目次
はじめに
「膵炎になった犬にも手作りのおやつを食べさせてあげたいけれど、何を使えばいい?」
「低脂肪にするには、どの食材を選んで、どのくらい与えればいいの?」と気になっていませんか。
療法食で食事管理をしている愛犬に、いつものおやつを控えながら何か喜ぶものを作ってあげたいと思っても、脂肪量や材料が気になって手作りをためらうこともありますよね。
この記事では、膵炎の犬に使いやすい低脂肪食材や簡単な手作りおやつのレシピ、与えるときの注意点について順を追って説明していきます。
膵炎の犬に作りやすい手作りおやつの種類は?
膵炎の犬に手作りおやつを与える場合は、脂肪量を抑えやすく、材料を確認しながら作れるものを選ぶことが大切です。
ここでは、低脂肪にしやすい鶏ささみを使ったおやつと、野菜を使ったシンプルなおやつについて紹介します。
おやつのレシピ一覧
膵炎の犬には、脂肪の少ない食材を選び、油や調味料を使わずシンプルに作れるおやつが取り入れやすいでしょう。
| おやつ | 材料 | 作り方 |
|---|---|---|
| ささみのほぐし身 | 鶏ささみ | 筋や脂を取り除いて茹で、細かくほぐす |
| ささみチップ | 鶏ささみ | 薄く切り、油を使わずオーブンで加熱する |
| かぼちゃペースト | かぼちゃ | 茹でるか蒸して、皮を除いてつぶす |
| さつまいもキューブ | さつまいも | 蒸して柔らかくし、小さく切る |
| にんじんスティック | にんじん | 茹でて柔らかくし、食べやすい大きさに切る |
いずれも味付けはせず、十分に冷ましてから少量ずつ与えます。膵炎の治療中や療法食で管理している場合は、手作りおやつを追加する前に獣医師へ確認しましょう。
鶏ささみを使った低脂肪おやつ
鶏ささみは脂肪が少なく、手作りおやつにも取り入れやすい食材です。
筋や皮を取り除き、味付けはせずに茹でたり蒸したりして、中までしっかり加熱しましょう。
加熱後は愛犬が食べやすい大きさにほぐし、油や調味料を加えずシンプルに仕上げます。
野菜を使ったシンプルなおやつ
野菜を使うときは、犬が食べられるものを選び、油や塩、砂糖などで味付けせずに調理しましょう。
硬い野菜は茹でたり蒸したりして柔らかくし、愛犬が食べやすい大きさに細かくしてから与えます。
ペースト状にする場合もバターや油は加えず、野菜だけでシンプルに仕上げると脂肪を抑えられます。
膵炎の犬向け手作りおやつの作り方
膵炎の犬向けに手作りおやつを作る場合は、材料だけでなく調理方法や保存方法にも注意が必要です。
ここでは、材料の選び方から基本の作り方、保存方法まで順番に解説します。
材料選びでは脂身や味付けを避ける
手作りおやつの材料は、脂身や皮を取り除き、油やバター、塩、砂糖などを加えずに使いましょう。
膵炎では低脂肪の食事が選ばれることが多いため、材料に含まれる脂肪量も確認しておくことが大切です。
療法食で食事を管理している場合は、手作りおやつを加えてもよいか、事前に獣医師へ相談してください。
基本の作り方と与える前の冷まし方
材料は茹でたり蒸したりして中までしっかり加熱し、油を使った焼き物や炒め物は避けましょう。
加熱したあとは室温程度まで十分に冷まし、愛犬が食べやすい大きさに切り分けます。
初めて与えるときは少量から始め、食べたあとの様子も確認してください。
作ったおやつの保存方法
手作りおやつは保存料を使用していないため、すぐに食べない分は密閉容器に入れて冷蔵保存しましょう。
冷蔵したものは数日以内を目安に使い切り、長く保存したい場合は1回分ずつ小分けにして冷凍すると便利です。
冷凍したものも2〜3か月程度を目安に使い切り、においや見た目に変化がある場合は与えないようにしてください。
膵炎の犬に手作りおやつを与えるときの注意点
膵炎の犬に手作りおやつを与える場合は、低脂肪の材料を使っていても、量や与えるタイミングに注意が必要です。
ここでは、少量から試す方法やおやつの位置づけ、治療中や再発歴がある場合の確認点について順番に解説します。
初めて与える場合は少量から試す
初めて手作りおやつを与えるときは、いきなり多く与えず、まずは少量から試してみましょう。
一度にたくさん与えると、嘔吐や下痢などが見られたときに原因を判断しにくくなることがあります。
与えたあとは数時間から翌日まで、食欲や便の状態、嘔吐など普段と違う様子がないか確認してください。
おやつは主食ではなく補助として与える
手作りおやつは主食の代わりにするのではなく、普段の食事を補うものとして少量を与えましょう。
おやつが増えるほど1日の摂取カロリーや脂肪量も増えるため、普段の食事とのバランスを考えることが大切です。
特に膵炎の犬は食事管理が重要になるため、おやつだけでお腹いっぱいにならないよう量を調整してください。
治療中や再発歴がある場合は確認する
現在膵炎の治療中であったり、過去に膵炎を繰り返していたりする場合は、手作りおやつを与える前に獣医師へ相談しましょう。
低脂肪の材料を選んでいても、そのときの体調や治療内容によっては、おやつを控えたほうがよい場合があります。
食事制限や療法食を指示されている場合も、自己判断で追加せず、与えてよいものや量を確認しておくと安心です。
まとめ
膵炎の犬に手作りおやつを与えるなら、脂肪の少ない材料を選び、油や調味料を使わずシンプルに作ることが大切です。
最初は少量から与え、食欲や便、嘔吐など普段と違う様子がないか見守りましょう。
手作りおやつはあくまで普段の食事を補うものです。
特に治療中や膵炎を繰り返している場合、療法食を続けている場合は、愛犬の体調に合ったおやつを安心して楽しめるよう、事前に獣医師へ相談してから取り入れてみてください。