのが難しい犬は、食事を1日1回へ変更する前に獣医師へ相談しておくと安心です。
た、変更後に嘔吐や下痢が続く、食欲が落ちる、体重が減るといった変化が見られた場合も、1日1回を無理に続けず相談しましょう。
特に、お腹が急に膨らむ、吐こうとしても吐けない、落ち着かず苦しそうにするといった様子がある場合は、胃拡張・胃捻転など緊急性の高い状態も考えられるため、できるだけ早く動物病院を受診してください。
まとめ
犬の食事は1日2回が基本ですが、年齢や食べられる量によっては、1日3回に分けたほうが無理なく食べられることもあります。
大切なのは回数だけで判断せず、1日の総給与量を守りながら、食欲や体重、便の状態などを確認することです。
3回から2回へ変更するときも急いで減らす必要はないので、愛犬の食べ方や体調を見ながら、その子に合った無理のない食事回数を選んであげましょう。